メイドとの出会い
出来ました!
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俺は目を覚ました。
「ピクー!」
ピクシーは俺を木の下に置いていくと天界に戻っていった。
周りを見回した。
見た瞬間絶望したけどな。
「これ、異世界やん」
見たこともないでっかい山や変なバケモノもいて空を見上げるとドラゴンが火吹いてるし...。
「あんのやろ...!」
ピローン
1着のメールが俺に届いた。
転生される前に初期説明はされていたのですぐにメールを確認することが出来た。
「えーとなになに...」
俺はメールを確認した。
晴太郎へ
目覚ました?
まじざまぁwww
私を傷つけた罰だ!
さっさと死んで私に謝れ!
あと一応異世界送ったらメイドを送る決まりになってるから一応送っとくはメールボックスから好きなメイドを選択したら、十秒後くらいには出てくるから安心して。
それじゃさいなら〜
ゼルネより♡
お前が死ねと思いながら俺はメールボックスを開いた。
「えーとこれか...」
転生特典てのもあり防具や武器、少しの金が用意されていたがメールの要件欄に「メイド選択」というものがあったからすぐ見つけることが出来た。
メイドの種類は三種類あった。
「種類は...バトルメイドとサポートメイドと...ん?なんだこれ?ドラゴンメイド?」
説明を見たところバトルとサポートはその名の通りにバトルをしてくれるのと主人をサポートしてくれるメイドだった。
ドラゴンメイドというのはメイドがドラゴン化し、様々なところを自由に旅できたり攻撃できたりするものだった。
「これはドラゴン一択だろ」
俺はドラゴンメイドのボタンをダブルタップした。
するとドラゴンの翼を持った少女が光をまといやって来た。
「初めましてご主人様。私はスーフェルト・ドラニキアと言います。これからよろしくお願いします」
女神が降臨した。
めちゃくそ可愛いし、しかもドラゴン化したらメチャ強いとかチートやろ。
これはあたりを引いたと俺は思った。
「お、おう。よろしく。俺は大和晴太郎だ」
はいといって俺に満面の笑みを見せた。
初めて異世界に来て良かったと思った出来事だった。
◇◇◇◇
俺達はすぐ近くにある村まで歩いていった。
さすがにさっきあったこの子の背中に乗るわけにもいかないしな。
「大和様はなぜ異世界転生を?」
美しく通った声で俺に問いかけてきた。
「ある女神に勝手にやられた」
「本当ですか...それは残念なことを」
「まあお前と出会えて良かったよ」
「それはなによりです」
楽しい時間を過ごしているうちに俺達はこの世界有数の都市ローヴェルに着いた。
「ここには冒険者ギルドがあります。あと宿も沢山あり駆け出しの街とまで呼ばれています」
「駆け出しの街か...なんか楽しくなってきた!」
「はい。私もです」
「とりあえず冒険者ギルドにでも行っとくか」
「分かりました。ついでにギルドで魔法調査も行いましょうか」
「魔法調査?なんだそれ?」
「人が持っている魔力を測定するんですよ。それの魔力に応じて、人が使える魔法が決まっているんです。A、B、C、D、Eランクに分かれています。私はメイドなので魔法は使えませんが」
「そうか。分かった」
俺達は冒険者ギルドへと向かった。
◇◇◇
冒険者ギルドは少し騒がしく、カウンターには3人くらい並んでいた。
金返せーーとか医療費払えとか冒険者の闇を見てしまった。
奥の方では随分とガヤガヤしていた。
「あっちでガヤガヤしてますね。どうしたのでしょう」
「地図を見るとあっちは魔力調査っぽいぞ」
「さきにあっちにいってみますか?」
「登録はいつでも出来るもんな。それじゃ行くか」
俺達は奥の方へ進んだ。
「当たったぞーーーー」
一人の男が高級な剣らしきものを持っていた。
「あれは?」
「あれは伝説の剣ですよ。聖剣エクスカリバー。どこかのおとぎ話で聞きませんでしたか?」
「あのアーサーが持っていた?」
「はい」
少し驚いた。
この世界にもエクスカリバーが存在するなんて。
「じゃあ測ってくる。スーフェルトはそこで待っててくれ」
俺は手を振り、測定器へ向かった。
◇◇◇
「あんちゃん新人かい?」
一人の鍛冶師の様な人にそう言われた。
「はい。魔力調査に来ました」
「そうか。じゃあこの装置に手を触れてくれ」
俺は右手で装置を触れた。
「ん?これは...あんちゃんこれはすごいぞ!」
そうだろうと確信はあった。
なにせゼルネに「ステータス変えとくから」
と言われたからな。
最強になってるに決まっている。
「で?ランクは?」
「Eだ。全部最低値」
「は?」
ざっこやざまあとかおつかれ〜などと周りからの揶揄が聞こえてくる。
「あんちゃんは魔法使いにはなれんなあ」
「ちょ...ちょっと待ってください。機械がぶっ壊れてるだけなんじゃ...」
「うるせえ。さっさと消えな!」
俺は後ろで待っている人たちに体を退られ、とぼとぼとスーフェルトが待つところに帰った。
◇◇◇
「お疲れ様です。どうでしたか?」
「全然ダメだったよ。全部最低値でEランク」
「そうでしたか。お疲れ様です。あと私のことはスーフェで大丈夫ですよ。友達からもそう言われてますし」
「じゃあ俺も晴太郎でいいよ」
「分かりました。晴太郎様」
と俺達が話している時に一人の少女の声が聞こえた。
「おーい。スーフェ〜!ここにいたんだ!」
そこに現れたのは俺をこの異世界に送った堕天使のゼルネだった。
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