始まり、そして、終わり
---数億年前---
神々が起こした大戦争、通称「ラグナロク」そこから時を経てこの世界が作られた。
そして、現在、人間が住む世界へ
---???---
〇〇〇〇 おれたちは間違ってないよな。
〇〇〇 大丈夫、君は間違ってないよ。
〇〇 さあ、全てやり直そう
---現在---
海に囲まれた地図で見ると小さく住むには十分な島「海神島」。
周りは山に囲まれ、その中心には豊かで華やかな村があった。
「お前ら今日は、祭りなんだから準備手伝えよ!」
神白龍牙「パパ、わかってるよ、夕方には戻ってくるよ」
琉牙•父「全く、遊んでばっかだなあいつは」
琉牙•母「遊ぶのが仕事なんだから、いいじゃない」
父「それもそうだな、おれは村長と祭りの打ち合わせ行ってくるよ」
母「いってらっしゃい」
<龍牙の家は、村の中でも奥にある木で作られてはいるが立派な家、川を超えると多くの家がありその奥には誰もが愛する大樹がある>
淡青竜也 「おせーよ、龍牙!」
龍牙「ごめんごめん、今日で何試合目だっけ?」
(少し慌てながら走り、竜也の元へ駆け寄る)
竜也「今日で、ちょうど100回目だ、今日勝ったらお
れの方が上回るからな」
(自慢げな表情を見せる竜也)
黄紙りん「違うでしょ、竜也が今日勝ったら50勝50敗で並ぶんでしょ、」
(いつも通りだなと思いつつ、困った顔をみせる)
竜也「あ、そっか、今49勝50敗か、よくわかんないからもういい、とりあえず勝つぞ」
龍牙「僕だって負けないよ、いくぞ、竜也!:」
竜也「ああ、!いくぞ!」
何もない草原に、木刀の音が響き渡る
バシッ、バシッ
竜也「どうした、こんなもんかよ!」
龍牙「まだまだ!」
りん「がんばれ」
(微笑みながら応援をかける、少し竜也を心配そうな眼で見る)
右に避け、左に避け、少しさがり間合いを取る
龍牙「うわ!」
(倒れかけるがギリギリの所で踏ん張る)
その隙を見ていた竜也
竜也「あめーぞ!おれの勝ちだ!」
龍牙「まだだ!」
木刀を上に投げる、そして竜也の一撃をかわし、左で地面と叩くように押す
そして、立ち上がり後ろに回る
投げた木刀を落ちる前に、拾い上げ後頭部を狙う一撃
竜也「なに、!」
龍牙「もらった!」
しかし、竜也に塞がれ、足を使い龍牙を蹴り飛ばす
右へ左へと攻撃を連打、押される龍牙
そのまま、木刀を飛ばされる
竜也「おりゃ!」
木刀を振りかざす
りん「そこまで!!」
試合の決着がつく
龍牙「うわー、負けたあ」
竜也「よし、これで50勝50敗で並んだな!」
龍牙「次は絶対負けないから!」
3人は小さな木下に座る
りん「ねえねえ、お母さんがおにぎり作ってきたから一緒に食べよう!」
龍牙「りんのお母さんのおにぎり美味しいから嬉しい!ありがとう!食べよう!」
竜也「りんが作ったんじゃねーのかよ、てか、作れないか料理」
りん「うるさいわねー、竜也にはあげない!」
竜也「それはねーだろ!」
3人とも楽しそうに笑う
龍牙「僕たち、10歳の時にこの木刀もらって3年くらい色団に入る為に稽古続けてきたけど、本当に入れるのかな」
竜也「入れるに決まってんだろ!というか何がなんでも入るわ」
りん「竜也はお父さんより強くなるんだもんね」
竜也「親父より強くなって、たくさんの人たちを守るんだ」
龍牙「僕も」
竜也「龍牙はいいよな、父親が元色団長だもんなー、」
龍牙「うん、あんまり詳しい話は聞いた事ないけどね、でも、竜也のお父さんとは組み手したことあるってよ、すごい強かったって言ってたよ」
竜也「そりゃそーだぜ、単純な強さだけで言ったら誰よりも強いんだからな、おれの親父は!」
りん「そろそろ、戻らないと、お祭り始まっちゃうよ」
竜也「そうだな!また、後でな!」
りん「うん!」
龍牙「わかった!」
それぞれ3人は祭りの準備の為、自分たちの家へと戻る
<色団というのは、海を渡った先にある王都の民を守る為に作られた団体で、この島から行ったものは誰もいない
だが、色団を引退し、この村に滞在する者たちが多くいる、龍牙の父、竜也の父もその1人だ>
---夕方---
龍牙•父「おいおい、もう祭りが始まるぞ、結局手伝い来なかったな、、」
龍牙「ごめんなさい、」
龍牙•母「今日の祭りの主役なんだから、そんなに強く怒らないの」
父「まあ、そうだな、準備しろ、もうそろ行くぞ」
龍牙「わかったよ、とりあえずお風呂入ってくる!」
母「あの破天荒さは一体誰に似たんでしょーね」
父「...」頬を赤らめる
---夜---
祭りが始まる
<祭りは海神祭といって、昔から伝統で行ってきた行事だ、基本的には子供を主役とし立派な大人になるためのものだ>
祭りの中心には、大きな焚き火がありその奥には大樹がある
そして、それぞれ家で作られた屋台があり円になっている
その円の中心には、皆んなの顔が見える台があり、周りに太鼓が並んでいる
村長•兜「今日はみな集まってくれて心から感謝する、例年通りこの祭りが無事に開催できて、わしは嬉しく思うぞ、オホホ」
拍手が飛び交う
兜「では、始めるぞ、空、頼んだ」
龍牙の父•空「みんな太鼓の前に並べ!」
村の父親達が太鼓の前に並ぶ
せーの!
