生産クエスト3
すいません予約投稿できてませんでした(´;ω;`)
さて、取り合えず何から相談しようかな。とりあえずはフレンド登録かな。
「なぁ、レット取り合えずフレンド登録しないか?」
「あぁ、そういえばしてなかったな。ほれ、送ったぜ」
そうすると言葉のとおりにレットからフレンド申請が来たので承認しておく。
「これからどうする?俺は、さっきのクエスト進めたいから各職のギルドに行きたいんだけど」
「それなんだけど、一回俺の店にきてくれねぇか?ちょっと相談したいことがあってさ」
へぇ、レットのやつもう店なんて持ってんだ。このゲームリリースしてからまだ半年もたってないのに。
とりあえずレットの店に行ってみるかな。
「ついたぜ、ここが俺の店『火竜の魔法鍛冶屋』だ!」
「おぉ、意外に大きいな正直レットの性格だと集中したいからってもっとこじんまりとした店かと思った」
店の外観はふつうの一軒家くらいの大きさで赤をベースにした何ともまぁ自己主張の激しい店だった。
「そうしたいのはやまやまだったんだけど。ベータの時に有名になりすぎてさ、サービス開始してから俺の店で武器買いたいって奴らが多くてしかたなくな」
なるほど、レットらしいな。
「で、話ってなんだよ?」
「あぁ、そうだった。とりあえず入れよ。立ち話もなんだしさ。」
そう言って、店に入っていった。なんだろ、あいつのことだし武器の素材集めんの手伝ってほしいとかかな?
「でだ、頼みがあんだけどさ。アルトがクエストクリアしていく間についででいいから俺の武器を作ってくんねぇか?」
「だと思ったよ。レットは相変わらず魔法使いか?」
「おう、前衛の後ろで弾幕貼るのが楽しいからな!」
こいつは、どのゲームでも生産職やるときは近接武器メインの鍛冶職のくせになぜか戦闘職は遠距離職のいわゆるマジックユーザーといわれる職しかつかないのだ。
そこからついたゲームでの二つ名は、『鉄の賢者』とか『鋼炎の魔術師』とか呼ばれていた。
それに、このゲームと同じように他のゲームでもレットの武器を作ったり、武器の素材集めを手伝ったりしていた。
今回もいつものように、レットの武器を作ることになりそうだ。
「いいけど、いつまでに作ってほしいとか言われても無理だと思うぞ?クエストしてる間は、他の武器とか作れないと思うし。それでもいいならつくるけど」
「あぁ、それでいいぞ。俺の方も無理言ってる自覚あるし。それに、できればアルトにはクエスト全部終わらせてから作って欲しいしな。素材は俺の方で集めておくから」
まぁ、それならいいか。それに結局俺の武器も作るし別にいいか。
「わかった。じゃあ報酬はレットが集めてきた素材でいいよ。俺もクエスト終わったら自分の武器作ろうと思ってたし。レットの武器作るときの素材の余りで一本剣作るよ」
それから、レットとはクエストの進捗を報告することを約束し、俺は最初のクエストを開始するために他の生産ギルドへと向かうのだった。
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「ここが、鍛冶ギルドか……なんというか予想と全然違うな…」
最初のクエストに選んだの鍛冶。理由は、俺が剣を使うって言うのもあるしレットの武器につける装飾に使う金属を知識がある人に相談にのってもらいたいという考えもあった。
そんな、鍛冶ギルドの見た目は木材できれいに建築された。生産ギルドとは違って、建物に使われる建材は耐熱性を考えてかレンガが多く使われ、屋根の至るところに煙突がありそこからもくもくと煙がでていた。周囲の建物のヨーロッパのような町並みと欠けはなれた建物の外観がなんともいえない歪さを感じる。
…とりあえず入るとするか。
「すいません、生産ギルドの方からきた異邦人のアルトです。ギルド長に取り次ぎをお願いできますか?」
ウェンさんにいわれた通り受付の人にお願いするともう連絡されていたのか特にハプニングもなくギルド長の部屋屁と案内された。
ギルド長の部屋にいたのはファンタジーなゲームなどではおなじみのドワーフの人だった。
「お前さんがウェンのやろうが言っていた異邦人のアルトってやつか?」
「はい、ウェンさんにいわれた通り技術の継承に伺いました」
そういうと俺の目の前にクエストウィンドがあらわれた。
『技術の継承・鍛冶を開始します』
「それじゃ、鍛冶のイロハってやつをおしえるとするかね」
そういって、ギルド長はニヤリと笑った。
今回も見ていただきありがとうございます。
次回も土曜日の8時を予定通りしていますが
次から鍛治編ということで色々調べる関係でもしかしたら投稿が遅れるかもしれません。
またよろしければコメントや誤字報告評価などよろしくお願いします