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詩*夜空へ*

オネガイヨゾラ

作者: a i o

我儘な身の上話を聞いて夜空

星をタップして追加する逸話

きっと耳をそばだてられてる会話

結局はすべてさらけ出してる

演じていた面の皮を剥がして

素顔のまま迎える朝に怯えている


これは子守りうたじゃないの夜空

ため息に似たものばかり寄せ集めてうたう

隠しておきたい秘密は

すかさず暴かれたがっている矛盾

どんな暗さの闇で包んでも

星明かりが射すための穴をあけている


懲りずにうたうから呆れないで夜空

昨日のうたは忘れたから

また繰り広げる醜態

逃げ込むは蒲団の中の安全地帯

零れ出たため息のすべてを(よじ)れば

きっと私になるだろう


だからたまらずに見上げるの夜空

願わくは私滑り出したながれ星

誰の微笑の端にもかからずに

尾の裾を引っ張り退場

小石を蹴り上げ三回

目を瞑ってそんなことを唱えてる


今宵限りの戯れ言と聞き流すなら夜空

保存のきかない夜と一緒に

過ぎ去るだけの朝をちょうだい









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