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詩のようなものたち

部品

作者: 暮 勇

 スタートラインはまるで違う。同じという人は嘘つきだ。

 まずは生地が違う。同じ鞄を作るにも、合皮と本革じゃあ、肌触りも、光沢も、まるで違う。

 つまりは見目が、違うんだ。それで同じ商品ですは、詐欺でしょう。

 そもそもなんで、モノなんだって?

 よく言うじゃない。社会の歯車って。

 そこは、将来磨耗して、欠けてゆく部品を調達する場所。部品のために、なんて、考えない。

 全ては大きな機械のために。機械が動けば、それで良し。

 いったいなんの場所だって?

  皆が通る、黒いスーツ。黒い髪。真っ直ぐな黒いまなこだよ。

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