ドンッ、カッ、カッ、ドンッドン、カッ
太鼓なら音と一緒に皆が歌い出し、踊り出す
〜歌〜
海神にー、守られて、世を渡り、船を出し、心ゆくまで笑いあかす、それっ、オ、オ、おどん、とかたたき、強さ求めて、戦い合う、それっ、オ、オ、おどん、神を倒す、色の橋、やっ、やっ、…
それぞれ、屋台を周ったり、歌ったり、踊ったり自由な時間を過ごす
兜「そろそろだな、空」
空「そうですね、」
兜「皆よ、集まれ!」
皆が村長•兜の前に集まる
兜「今日、村の大切なお守りを空から龍牙に受け渡す」
龍牙「え?ぼく?どうして、」
空「お前ももう14になる、この島では20から立派な大人とみなすが、その前にこの村の頭の息子として渡さないといけないものがある」
龍牙「わ、わかったよ」
2人が台へ上がる、村長が降りる
空「龍牙、いずれこの村を守っていくのはお前だ、お前が色団に入る為に稽古をしているのはわかるが、それはだめだ」
龍牙「え、、やだよ!僕は竜也達とこの村を出て色団に入るんだ!パパみたいに色団長になるために!」
空「だめだ、お前はいずれこの村の頭となるのだ」
龍牙「やだ、やだ!」
村長•兜「龍牙よ、これはしょうがないことなのだ、空が村に来て、お守りを受け取りこの村の頭となった、その時点で、その子となるものは頭となる運命なのだ」
龍牙「そんな、運命、嫌だ!」
龍牙•母「龍牙、、、」
竜也もりんも、悲しそうに見つめる
空が首にかけていた珍しいの形のペンダントを龍牙にかける
空「龍牙、このペンダントには力が宿っている、必ずお前の力になってくれるはずだ」
龍牙「なんで、僕なんだ、、」
悲しげな顔をしながら、貰ったペンダントをいじる
兜「よし、これで儀式も完了だ、皆のもの祭りを楽しむのだ」
ドドドド、ピヒュー、バコン
村中に響き渡るようなら音が広がる
村長•兜「な、なんの音だ!」
たった数秒で当たり一面が火の渦となる
村人A「なにが、おきてんだい」
龍牙•母「とりあえず逃げてください」
龍牙•父「いいから、逃げろ、はやく、村長はおれが連れて戻る」
村長•兜「空は、どこじゃ!わしは、ここにいるぞ」
龍牙•父「大丈夫ですか、状況はまだ掴めていないですが一旦ここは避難を」
それぞれが、逃げ出す
しかし、周りは火の海だ、逃げ場はなく皆バラバラになってしまう
瓦礫が落ち、屋台もボロボロになる
竜也「なんなんだよ、この状況は!りん!どこにいる?」
りん「ここにいるよ、竜也」
りんは、落ちた屋台に潰れていた
竜也「りん!どうして、こんなことに…」
りん「泣かないで、私は大丈夫だから」
竜也「...どうすれば、親父も母さんも見当たらない、おれがなんとかしなきゃいけないのに、、おれは弱い」
空から、轟音が鳴り響く。
嵐のような雨が吹き荒れ、雷がそこら中に落ちる。
まさに、地獄そのもの。
龍牙「なんだ、あれ」
龍牙•母「やっと見つけた、龍牙逃げるよ!」
龍牙「待って、ママ、あの空に浮いてるのはなに?」
(母と一緒に上を向く)
母「あれは、まさか、龍?」
龍牙「龍?こっちに来るよ、」
物凄い勢いで、龍牙の前に降りてくる、まるで雷のように。
そして、それは龍牙、龍牙の母[久遠]の前に現れる。
「やっと、見つけた」
龍牙「...」
久遠は、龍牙を抱き抱え、怯えた様子でそれを見る
それは、黒き龍から降りてくる。
キング「我が名は、キング」
「この世界を制する者だ」
「この島は、我が軍、[デスバタフライ]が占拠し、破壊する」
キングは、笑みを浮かべ、そして高笑う
その後ろには、5人の兵士。
キング「行け。」
アゲハ•クロ「まずは、ガキを狙え」
モンシロ•チア「私は、こんな汚いガキは触れたくないから無理よ。」
ホソバ•セセリ「ちょー、行ってくるわ」
ホソバが凄い勢いで、龍牙と久遠に襲いかかる。
久遠「だめ、龍牙だけは、だめ。」
ホソバの身体に、黒き模様が現れ、蝶の紋章が手に現れる。
