vsウッドモンキー
「あれ? ここどこだ?」
ヒムラは密林のフィールドで一人、迷子になっていた。
「仕方ない、信号弾上げるか」
ヒムラは信号弾を打ち上げた。
「ん? おー皆の衆。遅かったじゃないの」
数分後、ヒムラがミズキ達を見つけて言った。
「まーた、勝手に離れてからに。で、クリーチャーはどこや?」
「あ? いねーよ、そんなもん」
「え? クリーチャー見つけたから、信号弾上げたんじゃないんですか?」
「いや、一端合流しようと思ってな」
「アホアホ! 信号弾は迷子センター設置道具とちゃうんやぞ!」
「ただ迷ってただけですか……」
「う、うるせぇな。戦力の分散は悪手だろう? なぁ、ドモン?」
「ん? 何ッスか?」
ドモンが銃をいじりながら尋ねた。
「聞いてへんのかい!」
「相変わらずですね」
「すまんッス、なんか銃の調子が悪くて」
「調子が悪い? そんなのあるのか?」
「はいッス。このゲームその辺りだいぶリアル寄りッスから」
「へぇー、それは知らなかったですね」
「まったく、余計なところだけやたらリアルやからな、このゲーム」
「でも、そんなところも含めてこのゲームが好きなんだろ?」
「そりゃまぁ、せやな」
「ですね」
「うッス」
四人はハッハッハッと笑い合った。
「さあ、気持ち悪いやり取りはこれくらいにして、クリーチャーを探そうぜ」
「気持ち悪いいうなや!! 台無しやないか!!」
「まあ、若干恥ずかしかったですね……」
「恥ずッス」
「お、ドモン語の新出単語だな」
「知らんわ知らんわ!! とっとと行くで!!」
ミズキは爆破魔法でヒムラとミズキを隣エリアまで吹き飛ばした。
「いやいや! 別の意味で逝っちゃいますって!」
ミズキとカザマも隣エリアへと向かった。
「ん? 何だこの猿みたいな化け物は?」
「猿じゃないッスか?」
「このゲーム、猿が出るような世界観じゃないだろ」
「確かにッス」
「アホ共が! それが目的のクリーチャーや!」
「マジか!! そういうのは先に言えよ」
「いや、それぐらい自分で確認しといてくださいよ!」
「まったくッス」
「コラぁ、ドモン。お前もだろうが」
「てへッス」
「いいから前向けや!! 攻撃来るで!!」
ヒムラとドモンはクリーチャーの放ったラリアットに吹き飛ばされた。
「あーもう毎度毎度、どうしようもないやっちゃな」
「動きが素早いですね、これは苦戦しそう……」
次の瞬間、クリーチャーがトラップにかかった。
「あれ? 誰が仕掛けたん?」
「あっしッス。ミズキさんに吹き飛ばされた後、ポーションと間違えて使っちゃったッス」
「でかしたぜ、ドモン! 後はアタシが……」
クリーチャーに突っ込んだヒムラもトラップにかかった。
「なんでやねん!!」
「このゲーム、リアル寄りですからね……」
その後、四人はなんとかクリーチャーを撃退した。




