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アナザーストーリー:洩矢 諏訪子の後日談

やあ、私だよ!

守矢神社の祭神の1人、洩矢 諏訪子だ!

突然だけど、竜人戦争で私は結界にある別世界に閉じ込められたって話を万桜龍だっけ?がどっかで言ってたよね。

それで、閉じ込められた時の私の様子が執筆されていないことに作者が気づいてね~

天狗の新聞記者が用意したマイクの前に座って今こうして話しているってわけだよ。

コホン、じゃあ話していこうかな。

結界にの内側に閉じ込められた私とミシャクジさまが最初に見たのはキトラの奴だ。

あんにゃろーは薄ら笑いを浮かべながら丸腰で立っていたんだ。

もちろん、彼の能力は事前に聞いていたから臨戦態勢に入ったよ。

ミシャクジさまたちも奴から何かやばい空気を感じ取ったのかいつでも弾幕が吐けるように構えてた。

あっ、話がそれちゃうけど私が「やばい」っていったのは比較的こっちでは新参者だからだよ。

さすがに古参の奴が「やばい」って…それはそれでやばいよ~

話を戻すね。

私と対峙したキトラは両手を広げたんだ。

そしたらなんて言ったと思う?

「交渉しよう。」なんていいだしたんだ。

ここからは私が語るより実際の現場を放した方が早いね。

じゃあここから先は再現になるよ!



「洩矢 諏訪子さん、交渉をしませんか?」

「…なんであんたと交渉なんかしないといけないのさ?」

諏訪子が返すとキトラは少し考え込んだのちこう答えた。

「互いの利益の為…なんていうのはどうですか?」

「断る。」

「絶対信仰、なんてのはどうですか?」

それを聞いた瞬間、諏訪子は絶句した。

「絶対…信仰…」

「そうです。私が支配を成し遂げた暁には、博麗神社なんて卑しい神社も、命蓮寺なんて汚い寺も、神霊廟なんて妄想集会所もすべてを破壊して守矢神社の信仰だけをするようにさせます。」

「…そんなもので」

「動かされていますよね?」

図星を刺された諏訪子は心の動揺を大きくした。

(こいつ…神をも恐れぬ所業とはよく言ったものだな…)

既にミシャクジさま達は厳戒態勢に入っている。

その姿を見て諏訪子は心を固めた。

「ふぅ…まったく怖いもの知らずだね~君は。」

「えぇ、手段は選びませんよ?」

「だが断る。」

諏訪子はキトラを見据えて言い放つ。

キトラもそれが分かっていたようで微笑み1つでそれを受け入れた。

「私はそもそも信仰になんてあまり興味もないし、動揺したのもそれを受け入れれば加奈子たちが喜ぶかもしれないと思ったから。」

ミシャクジさまも同意するようにシューシューと音を立てる。

「信仰の力とは己の実力で手に入れる物! 私の名は洩矢 諏訪子! 祟り神にして土着神の頂点! キトラ…神の遊戯を始めようじゃないか。」

諏訪子が言い終えるとミシャクジさまたちは一斉にキトラに飛びかかった…



とまあこんな感じでやや美化されちゃったけど交渉は決裂したわけだよ。

心を揺さぶられなかったかといわれれば嘘になる。

だって考えてみて?

世界中のお金の所有権が全部自分のものになるんだよ?

作るも無くすも自由自在。

そして、世界はお金で回っている。

だから何でも買えちゃうんだよ?