ホソバ「死ね、[デス•メロセス]」
腕が黒い蝶のようなものに包まれ、ナイフのような鋭さで、手で突き刺す。
龍牙「ママ!」
泣きながら、母の中で叫ぶ
その時、疾風の如く速さで、ホソバの[デス•メロセス]を止める。
龍牙•父「[ホワイト•バリア]」
(白い霧が盾のように守る)
ホソバ「なに、!」
父「遅い」
(左につけた指輪から時空の歪みのようなものが現れ、◇の形をした日本刀のような刀が飛び出る)
目にも見えない速さで、ホソバの左腕を切る
そして、上空に蹴り上げ、回し蹴りでキングの前まで飛ばす
父「大丈夫か、久遠、龍牙」
「もう、大丈夫だ、父ちゃんが来たからな」
久遠「空さん、」
(涙を浮かべる)
龍牙「パパ!」
(笑顔を浮かべる)
そして、少し下がり2人で父•空も見守る
空「それでいい、後ろにそのまま後ろにいてくれ」
キング「お前は、[元色団長•白の虎•神白空]か、まさかこんな所にいたとはな。」
空「なぜ、おれの名を」
キング「言っただろ、我はこの世界を制する者と」
空「制するだと、お前のやり方はなにもかもが間違っている」
「[ブラック•コンバート]したものに何言っても意味はないか。だが、その方が迷わずやれる」
<龍牙は、少しぞっとした。なぜなら、父の顔は今まで見たこともない表情だったからだ。そして、そんな父の身体にも黒き模様が現れ、手には◯のマークのようなものがあった。>
キング「ホソバ、やれ、やれなければ我がやる、お前を」
ホソバ「もちろんですキング様、ちょームカつくので必ずやります」
ホソバ「[デス•ナイフ]!!」
(走りながら黒く鋭い針を飛ばす)
空は、相手の[デス•ナイフ]を全て避け、ジグザグに動き相手の目を追わせないように近づく
空「[白斬]!」
ホソバの右腕が、飛ぶ
慌てたホソバが自分の腕を投げ飛ばし、空の視界を遮る、そして、踵落とし。
だが、空が[ホワイト•バリア]で弾き、ホソバの踵落としが決まる前に、刀を刺した。
そして、そのまま2メートルほど飛び上がり地面にホソバを叩き落とした。
バギッゴン、
ホソバ「ぐはっ、なぜだ、強すぎる」
空「トドメだ、[カラー]」
(空の身体の◯の紋章が白い色に変化した)
ホソバ「なぜだ、白いアートは[カラー]できないはず、」
空「おれは、白を完成させた、[フルホワイト•インパクト]!」
(白いオーラの放った拳が地面を割るように放たれた)
バギッドカン
地面が地割れのように割れ、そこには血だらけのホソバがいた、だがもう黒い模様は消え、息を絶えていた。
空「次は、お前だ」
(険しく、怒りに満ちた表情でキングを見る)
アゲハ•クロ「キング様、ここはワタクシが参ります」
キング「いや、いい、我がやる」
アゲハ•クロ「なぜ、、いや、かしこまりました、ワタクシ達は残党を消してきます」
キング「ああ、誰1人残してはならない」
空「待て!」
空が待てと放った数秒間で、空と同じく指輪の力で時空に歪みのような物を出し、そこから黒く、龍のような赤い色をした大剣をとりだした。
そして、決して目にすることはない地面との距離に空の顔があった。
まさに、神速の速さで頭だけが斬られていた。
久遠「空さん、、!」
龍牙「パパ、!」
2人とも涙を浮かべながら叫ぶ
キング「あっけなかったな、なあ小僧そこに隠れてないで我を倒してみろ」
龍牙「僕が、倒す?」
龍牙の頭の中では恐怖という文字で、埋め尽くされていた。一歩も踏み出す勇気もない。
久遠「いかなくていい、大丈夫よ。私が守るから」
キング「おい、いいのか!わかるだろ、どう考えてもお前の母親じゃこのおれを倒すことはできない」
「それどころか、父親と同じ羽目になるぞ」
(不気味に微笑みながらキングは言う)
久遠「絶対に前に出ないでね、」
(強い言葉を放ってはいたが、声は震えていた)
それに気づく龍牙、だが、身体が言うことを聞かず、動かない
キング「誰も守れないんだな、ならば2人まとめて消してやる」
