第6幕ー1
年内最後の投稿となります。皆さん良いお年を。
鮫魚人の城郭であるディエクシ城の城郭から3キロほど離れた深淵の世界に鯱魚人の城郭、ブルーデェ城があった。
そのブルーデェ城にて生贄として100名近くの市民達が捉えられていた。
ブルーデェ城には6つの頭を持つ鯱の魚人であるヴィセルポ・デュポアートと単頭系鯱魚人であるエド・ジョーカーが生贄の人間を切り裂き捕食しようとしていた。
「頼む、、命だけは助けてくれ!!
最後に家族にだけ会わせてくれ!!
まだ死にたくねえんだよ!!
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
「Ewɔa toɣliɖeɖe. Wò amegbetɔ ƒe ame manyanu si woƒo fi de! ! ! ! Nyemetsɔ ɖeke le nusi dzɔ ɖe miaƒe ƒomea dzi me o! ! ƒome? ? Mèdze na veveseseɖeamenu na amesiwo ɖua tɔmelãwo hewua aʋawɔwɔ bometsinuwo, lãwo ɖe anyi, kple nudzodzoewo le esi woƒe tagbɔ kɔ ŋutɔ ta ko o! ! Míawoe nye duɖimekeke si wòle be wòaɖu dzi le nuɖuɖu ƒe kɔsɔkɔsɔa ƒe tatɔ! ! ! Meɖea vi gɔ̃ hã be woanɔ agbe o, gbeɖuɖɔ! ! ! Mawɔe wòatɔ dzoe ahaɖae! ! !
《うるせえんだよ。くそ人間野郎!!!!てめえの家族なんかどうなったって良いんだよ!!家族??魚を平気で食い荒らし、、高い知能を持つというだけで愚かな戦争や下等動物、、虫を殺す奴らに同情の価値もねえよ!!俺達こそ食物連鎖の頂点に君臨すべき種族なのさ!!!生きる価値もねえゴミが!!!火炙りの蒸し焼きにしてやるよ!!!》」
次の瞬間ヴィセルポデュポアートは電撃を放った。
その高圧の電流の電撃で生贄の人間は感電してゆくのであった。
感電して生贄の人間をガンランスで胴体と四肢を斬り裂いてゆく。
激しい血液が飛び散ると2個目の頭の下で舐め回してゆく。
切り裂いた人間の腕と足と生首をぐつぐつ鍋の中に放り込み茹でてゆく。
ガンランスを巨大な大剣へと変化させると生首を激しく斬り裂いて口の中へと運んでゆくと鋭い歯でぐしゃぐしゃに切り裂いてゆくのであった。
茹で上がった人間の足を口まで運んでゆくと口から吐きだす炎で火炙りにしてゆく。
その火炙りにした足を食い尽くしてゆくのであった。
エド・ジョーカーは生贄の男の生首に衣をつけ油で茹でると唐揚げにして食べていた。
エド・ジョーカーはヴィセルポに言葉をかけた。
「デュポアート様、、鮫魚人の城郭にて人間共が魚人狩りを行っております。このままでは我が鯱族の城郭も危ういのではないでしょうか??」
「Ez dibînim, şûkan jî nikanin biqedînin, hûn dibêjin hûn bastûr? ? Lê min şaş fam nekin, wusa dixuye ku Deevil Vanks berê bi mirovan re têkilî danîne. Ew nêçîra mirovan dike. Em mammal in, berevajî ehmeqên ku mejiyê wan tune û tenê dikarin mîna kerban mirovan bixwin. Û em dikarin çekan çêkin û qabiliyetên cihêreng bikar bînin. Jixwe, ew hemî pir jêhatî ne! ! ! ! ! Ji bo paşeroja Peche-sama, Roizen Evecca û Gardier Low divê biçin dojehê! ! ! !