神様の世界でも似たような感じでね~

幻想郷の信仰が守矢神社に集まる。

そうなると唯一神も同然。

そして神の世界では信仰の強さで力関係は回っている。

だから誰が攻めてきても必ず勝てちゃう。

たとえ、天照大神でも須佐之男命でも武御雷でも。

恐ろしいよね~

そんな誘惑に私は「NO」を叩きつけてやったわけ。

そしてミシャクジさまがキトラに飛びかかった。

ここまでは順調だったんだよ。

問題は、キトラの強さが規格外だったってこと。

ミシャクジさまは全部で16匹連れて行ったんだけどその攻撃をキトラはすべて捌いて見せた。

その瞬間、私たちは嫌でも思い知らされたよ。

生滅する覚悟で行かないといけないってね。

怖かったよ。

おちゃらけた態度抜きにこれは怖かった。

それから私たちはありとあらゆる弾幕、スペカで攻撃を仕掛けてみたんだ。

《開宴「二拝二拍一拝」》なんて小手試しから本気のスペカ《祟符「ミシャグジさま」》まで。

私たちもどれかは当たるだろうって思ってたんだ。

ただ、奴には一切歯が立たなかったよ。

どんなスペカでも精々足止めが良いところ。

被弾なんて夢のまた夢だった。

素直にびっくりしたよ。

だって今まで私の弾幕に被弾しなかったのは霊夢くらいだもん。

結界なんてチートをどうやって攻略するんだって話よ~

魔理沙でも1回は被弾してたのに。

キトラは被弾の気配すらなくむしろこっちが死を覚悟する程度には接近してきた。

残念ながら肉弾戦は私の分野じゃなくてね~

武御雷か須佐之男命の仕事だよ。

そもそもか弱い女の子の諏訪子ちゃんにはそんなことは出来ない訳でして。

そのたびに逃げ回りながら弾幕を打つしかないもんだから大変だったよ。

ミシャクジさまは何匹か犠牲になった。

結果的に残っていたのは4匹だけだったよ。

そしてそんな絶望感が最高潮に押し寄せたときキトラはパッと動きを止めてこういったんだ。

「おっといけない。私の兵との合流に遅れてしまう。」ってね。

ふざけるなって感じよ。

でも、自分が助かったってことの安堵の方が大きかった。

最低なのは分かってるよ?

だって、助かったのは自分の命だけで今度は味方の命が危険にさらされているんだから。

それでも安堵してしまう程に奴は強かった。

そして何より、ねっとりとした殺気を纏っていた。

常に柔らかな態度の裏には殺気があってその殺気は拭っても拭ってもまとわりついてくるんだ。

気持ち悪かったよ。

そして、どうやってかキトラはその場から姿を消した。

でも、天才の諏訪子ちゃんは気が付いちゃったんだな~

キトラが出ることが出来るってことはどこかに裏口があるってことにね。

そうと決まれば話は早い。

私は残ったミシャクジ様と一緒にあちこちを探し始めたんだ。

説明はしてなかったけどこの別世界ってのは紫の隙間みたいなものでね。

抽象世界が広がってたわけだ。

それで、あちこちを探してみたらその鍵の手掛かりがあったんだ。

抽象世界の中に少し、違和感を感じるものがあってね。

そこを軸にどうやら魔法陣が描かれているみたいだった。

それをミシャクジさまに教えたらあっという間にミシャクジ様は解錠してくれた。

流石はミシャクジさま。

結果はあっけないけどこうして私は脱出に成功したのでした、ちゃんちゃん。

ただ、思った以上に向こうでは時間が流れていてね。

気が付いたら宴会の直前だったよ。

ほんと、間に合ってなかったら今頃あうあう言ってたよ。

ということでこんな感じかな?

まぁ、作者がこれを取って何をするのかは知らないけど、キトラのやばさだけは伝わったかな?

きっとみんな、「竜人戦争」について話すとしたらキトラの強さをまず話し始めると思う。

だって…彼はそれほどまでに危険な人物だったから。

だからもし、キトラが甦ったときは気を付けてほしい。

そして、逃げてほしい。

奴は力でどうにかなる相手じゃない。

ユイがいるうちは互角の戦いが出来るかもしれないけどもし、幻想郷の守護者がいなかったら逃げてほしい。

彼は頭脳要員だけど、戦闘力も普通の奴より高い。

今の幻想郷の者では倒せない。

だから、作者がキトラの対策として保管していることを私は望む。

彼は絶対悪ではないのかもしれない。

だが狙った獲物は絶対に逃さない奴だ。

蛇のようにゆっくり、素早く、そしてゆっくりと狩りをする奴だ。

これ以上言うとなかなかシリアスになっちゃう気がするからパスね。

それじゃあ、またね!

お相手は洩矢 諏訪子ちゃんでした!

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