キングが2人に近づこうとした時、龍牙が母の前に立った。
キングは、にやりと笑みを浮かべゆっくりと近づく。
龍牙「ママは、僕が守る!」
(両足共に震えていた)
キング「大した根性あるじゃないか、よかろう、消えろ。」
キングは、龍牙に向けて大剣で斬りかかる。
久遠「やめてー!!」
久遠の言葉に共鳴するように、龍牙にかけられたペンダントが金色に光り出す。
そして、その光が緑に変わり、オーラのようなものが龍牙を包んだ。
龍牙「な、なんだこれ。身体が熱い」
キング「なんだ、この光は!」
(思わず斬りかかった大剣を振り下ろす前に目瞑る)
キング「うわ!」
キングが、20mほど飛ばされる。
キング「この我が飛ばされただと?」
緑に包まれたオーラから、龍牙の背後に人の様なものが現れる。
とんがった帽子を被り、髪は、白色で毛先が緑色、金と緑のコートの様な物を羽織い、左目は黒い眼帯の様なものをつけている。
???「龍牙、選ばれし者よ。私の力を使え」
龍牙「え、力?」
その瞬間、龍牙と人の様なものが一体化し、強くオーラを放った。
龍牙の脳内に力のワードが浮かび上がり、使い方も流れ込んだ。
龍牙「わかった、やってみる。」
キング「なに、をする」
大剣を自分の身体を守る様に構える。
龍牙「[グングニル]!!!」
龍牙が両手を広げると、横には光輝く大槍が現れた。
そして、キングの方へ向けて解き放たれた。
ゴゴゴ、バキッバキバキッ
地面が割れる轟音が鳴り響き、一瞬でキングの元へ。
キング「これは、少しまずいな。」
冷静なキングが、大剣で大槍を塞ぎ耐える。
一瞬、瞬きもする間もなく大きな光にキングと大槍が包まれた。
久遠「これは、神の力?」
光が消え、煙に包まれている。
だが、そこには黒い影があった。
キング「まさか、目覚めるとはな。さすがだ。」
(大きく笑った)
キング「合格だ。」
その言葉を放った瞬間、光の速さで龍牙の元へ行き肩に触れた。
龍牙「あ、あがっ、がが、ま、まもら、なきゃ」
龍牙を纏っていたオーラは消え、瀕死になって龍牙は、母の前に立っていた。
キング「この力はお前に授ける、立派な男になったら渡しに来い。」
キングが龍牙の肩に触れた瞬間、黒い闇のオーラが龍牙の身体をまとい、体の中へ入り込んでゆく。
龍牙「な、に、を」
「した、」
龍牙は、前に倒れた。
そして、キングはすぐに久遠に近づき大剣を振り下ろす。
その後、黒くそして、金色にキングの身体の模様が光だした。
キングの仲間から力の糸の様なものがキングに流れ、一瞬にして、空が黒くなる様なサイズの黒龍へと変貌した。
キング(黒龍)「ぎえろ」
空に飛び立ったキングが、黒炎の咆哮を島の中心部に放つ。
全てが消える様に、黒炎が島中を焼いた。
1ヶ月が経った。
ゴゴゴ、ゴラゴラゴラッ
何十台もの魔法陣の様な模様が描かれたヘリが、島に降り立った。
???「大丈夫か!」
???「なんだ、この場所は。」
様々な色のコートを着た人々が、元々、人が住んでいた島とは思えない光景に言葉が詰まり絶句した。
???「この子はワシが持ち帰る」
???「生きてるんですか?」
???「ああ、息がある」
???「そんな、ここはあの黒い炎上から1ヶ月も経ってるんですよ。そんなわけないですよ。」
???「あの、ヘリ一台借りるぞ」
???「わかりました、ギランさんには、私から報告しときます。」
???「頼む」
そして、一台のヘリが島から旅立った。
主人公 「神白龍牙」かみしろりゅうが
父 「神白 空」かみしろ くう
母「神白 久遠」かみしろ くおん
主人公の親友
「淡青竜也」あおい たつや
「黄紙りん」きがみ りん
村長「兜」 かぶと
闇ギルド「デスバタフライ」
キング
アゲハ•クロ
モンシロ•チア
ホソバ•セセリ
???
???
六王武色団
ロクオウブシキダン
赤、青、緑、黄、紫、黒
会長•秘書 ギラン•バロニア




