レジ列の
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レジ列のあちこちで鳴る松の内
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長いレジの列に並んで、『松の内』を「待つの内」とした洒落の一句になります。
買い物内容の追加や、家族か友人かと来ているのか、現在位置の確認など、いつもよりも着信や通知を確かめている人の数が多いようです。
大晦日も三が日も、普通にコンビニもスーパーも営業していて、年末年始商戦という括りに違和感を感じないこともないわけですが。
便利であることには間違いなく、消費期限のある商品のロスも減るSDGsにも叶うのでしょうが、働いている人間が疲弊していて、これが持続可能なのだろうかという気もしないこともない。
実質所得と生活水準が三十年近く下がり続けているので、尚更そう感じます。
「レジ列の彼方此方で鳴り松の内」からの修正です。
「レジ列のあちこちで鳴り松の内」
「着信の止まぬレジ列松の内」
「着信の絶えぬレジ列松の内」