参:神無の苦悩と父と猫 〈類友ってホント!?〉
今俺は悩んでいます
(かれこれ1時間ほど)
今日は金曜日
もちろん平日で学校がある
しかし、彼女→朱祠さんを家に置いたままで大丈夫だろうか?
小次郎さんがいるけど、なんか不安だし、昨日みたく満身創痍になられても困る
(帰宅して家が殺人現場みたいになってるのは激しくお断りしたい)
かといって学校に連れて行くわけにもいかない
どうしたものか‥
『神無、学校はいいの?』
猫の小次郎さんが見上げてくる
「ん〜、今悩み中」
『なんで?』
「朱祠さんを家に置いたままでいいのかな‥と」
『あら、私がいるじゃない♪』
それも若干心配が‥
『何か言ったかしら?』
エスパー!!?
「いいえまったく!!是非お願いします!」
というわけで、小次郎さんの脅し‥ゲフンッ‥申し出を受けて学校に行くことになりました
「じゃあ、お昼は冷蔵庫にあるから温めて食べてよ!朱祠さんは、なんかあれば小次郎さんにきいて!」
「わかりました」
『小次郎さん、お願いしますね』
「任せてぇ♪」
ちょっと、いやかなり不安だが‥
「なら、行ってきます」
バタンッ
俺が出て行った玄関で小次郎さんが不吉な笑みを浮かべていたなんて知りもしなかった
学校に着いた俺
賑やかな教室には既にいつものメンバーが揃っていた
「お〜来たか如月」
「おはよーさぁん」
「」「おす」
え〜紹介します
上から
久保田純(クボタ ジュン 女)
流涼(ナガレ リョウ 男)
桜庭暁(サクラバ アキ 男)
という俺の仲間です
純が俺の前の席に座る
「遅かったな、寝坊か?」
「いや、ちょっと色々あってな」
隣の席の涼は俺の顔を覗き込む
「えらい疲れた顔してなぁ、大丈夫なん?」
「おぅ!」
俺の後ろの席は暁
「‥女」
ギクッ
「「は?」」
純と涼が反応した
「ぐ〜Z-z-z-」
問題発言して寝んなーー!!
スパーーーーンッ!!!
「そこで寝るんかい!」
お〜さすが関西人
ナイスツッコミ!
ハリセンどっから出してんだ?
暁はやけに勘が鋭いから怖い
つーか‥純と涼の視線が痛い
「あ〜はいはい、ちゃんと説明するからとりあえず睨むなって!実は・・」
バァーーーーーン!!
ガシャーン!
「はいはい皆さん席ついてぇ、出席とるわよぉ!」
いやいや、扉壊れてるから!
純が入ってきた担任に声をかけた
「かんちゃん、扉‥」
「あらやだ、またやっちゃったわぁ〜、まぁいっか!後で校長に直してもらうわ♪」
このデンジャラスな俺達の担任
神田春樹
正真正銘のオカマ(怪力)教師
顔はかなりの美人(見た目は女にしか見えない)
通称かんちゃん(下の名前で呼ばれるとキレる)
「で、みんないるわね!」
「はい!!」×クラス
「OK!ホームルーム終了♪じゃあまた帰りねぇ〜」
そしてかなりのテキトー人間
扉‥直そうぜ
「如月!」
「神無ちゃん!」
フルネームありがとう
「はぁ‥じゃあ説明は屋上でするよ、ジジもいるだろうし」
なんて言おうか‥
というわけで4人、屋上に来たはいいが・・・
〈よぅお前等!〉
「如月殿」
『あら神無♪お友達?』
なんで此処にあんたらがいるんだーー!!?
〈驚いてる驚いてる(笑)〉
「(笑)じゃねぇ!!」
〈いやぁ、朱祠が学校に行ってみたいっていうから小次郎に連れてきてもらったんだ!〉
『あーちゃんったら神無がいなくなって寂しそうだったしね!』
「こ、小次郎殿!?」
「あ〜そうなんだ・・」
もういいよ(泣)
大人しく待ってるなんて思ってなかったから‥
『で、そちらは?』
しまったぁぁぁぁぁ!?
