第5幕ー2
久しぶりです。生きています。
「ベレドゥール、、、ちくしょう!!!
なんで、、、俺は、、、負けん!!!!負けてたまるか!!!!!」
変わり果てた死体を目の当たりにしたヴァルデンスは表情を失った。
このままでは自分も殺されてしまうかもしれない。
そう考えると激しい怒りが湧き上がった。
かつての家族を殺して、絶望していたヴァルデンスにとってかけがえのない存在だった。
湖底軍隊に入ってからもこれほどまでに支えてくれた男はいなかった。
「戦争で多くの人の命が奪われた。
憎しみ合い、争いが巻き起こった結果だ。
俺は、いつでも命を助けられないのか??
ティアナもそうだ。
妻は、貴様から娘を守ろうとして死んだんだ。
それなのに俺は、妻も友も守れなかった。
だが、、今度こそは俺が決着をつけてやる!!!!」
涙を堪えながらヴァルデンスはアビリティソードを構えるとアビリティソードは赤い閃光に包まれた。
ヴァルデンスはアビリティソードを解放すると2メートルは越すであろう槍が姿を現した。
ヴァルデンスは槍をルンファン・トゥエクスの心臓に目掛けて放った。
ルンファン・トゥエクスはギルガメッシュアックスを構えると凄まじい地割れを起こしてゆく。
そしてルンファン・トゥエクスの3つ目の頭に槍は突き刺さってゆく。
激しい咆哮を上げるとルンファン・トゥエクスの巨大な四つ目の頭から炎の渦が噴き出すと燃えるような渦は槍を溶かそうとするのであった。
槍は凄まじい高温の炎により融解してゆく。
「Ghjetti di i rifiuti! !! !! !! Dopu tuttu, a vostra lancia ùn pò suppurtà e fiamme calde chì emettu da u mo corpu. Hè una fiamma di 4000 gradi chì brusgia i morti. Brusgialu! !! !! Brusgialu! !! !! Al di là di u piscatore, sò ancu adattu per Diu. Hahahaha! !! !! !! Perchè eiu stessu evolveraghju in un pescatore chì pò suppurtà u calore finale! !! !! !! !! !! !! Flashback Sentinel (Edues Veruce)! !! !! !! !! !! !! !! !! !! !! !! !! !! !! !!
《ゴミカスが!!!!
お前の槍は所詮は俺が体内から発する高温の炎には耐えられない。
死者をも焼き尽くす4000度の炎だ。
さあ
焼き尽くせ!!!
燃え尽くせ!!!
魚人をも超越した俺は神にも相応しい存在だ。
はははは!!!!
俺自身が究極の熱に耐えられる魚人へと進化するのだからなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
逆火哨獄楼!!!!!!!!!!!!!!!!》」
ルンファン・トゥエクスの5m近い全身が凄まじい炎に包まれるとその周辺は火の海と化した。
マグマの海ような高熱の炎の液体が周辺に集まると辺りは激しい炎の海と化した。
ルンファン・トゥエクスが技を唱えると一気にルンファンの身体は巨大化した。
魚人の姿から巨大な鮫のような姿へと変化すると一気に口を開けたのであった。
ルンファン・トゥエクスは口から一気にヴァルデンスを吸い込もうとしたのであった。
次の瞬間ヴァルデンスはアビリティソードを解放した。
「さあこれで全てを終わらせてやる!!!
鮫野郎!!!!」
赤色の閃光がヴァルデンスの全身を包み込むとヴァルデンスの所持する槍は6本に増幅した。
そして先端はランスのように変化していたのであった。
円錐形に変形した槍の先端はルンファンの心臓を狙っていた。
「知っているか??どんなに人を襲う化け物鮫でもな、、急所があるって事をな!!!!
それは胸びれだ!!!!!!」
そして隙を突いたヴァルデンスは瞬間移動をすると槍は一気にルンファンの心臓を突き刺した。
凄まじい炎を吐き出しながら油断をしたルンファン・トゥエクスの巨大化した身体は大爆発を起こしたのであった。
大爆発を起こすと同時にマグマの如く高温の炎の液体の渦がヴァルデンスの身体を襲った。
ヴァルデンスはバリアを形成すると炎の渦から身体を守るのであった。
「Ùn possu perde per un umanu cum'è tè! !! !! Diavule! !! !! Ghjetti! !! !! Sparisce! !! !! Finalmente sapete tutta a verità! !! !! Pensu chì hè finita dopu avè scunfittu noi! !! !! Eccu! !! !! Avà simu! !! !! Aloiszan! !! !! Banzai! !! !! !! Banzai! !! !! !!
《貴様如きの人間にこの俺様が負ける訳がねえ!!!
畜生!!!屑が!!!消えろ!!!
いずれ全ての真相を知る事になるぜ!!!
俺達を倒して終わりだと思うな!!!さあ!!!
これで俺達は!!!
