鍛治の技術3
つづきです。ここで、新しい武器の登場です。見づらいかもしれませんが頑張って書いたのでよろしくお願いします。
あれから色々なものを作ってスキルレベルをあげた結果がこちら。
Name:アルト Race:人間
Job:生産者 Race:剣士
Lv.7 SP:70
HP250/250 MP150/150
STR20 DEF17+5 INT6 MIND12
AGl18 DEX14 LUK18
SKIL
Main:生産Lv.5 品質向上Lv.6 心眼Lv.4 魔力操作Lv.5
Sub: 剣Lv.1 身体強化Lv.1 見切りLv.1
EX : 魔力錬成Lv.3 魔形鍛造
Title:生産精霊の祝福
装備
武器:木剣・ネイツ 頭部:なし 上半身:新米剣士服(上)
下半身:新米剣士服(下) 椀部:新米剣士手袋 脚部:ブーツ
アクセサリー:魔鋼のバングル(DEF+5)
たくさんの装備を作ったおかげで、生産系のスキルは軒並みレベルが上がった。
プレイヤーレベルも2だけ上がり、作った装備品のなかで一番ステータスの補正が高かったものを装備している。
一応だが、ファルジュさんが言っていた特殊な効果を持つものも一応できた。
アイテム回復量低下だったり、効果反転といったよく分からないものもあった。
ひとまずファルジュさんにみせるとして、本来の目的だった新しい剣を作りますか。
素材は高品質の鉄鉱石を6個ほど。それを炉に入れて、固まったところで取り出してひとつにまとめていく。
「最初から、均等に叩かないと品質が落ちるから気をつけてと」
叩いてひとつになった鉄をまた炉にいれて柔らかくなったら出して叩いてを何度も繰り返して、不純物を無くしていく。そこから更に叩いて鋼に変えてから剣の形に整えていく。今回はネイツよりも少しだけ剣の幅を広くして全体のバランスが均一になるように微調整していく。形としちゃロングソードに近いけどショートソードとして作っていく。
「よし、刃のほうは完成と次は柄の方だな。」
今回は実験も兼ねて柄の方に使う素材にも『魔力錬成』を施している。ただの布や元々魔物素材の皮でも魔力錬成の効果が及ぶのかどうか試しておかないとな。
柄は短剣と同じように中心を鋼で形作ってから木材で覆ってそこから皮で覆ってきつく糸で縛る。
「最後に剣の柄のところにサインでも刻んでおこうかな」
子供たちに作ってあげたものとおなじようにいれてっと。完成かな。
銘はどうしようかな?
鋼、スチール、リール、スターリ、ちょっと足して
『魔鋼剣スターリス』に決めた!
名称:魔鋼剣・スターリス
品質:S レア度:A
耐久度1000/1000 攻撃力120+30
装備効果 魔刃 簒奪の刃
ステータス補正 AGl+5 DEX+5
要求ステータス STR25 DEX20
魔力が込められた鋼を丁寧に鍛造し、使用する素材全てに魔力を込めたことによって能力が高くなっている。
更にクローフウルフの皮に魔力が込められることによって、本来の能力の一部が宿った。
魔刃 剣に魔力を纏わせることで魔力がこもった物体の他硬いものも斬り裂ける。
簒奪の刃 傷を負わせた分だけHPとMPを奪い取り吸収できる。
これ、序盤に作る装備とは思えないな。ていうかあの皮の魔物グローフウルフって言うのか。クローフ...ロシア語で血かなたしか。
にしても、どうすっかな。要求ステータスが足りない。とりあえず、レベル上げてステータス足りるまで、練習で作った剣を使うか。
予定と大分違ったけど素材集めとレベリングに向かうとするか。
補足:特殊な効果が着いた装備は極低確率で作成時に着きますが。生産精霊の祝福の隠し効果によってその確率が上がっているため。こんなに沢山着いています。普通は何百と作って一つ付けばいいほうです。
読んでいただきありがとうございます。次も土曜日の八時に投稿予定です。
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