すっかり忘れてたけどなんて説明すりゃいいんだよ!
「久保田純です!ちなみに生徒会長っす!」
「流涼や」
「‥桜庭暁」
『私は小次郎っていうの!』
「御叉狩朱祠です」
〈御叉狩珠己だ!元満三郎だ♪カッカッ!あ、朱祠は俺の娘なV〉
「あ、ジジじゃん!」
「ホンマや!つーか2人ともえらい美人さんでビックリしたわ〜!」
『上手いわねぇ♪』
「小次郎‥如月家の猫?」
『そうよぉ!』
「え!?あの黒猫かいな!」
「へぇ〜スゲー!!」
〈俺は現役閻魔だぜ!〉
「マジかよ!うわぁ初めて見た!」
「朱祠、次期閻魔?」
「ええ、そうです」
〈相変わらず飲み込み早いな暁は〉
「なんやスゴいこと尽くしやなぁ!まぁ、ひとつよろしゅうね♪」
「よろしくな!」
「よろしく‥」
『神無ぁ〜いつまでいじけてんのぉ?』
だってこいつらの反応おかしいだろ!
何の疑問も持たずに納得したし・・
俺の苦悩の時間を返せ!
「如月殿?」
「うぉわっ!?」
いつの間にが目の前に朱祠さんがしゃがんでいた
「勝手にきてすいません。学校がどういう所か知りたくて‥ご迷惑をおかけしました」
しゅんと沈んでしまった
「ああいや、全然大丈夫だから!ちょっとビックリしたけど迷惑じゃないし、あいつら変わってるけどイイヤツらだから仲良くしてやって」
ハハッと笑った
「はい」
朱祠さんも安心したみたいだ
よかった
朱祠さんが落ち込むとなんか罪悪感が湧いてくるんだよなぁ〜
『あーちゃん大丈夫よぉ、神無は』
どーゆー意味ですか!?
〈そーだぞ、もっとワガママいっちゃえ♪〉
アンタは自粛しろ!!
「神無は尻に敷かれるタイプやなぁ、しかも無自覚で」
「あ〜絶対な!でもいいんじゃね?だって如月って案外‥」
「M」
「そーそー!」
「誰がMだ!!」
「「如月神無!」」
そんなに断言しなくても‥
ポンッ
「‥ドンマイ」
暁、テメェェェ!!
〈朱祠、人間も楽しいだろ?〉
「ええ、如月殿も周りの方も皆良い人ですね」
『類は友を呼ぶって言うしね♪』
〈十分に楽しんでこい!時間はたっぷりあるからな!〉
「はい!」
「朱祠さーーん、ちょっと来てーー!」
「はい、今行きます!」
『楽しそうじゃないの』
〈あぁ、ほんとにな。だが‥〉
『表情は戻らない‥か』
〈・・・・〉
『あの子の傷は治りきってないのね』
〈だからこそ現世に連れてきたんだ〉
『如月神無・・あの子の傷もきっとまだ治ってない』
〈ああ、この歯車がうまく噛み合ってくれることを願うばかりだよ〉
『ホントにね‥』
ギャーギャー騒ぐ5人を見つめて、閻魔は伸びをした
〈さぁて、考えてばかりも気が滅入る!気楽にいこうか、小次郎〉
『そうね、考えるよりまず行動ね♪じゃあお茶にでもしようかしら!』
〈お、いいねぇ♪〉
『かーんーなー!飲み物買ってきてちょーだぁい♪』
「俺はパシリじゃねぇぇ!!」
願わくば‥一日も早く2人に幸あらんことを
プラスマイナスを読んでくださっている皆様、ありがとうございます!改めましてPIPPIです。えぇ、ここで少し補足を入れておきたいと思います!タイトルに¨閻魔¨と表記する事が多々ありますが、朱祠ちゃんの事を指します。現役閻魔様は、パパやらなんやら別表記にいたしますのであしからず!キャラクターのプロフィールもおいおい書いていきます。では、今後も私共々よろしくおねがいします!PIPPIでした〜♪