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敬二との会話を思い返した後、照史はあかりに、再度尋ねた。
「……死なないんですか?」
死にたく無いと口に出す、死ぬ為にこの森に来たあかり。
「っ!」
苦悩しているのが分かる表情。
それでも、あかりは涙で溢れた瞳で、真っ直ぐに、ハッキリと、言った。
「私は……死んでもいいです……だからーーー
子供だけは、助けてあげてーー!!」
「ーーー」
その言葉は、憎い、望まれていない子を、守る言葉で。
ーー自分が母から、聞きたかった言葉ーー
あかりの言葉に、一瞬、照史は、息をするのを忘れーーー
そのまま、メスを捨てて、あかりに覆いかぶさった。
悪魔の森には、悪魔がいるよ。
だから、悪魔の森には入ったらいけない。
入ったら最後、悪魔に食べられて、生きて戻っては、来れないーーーーー。
悪魔の家ーーーー。
1部 完
あとがきーーー
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
1部はこれで終了となります。
悪魔の家、第2部再開時は、活動報告にて記載します。
本当にありがとうございました。




