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第18話 決着

おはようございます!

昨日日本対クロアチア見ていて寝坊しました!

すみません!

 俺は、デュラハンと対峙している。ルナが気絶したがシェスカに連れられて安全なところに行ったため、安心だろう。一人でこいつと戦うのは無謀なのだろうが、実は俺の目の前には、つい先ほどから通知が表示されている。



Information

必要レベルまで到達しました。職業を獲得しますか?


YES   /   NO



 そうついにレベルが10に到達したのだ。俺はYESを押す。すると俺の周りが光に包まれた。眩しくて目を開けていることができず瞑ってしまう。



 目を開けると手には盾が装備されていて、体は白を基調とした、少しシェスカとにている意匠の鎧に覆われていた。


Information

職業:聖騎士(パラディン)を獲得しました。

職業の獲得に伴い、聖騎士専用装備:AIGIS(アイギス)及びGiganto(ギガント)makhia(マキア)を装備しました。


『ルフレ、職業獲得おめでとう』


「ああ、まさか聖騎士とは思わなかったけどな」


『私は知ってた。説明は後でする取り敢えず今は目の前の敵を倒すことに集中』


「そうか、了解」


先ほどの発光により怯んでいたデュラハンも体制を立て直し、こちらへと襲いかかってくる。


『ルフレ、剣に魔力を纏わせて』


 俺は言われた通りに魔力を纏わせる。するとヴィヴィには、今までのような白い魔力ではなく、少し黄金の混ざったプラチナの魔力が纏われる。


『これがルフレの本来の魔力、聖属性だから悪魔族由来のあいつの黒い魔力にも対抗できる』


「了解わかった」


 そこからの展開は早かった。デュラハンとの打ち合いで拮抗できるようになった俺は吹き飛ばされることはもうない。正確に打ち合い、着実にデュラハンの体力を削っていく。殺されまいと、デュラハンも攻撃に力が篭り渾身の一撃を叩き込んできた。その一撃を俺はヴィヴィで往なし、そのままプラチナの魔力を纏わせデュラハンの心臓部を突き刺した。


「これで終わりだ」


 俺がそう言った直後、デュラハンの体は光の粒となって消えていった。


「「ルフレ!」」


 直後、シェスカと気絶した状態から回復したルナが俺の方へと近寄ってきた。

 

「ルナ! 大丈夫だったか? さっきはすまない。俺のせいで」


「んーん。大丈夫。こちらこそ何の役にも立てなくてごめんなさい」


「そうかよかった。気にするな、こうして倒せたんだから」


「ん、ありがと」


「シェスカも頼みを聞いてくれてありがとう」


「もう二度とないからね。次は私も最後まで戦うから」


「ああ、ありがとう」


「職業獲得したのね?」


「そうみたいだな。聖騎士だそうだ」


「「聖騎士?」」


 そうシェスカとルナが首を傾げた瞬間。デュラハンが出てきた扉の奥から足音が聞こえ始める。


パチパチパチパチ


「いやぁ〜素晴らしい。あのデュラハンは私が手に塩をかけて強化したものだったのだがこうも簡単に倒されてしまうとは」


 そのセリフとともに、貴族の礼服のような洋服を纏った男が歩いてきた。黒髪に赤眼をしたとても整った顔立ちである。俺たちはすぐに警戒した。


「……悪魔族」


 そうシェスカがこぼす。あれがこのダンジョンの異変の正体らしい。


「そうですね、確かにヒューマンからは我々は悪魔族と呼ばれているんでしたね。しかし、あなたたちが戦闘しているような低俗な連中とは一緒にしないでいただきたい。私は、そうですねあなたたちの言葉をとって言わせていただくと、悪魔族序列第九位イウァルトというものです。以後お見知り置きを」


「な!? 名持ち!?」


 曰く、シェスカたちが普段相手にしているのは名前を持っていない末端の兵士にすぎず、本隊の侵攻のための斥候をやらせていただけにすぎないという。俺たちはその言葉を聞いて、さらに警戒心を引き上げた。


「そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ。今、私にあなたたちをどうこうしようという気はありません。スタンピードを起こそうとする目論見も潰されたので一度本国の方に帰らせていただきます。次の侵攻の時までに力がついているといいですね」


 イウァルトがそう言った直後、その足元に魔法陣ができ俺たちの目の前から消えていた。全員一斉に無意識に息か止まっていたのか、呼吸を再開する。横ではシェスカが眉間に皺を寄せていた。


「多分このスタンピードは、二週間後の悪魔族の襲来に合わせて私たちの戦力を削るために準備されてたんだ。それに、あの悪魔族は格が違った。騎士団の総力を集めれば退けることはできるかもしれないけど、王都を守り切れるかと言われると怪しい」


「あいつはやばかった。序列第九位とか言ってなかったか? あんなのが何人もいた場合、すごくまずい気がするが」


「そうね、一歩も動くことができなかった」


 俺たちは、それ以降しばらくの間、一言も喋らずその場に立ち尽くしていた。



「ヴィヴィから少しだけ話すことがある」


沈黙を破ったのは人状態になったヴィヴィだった。


「ヴィヴィは、悪魔族に対抗するためにユグドラシルの力を使って女神様に造られた剣。シェスカとルナは聖騎士という職業を聞いたことがなかったはず。それは唯一ヴィヴィを手にした所有者だけがその職業につくことができるから。この世で一人しかいないユニークジョブその持ち主がルフレ。ヴィヴィを手にするのが誰なのか、それはルフレがこの世に生まれた時点で決まってた」


「そうだったんだ、確かにルフレ最初からものすごく強かったもんね。初めからヴィヴィを手にする資格があったんだ」


「そうよね、だって色々異常だもの普通冒険者になってから数日でCランクとか有り得ないものね」


「待て待て待て、話についていけないんだが?」


「わかりやすく話したつもりだった。まだだめ?」


「いや理解はできたがなぜ俺なんだ?」


「それはヴィヴィにもわからない。女神様にしか、それはわからない」


 つまるところ、ヴィヴィは大まかなことしかわかっておらず、なぜ俺なのかなど細かなところはその女神しか知らないのだそうだ。


「ルフレは職業が決まった。これからはその職業のおかげでさらに強くなる。ルフレが職業を獲得したことがわかったから、悪魔族もそれの対応について話し合わないといけない。だから、侵攻もおそらくすぐにくることは無くなった。これから、少しずつ、着実に強化していく必要がある。それはルフレだけじゃない、シェスカもルナも一緒」


 その言葉を聞いて、俺たち三人はひとまず安心した。なぜかはわからないが、ヴィヴィの言うことは信じることができた。強くならないといけない。そう俺たちは思った。


「とりあえず今日は休もうよ」


と、シェスカが言った。


「そうね、少し疲れたわ」


「そうだな、色々と急すぎた。ルナも一度医者に見てもらおう」


 強くならないといけないとはいえ、俺たちは今すぐに動ける状態ではなかった。シェスカも今回のことを王城に話さねばならなかったため、俺たちはダンジョン探索を終え帰路についた。

ついにルフレが職業を獲得しました。


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