保健室の先生×女子高生の百合【二人用声劇台本】
トントン(ドアノック)
A「失礼します・・・」
B「あら、いらっしゃい。今日もまた授業抜けてきたの?」
A「うん。ちょっと・・・えーと、お腹、痛くなっちゃって(あからさまにウソをついてる風)」
B「そう。じゃあ、気分が良くなるまで横になってなさい。そこのベット使っていいから」
Aはベットに横になる。Bが布団をかけてあげる。
B「それじゃあ、何かあったら呼んで。先生ちょっとやることあるから・・・(Aが先生の服を掴む)あら、どうしたの?私の服なんか掴んじゃって」
A「先生・・・いっちゃ、ダメ」
B「ハァー、本当にアナタは困った、甘えん坊さんねぇ。先生はあなたのお母さんじゃないのよ?」
A「別に、いいじゃん・・・私が寝るまででいいから、傍にいてよ、先生」
B「・・・いいわよ。あなたが眠るまで、先生いてあげるから。安心しなさい」
A「うん。ありがと(嬉しいと照れが混じったような声)」
B「それで、何か嫌なことでもあった?アナタが保健室に来るときは、大抵嫌なことあったときでしょう?」
A「そう・・・いえ、ごめんなさい。ウソなの。嫌なことあったとか、体調悪いとか・・・全部ウソなの」
B「えっ、それは、どういうこと?」
A「本当は、そんなの口実で、嘘で、ただ先生に会いたかっただけ・・・会いたかっただけなの!」
B「・・・っ」
A「ずっとずっと好きだったの、先生の事・・・初めて保健室に来た、あの日からずっと」
A「毎日会いたかった、声を聴きたかった・・・授業中も、家に帰っても、ずっと先生の事ばかり考えてるの!先生の事・・・好きなの、大好きなの・・・先生(少し涙声になりながら)」
B「・・・ハァー」
Bは保健室のドアプレートを『留守中』に変えて、部屋の内鍵を閉める。
A「えっ、先生・・・なんで、カギ閉めるの?」
B「まったく、私の気持ちも知らないで・・・私が、どれだけ我慢してきたか、アナタにわかる?私がアナタの気持ちに気づいていないとでも?本当は・・・私だって、アナタの事が・・・」
A「先生・・・」
B「私は先生だから、大人だから、そう自分に言い聞かせてずっと我慢していた・・・あなたが悪いのよ?あなたが・・・そんな好意に溢れた目で私を見るから、私まで・・・おかしくなってしまったじゃない・・・」
Aがベットから出てBを抱きしめる
A「先生、ごめんね・・・我慢してたのは、私だけじゃ、なかったんだね」
B「先生をからかったんだから・・・責任取りなさいよね?」
A「うん。これからずっと、卒業しても、社会人になっても・・・○○のこと、愛し続ける」
B「誓ってくれる?」
A「この口付けに誓います」
AとBはキスをする。
END