《なるほどな、、鮫共でも手に終えねえ野郎共って訳か??だが勘違いするなよ、既にディーヴィル・ヴァンクスが人間と接触したようだ。奴は人間を捕食している。鮫のように脳みそもなく人間を食い尽くすしか脳がねえ馬鹿と違って俺達は哺乳類だ。そして俺達は武器を生成し様々な能力を使いこなせる。全員がマルチスキルの持ち主なのだからな!!!!!ペーチェ様の未来の為に、、ロイゼン・エヴェッカとガルディエ・ロウはさっさとくたばっちまえ!!!!》」
ヴィセルポ・デュポアートはドリステン・リーズリの両親を雷撃で殺した魚人の張本人であった。あの日ドリステンは幻覚を見ていた。ヴィセルポが幻術を使い鮫魚人であるペルヘノン・ジャックになりすましていたのであった。ペルヘノン・ジャックとゲルディジャックを作り出したのはヴィセルポであった。自身の能力をコピーしてペルヘノン・ジャックには雷撃能力をゲルディ・ジャックには武術と剣術を分け与えた。そして最強の殺戮魚人として育て上げるとガルディエ・ロウの部下として2体をガルディエ・ロウに献上した。そしてガルディエ・ロウの忠実なる部下となった2体は共に戦闘能力極めて村の人々を襲い喰い殺してゆく日々を送っていた。そんな中ヴィセルポはペルヘノン・ジャックを利用した。ドリステン・リーズリの姉と母親がいる村を襲撃した。村人全員に幻術をかけて村人達に自分の姿がペルへノン・ジャックに見えるようにした。ペルヘノン・ジャックに化けていた。その間本物のペルヘノン・ジャックは別の場所で人を喰っていたのだ。そしてドリステンを食い殺した架空の記憶をヴィセルポはペルへノンの脳に植え付けた。ペルヘノン・ジャック自身も自分がドリステンの家族を食い殺したと思い込んでしまっていたのだった。ヴィセルポは階段を駆け降りた。その一室にはひとりの女性の白骨死体があった。ヴィセルポはその白骨死体を舐め回すと声に出した。
「Rwy'n ei deimlo Y boi yma oedd â'r blas gorau ymhlith pobl y tir. Nid yw hyd yn oed dyn tir gwirion o'r enw Aleister yn gwybod y ffaith i mi ei fwyta a'i ladd. Dyna fe. Fi oedd yr un laddodd Mita Hanshuri y diwrnod hwnnw ym Missouri. Mae'n rhaid eich bod wedi camddeall bod Gerdy Jack wedi bwyta Anti-Shuri Mita. Mae'r cyfan yn ffuglen. Defnyddiais rhith. Mae'n hawdd esgus bod yn siarc
《感じるんだよ。こいつは陸上人の中でも上等な味がした。アレイスターとかいう馬鹿な陸上人もこの俺が食い殺したという事実を知らない。そうだ。あの日ミズーリにて三田反朱理を食い殺したのはこの俺なのさ。ゲルディ・ジャックが三田反朱理を喰ったなどと勘違いしているだろうが。全ては虚構なのさ。俺は幻術使いだ。鮫になりすます事など容易なのさ。》」
そう。全ては偽りの真実だった。四年前、グリューネバルト・グリーガー卿は陸上人として産まれた4人の女子の存在を認識していた。海龍の娘として生まれながら陸上人に育てられた人間。その4人こそが結城綾、結城栞、村尾由香、そして三田反朱理だった。彼女達はアトランティスの為に抹殺されたのだ。つまり4人は海龍の血を持つ海底人だったのだ。その事実はアレイスターですら知らなかった。
「海龍の子供らを暗殺した。グリューネバルト卿の命令だ。あの4人は陸上人と何も変わらぬ生活を送っていた。胴体を切断し、上流の肉を五摂家に捧げたのだ。アレイスターは今頃過去の記憶を取り戻しているのだろうな、、」
その頃、ガルディエ・ロウの凄まじい能力によってアレイスターは海龍の姿へと変化していた。全身が漆黒に包まれ背中には4本の翼が生えていた。その翼から鋭い槍が生成されるとガルディエ・ロウに向かってゆく。ガルディエ・ロウはシールドを生成するとその攻撃を防いでゆく。防がれた槍は粉々に折られてゆく。ガルディエ・ロウは鮫の姿をした3つ頭の口を開けると緑色の炎の渦と竜巻が同時にアレイスターの身体目掛けて放たれてゆく。次の瞬間アレイスターは瞬間移動をしてガルディエ・ロウの腕に噛み付くのであった。
「瞬間移動だと??まさか身体に封じ込めていた恐るべき海龍の能力を、ここで解放するとは???貴様一体どんな能力だ???侮るなよ、人間が!!!!貴様は海龍などではない!!!!海龍の姿をした愚かな人間なのだ!!!朽ちてゆくのは貴様の方だ!!!!」
海龍へとなったアレイスターの口から黒い閃光が肥大化してゆく。その肥大化した閃光はガルディエ・ロウに向けて放たれた。
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