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平成4年4月25日(クラスマッチ②)

3年B組

このクラスは、学年で最も優秀な生徒が集まる理系の特進クラスである。

クラスマッチのメンバーも全員がサッカー部で、そのうち4人がレギュラーであった。また、その中に平山という先輩がいる。

サッカー部のキャプテンで、チームの心臓である。

パスを散らすタイプで、時折見せる一撃の縦パスで試合を決めることができる。

唯一、熊本県の高校選抜に選ばれている。


その平山率いる3-Bと試合が始まった。

高校1年と3年の体格の差は明らかで、前半で2-0の差がついてしまった。

自分は、相変わらずキーパーをしていて正直どうでもよかったが2点差を着けられたときは、相当腹が立った。

ただ、ここでフィールドに戻るとサッカー部に入れと言われそうで我慢をしていた。


しかし後半残り5分というところで、FWの小林が足をねん挫してキーパーをやりたいと言い出した。本当はそこで駄目だといえば良かったが、無性にサッカーがしたくなった自分は、心の中でやめとけという声を振り切り、小林のポジションについた。



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