文々。新聞:喧嘩勃発!? 陰陽のおふたりにインタビュー!
こんにちは!
幻想郷最速の新聞記者、射命丸 文です!
最速ですが遅くなってすいません!
作者さんから催促がきたので急遽記事にした次第です。
他にも取材して欲しい人がいるのだとか!
更に新しくここにきた方という情報も入っています!
あやや、いつの間にまた新しい方が幻想入りしたんでしょうか?
すぐに気づいたと思うのですが…
というわけで、前書きは広報担当、射命丸 文がお送りしました!
今回、文々。新聞社の記者射命丸 文はユイ氏の憑神である『太陽龍」氏と「太陰龍」女史にインタビューをする事となった。
文「今回はよろしくお願いします!」
陰「よろしく頼む。」
陽「よろしくな!」
文「では、早速質問していいですか?」
陰「あぁ、構わない。」
文「陰さんと陽さんはどうやって出会ったんですか?」
陽「ん〜。正直出会ったって感じでは無いんだよな。」
陰「あぁ、意識が吹き込まれた時にはお互いが目の前にいた様な状態だったからな。生まれた時から対となり均衡を保つ存在。似たものを取り上げるなら双子みたいなものだ。」
文「なるほど、仲がいいんですね。」
陰&陽「「よくない。」」
文「説得力がありませんよ…」
陽「陰は臆病者だ。そのせいで何があっても常に群れて行動する。」
陰「陽は騒がしい。何か小さな出来事でもすぐに大騒ぎをする。」
そう言うとお互いに火花を散らす2人。
文「おふたりには、太極という姿があるそうですね。」
陽「ん? あぁ、院と陽この2つの極めた姿があれだ。」
文「あの姿になった時はどちらの意識が優先されるんですか?それとも全く別の人物として3人目の意識が出て来るんですか?」
陰「なんというか…3人目の人格が出て来る事はない。あの姿ではふたりの意識は一応ある。ただ、不思議とあの姿だと意見が割れない。普段は必ずと言っていいほど食い違うのだが。」
陽「いつもああなら陰も便利なんだがな。ついでに太極の姿はなっているだけで力を消費する。長い時間はなれないっていう制限付きだ。剣の時はいいんだがな。」
文「あやや、次の質問に先に答えられちゃいましたね。じゃあ…なんで剣の時の方が良いんですか?」
陰「まず1番にアイツ(ユイ)の力を借りて剣の姿になっているからというのが良いところだ。姿を保つのが難しくなったら霊力や魔力をアイツから貰えるからな。」
陽「常に均衡の力を取り合いながらあの姿を取らないといけないから太極か剣かより『混淆』…混じり合う事をそういうんだがそうするより別で動いた方が長時間動けるのさ。」
文「なるほど。ところでユイさんとはどれくらいの付き合いなんですか?」
陰「そうだな…アイツが牢に閉じ込められる前だけなら約1000年位だ。」
陽「アイツの物になったのはアイツが100歳くらいの頃だな。」
文「ちなみにおふたりは『アイツ』呼ばわりしてますがユイさんの事はどう思っているんですか?」
陰&陽「「めんどくさい奴。」」
文「見事に被りましたね…」
陰「普段は陽とは違う意見だがこればかりは揃う。」
陽「そうだな。アイツは良くも悪くも結構俺達をこき使う。急に呼び出されたと思ったら手入れされたり、剣の相手をさせられたり、普通の従者や弟子は主人にご機嫌を伺ったりするだろ? アイツは機嫌を取っても意味がない。気分屋だからな。」
文「あやや、随分と扱いがめんどくさそうな主人ですね…」
陰&陽「「実際めんどくさい。」」
文「なんか…ごめんなさい…」
陰&陽「悪いのはアイツだからな?」
文「立場逆転してませんか?」
陰「あぁ、すまない。陽、お前も謝れ。」
陽「なんでだよ!」
陰「お前が騒がしいからだ。」
陽「どうやらその口を利けなくして欲しい様だな。」
陰「ほう、お前如きに止められるかな?」
文「あの〜、お2人とも取材の事を忘れてませんか?」
陰&陽「後にしてくれ!」
文「失礼しました〜!」
陰と陽に取材を受けてもらいました。
まあ、荒れる事荒れる事…
弾幕ごとになったので、文さんには撤退していただきました。
まあ、彼女の被弾の心配はしてませんがね。
取材は無理だろうと。
次回はあの人に取材をしていきます。
乞うご期待。