アロイスザン様!!!万歳!!!!万歳!!!!》」
そして凄まじい炎と共にルンファン・トゥエクスの身体は爆散してドス黒い血液とルンファンの臓器が飛び散ってゆくのであった。
飛び散った臓器を前にヴァルデンスは剣を鞘に収めた。
アビリティソードを片手に持つとルンファンの頭にアビリティソードを突き刺した。
「これでティアナとラナの仇が打てる!!!
お前達を喰い殺した奴は俺がこの手で殺したんだからな!!!!
さあ答えろ!!!
何故、、ティアナとラナを喰い殺した!!!」
まだ薄らと意識がある中でルンファンは口を開いた。
「sfarente! !! !! Micca eiu! !! !! Ùn sò micca statu quellu chì hà manghjatu a to famiglia! !! !! Mi sò impastatu in elli! !! !! Sò,,,,
《違う!!!
俺じゃない!!!
貴様の家族を喰い殺したのは俺じゃない!!!
俺は奴らにはめられたんだ!!!俺は、、、、》」
「何??喰い殺していないだと!!
貴様、、何を言っている!!!
奴らとは誰だ???」
その時だった。
突然ヴァルデンスを激しい頭痛が襲った。
その脳裏にはティアナと娘のラナに激しい雷撃を与えた上に食い殺す魚人の姿が映っていた。
その魚人は鮫魚人ではなかった。
海洋系生物の中でも頂点に君臨すると言われているあの魚人であった。
(なんだ??この映像は???
まさか、、まさか奴らは???)
全身は黒色に覆われて目の部分が白く変色していた。
そして次の瞬間ヴァルデンスの身体に巨大なガンランスが突き刺さった。
ヴァルデンスは激しく血を吐くと後方を振り向こうとしたのであった。
そして後方にいた魚人はそのガンランスに突き刺さったヴァルデンスの身体を巨大な歯で噛み砕いたのであった。
ヴァルデンス・ユーグベルトの四肢は切り裂かれ頭部は粉々に砕け散った。
ヴァルデンスを完全に喰い殺したその魚人はガンランスを舐め回すとルンファン・トゥエクスの死骸を食べ始めた。
臓器や頭や眼球を食い始めると笑みを浮かべた。
「馬鹿な野郎だ。あの日、、お前の妻と娘を俺がこの手で喰い殺してやったんだからな!!!
お前はそれも知らずに鮫の野郎が喰い殺したと思ってやるんだから!!!
なあ!!!ふふふ!!!それから、、陸上人は俺の獲物だ。なあアレイスター、、いや室田公平!!!!!」
頭を6個持つ謎の魚人はガンランスを激しく振り下すと恐ろしい咆哮を上げた。
その魚人は破滅の帝国の処刑人であった。
ガンランスの先端から破壊砲を放つと城郭の壁を破壊した。
そして城郭の部屋は激しく吹き飛ばされてゆくと爆風があがった。
爆風が上がると凄まじい轟音が城郭全体に響き渡った。
そしてその気配を感じ取ったのか赤の摩天楼のイアンは戸惑いの表情を見せ始めた。
「まずい!!この城郭に奴らがいるぞ!!!」
「おい奴らって誰だよ??」
「奴らだ。鮫をも喰い殺すカスピ海における魚人の頂点に君臨する海洋種族!!!」
「まさか????
鯱!!!!!!!」
次の瞬間凄まじい轟音が響き渡ると壁が一気に崩壊した。
そして崩壊した壁の奥からガンランスを所持する鯱の魚人が姿を現したのであった。
その鯱の魚人を見たイアンは驚愕した。
「あいつは、、、破滅の帝国の番人、、、ディーヴィル・ヴァンクス!!!」
「ディーヴィル・ヴァンクス??何故奴が??」
赤の摩天楼のメンバーは口を揃え始めた。
ディーヴィル・ヴァンクスと呼称された鯱の魚人はガンランスを一気に振り下ろした。
そのガンランスからは凄まじい衝撃波が走ると地割れを引き起こした。
その地割れにより岩の破片が次々と摩天楼のメンバーに突き刺さってゆく。
「
「ارے ارے ارے! !! !! آپ انسانوں کی ان عادات کے بارے میں کیا ہچکچاہٹ کا شکار ہیں جو مچھلی کے شکار کی صلاحیت رکھتے ہیں؟ ؟؟ ؟؟ ایسا ہی ہوگا۔ بیوقوف سربراہ! !! !! اس کی وجہ یہ ہے کہ میں نے جینوں کو دوبارہ ملایا اور انہیں آپ کے لیے بیت کے طور پر استعمال کیا! !! !! ہر چیز کھاؤ اور 」اسے توڑ دو! !! !! انسان ختم! !! !! !! !! !! !!
《おいおいおい!!
魚人狩りの能力を持つ人間共の癖に何を躊躇してるんだぁぁこらぁぁぁぁぁ???
そうだろう。馬鹿頭!!!
この俺が遺伝子を組み換えてお前らの餌にしてやったんだからよぉぉぉ!!!
何もかも全部喰い殺してバラバラにしてやっからよぉぉぉ!!!
てめえら人間共も終わりだ!!!!!!!》」
読んで頂きありがとうございます。




