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第5幕ー1


 鮫魚人の城の中心部で、ヴァルデンスとベレドゥールは四つ頭のイタチザメの鮫魚人であるルンファン・トゥエクスと激闘を繰り広げていた。

ルンファン・トゥエクスは大きな咆哮をあげると口から破壊砲を放った。

その破壊砲は広大に広がると周囲の壁を破壊し尽くした。破壊された壁にはヴァルデンス・ユーグベルトが打ちつけられていた。


ヴァルデンスは破壊砲を直撃した事で軍服が焼け焦げ激しい重傷を負っていた。

ヴァルデンスは正面から大剣を持って近づくルンファン・トゥエクスに向かい言い放った。

戦闘のダメージも大きかった為、息切れしながらなんとか口を開いた。


「お前らは、、人間を喰い尽くす事しか、、脳がねえようだ。

とことん可哀想な生き物だな。

タイガーシャーク、、お前を見て思い出したぜ。

昔、、アレイティ帝国にいた海豚の魚人が皆虐殺された。

そいつらを殺したのは鮫の魚人だった。

お前らは人間であろうと、仲間の魚人であろうと食えるだけ、喰って、、喰えば、、喰うほど進化するんだろうが、、、、」


するとルンファン・トゥエクスの四つの頭は交互に口を開いた。


「Hmm, hvernig eru menn? Það er rétt að við fiskar fólk borðar menn og þróumst eins mikið og það borðar, en þeir eru ekki nógu heimskir til að geta talist fátækar verur af mönnum. Það er lífið sem hinn mikli Guð hefur gefið okkur. Þú verður að borða það til að lifa af. Ég fæ líf þitt fyrir það! !! !!


《ふん、、人間如きが何をほざいている。

確かに俺達魚人は、人間を喰い、喰った分だけ進化するが、、お前ら人間に可哀想な生き物だと思われる程、愚かではないと言う事だ。

偉大なる神が我々の為に分け与えた命だ。

生きながらえる為には、喰うしかねえんだよ。その為にはお前の命を貰うぜ!!!》」


「ياخشىمۇ؟ ?? ئەخمەق باش ، بۇ يىگىت ، مېنىڭچە بۇ بەك تەملىك ئەمەس. بۇنى يېسەممۇ ، ئۇنىڭ باھاسىغا ئېرىشەلەمدىم؟ ?? مەن ھەمىشە تەمى بولمىغان بارلىق تەملىك كىشىلەرنى يەيمەن. ھەتتا تامغا ۋە دېڭىز شىرلىرىمۇ تاسادىپىي يېيىشنى خالايدۇ! !! !! !! بولدى. ئۇ ھەتتا ئائىلىسىدىكىلەردىن ئۆچ ئالالمايدۇ! !! !! رەھىم-شەپقەتتە ھېچقانداق نەتىجىسىز ئۆلۈۋاتىمەن! !! !! Idiot ، ئەمما مېڭىسى يوق! !! !! !! !! تاشلاندۇقلار بار! !! !! !! ئەخلەت! !! !! !! !! توغرىمۇ؟ ?? ?? ?? ئەخمەق باش! !! !! !! !! !! !! !! !!


《良いのかい??馬鹿頭、こいつ、、大した味じゃないと思うよ。

こいつを喰っても、、その分の対価は得られるのかい??

いつもいつも味のしない不味い人間ばかり喰っているんだ。偶にはアザラシやアシカ獣人でも喰いたいものだ!!!!

そうだ。

こいつは、、家族の復讐もできないのさ!!!

憐れに憐れに何の成果も得られないまま、、死んでゆくんだよ!!!

馬鹿が、、脳みそもない!!!!!

クズが!!!!ゴミが!!!!!そうだろ????馬鹿頭!!!!!!!!!》」


「Ĉio estas antaŭ 7.000 jaroj. Tiutempe ni kaj la fiŝistoj ne atakis homojn. Jes, ĉio estas pro la fiasko de la nuklea provo ĉe Atlantido. Vi homoj detruis nian ekosistemon. Estus tiel? ?? La nuklea provo malsukcesis kaj la radioaktiveco disvastiĝis, kreante estontecon, en kiu ni fiŝoj homoj manĝas la homaron. Mortu! !! !! !! Mortu! !! !! Frapita de ĉi tio mia tondro! !! !! !! !! !!

《全ては7000年前だ。

あの頃は僕等、魚人も人間を襲わなかった。

そう、アトランティスで核実験に失敗した事が全ての原因なんだよ。

お前ら人間が、、俺達の生態系を壊したんだ。

そうだろう??

核実験に失敗して放射能が広がり、俺達魚人が人類を喰い尽くす未来が産まれた。死ね!!!!死ね!!!この俺の雷に打たれてな!!!!!!》」


ルンファン・トゥエクスは怒りの余り巨大な口を開けるとその口から一気に電撃が溜まってゆく。

そしてその溜まった雷撃は一点に集約した。

集約した雷撃は雷の塊となるとヴァルデンスの身体を直撃したのであった。


巨大な雷撃はヴァルデンスの身体を激しく傷つけてゆく。

そしてヴァルデンスのアビリティソードに電撃が直撃すると瞬間移動をしたルンファン・トゥエクスはヴァルデンスの身体を蹴り飛ばしたのであった。

蹴り飛ばされたヴァルデンスの身体は、周囲の壁に激突するとヴァルデンスは血を激しく噴き出した。

そんな中、傷だらけになったベレドゥール・ローデンベルグは血を吐きながら床に倒れ尽くしていた。


「負けるんじゃねえ!!!!

こんな奴なんかに負けんじゃねえ!!!

家族を殺された上に、何もかもめちゃくちゃにされて、、俺が倒す!!」


ベレドゥール・ローデンベルグはアビリティソードを構えるとベレドゥールのアビリティソードは紫色の閃光に包まれたのであった。

するとその閃光と共に巨大な観音像のような女が現れた。

その観音像はまるで千手観音のように何本の剣を所持していたのであった。ベレドゥールは大声で呪文を唱えた。


「禁忌たる千の(セリムゲウス)!!!!!!」


ベレドゥール・ローデンベルグのアビリティソードは観音像に姿を変えていた。

禁忌たる千の(セリムゲウス)はベレドゥールのアビリティ解放だ。

発動した事で観音のような姿をした巨大な女はルンファン・トゥエクスに突進していった。

その女の持つ千手から放たれた無数の剣はルンファン・トゥエクスの全身に突き刺さってゆく。


ルンファン・トゥエクスは激しく暴れ回ると咆哮をあげた。

ルンファン・トゥエクスは巨大な口を開けると凄まじい炎の渦を噴き出した。

渦はルンファンの全身を包み込んでいった。


その凄まじい渦を放つとルンファンはベレドゥールの禁忌たる千の(セリムゲウス)を焼き尽くそうとしてゆく。

そしてルンファンの持つ大剣にその炎が燃え移ってゆくとルンファンは大剣を所持しながら凄まじい渦を巻いて高速で移動をしてゆくのであった。


「Bruligu nun! !! !! Bruligu! !! !! Bruligu mian korpon per brula flamo! !! !! Kaj bruligu ĉion! !! Vi, la feko, estas bruligitaj al la fajro de mia infero kaj malaperas! !! !! Ahahahaha! !! !! !! Ni faru ĝin yakitori kaj formanĝu ĝin! !! !! !! Estu preparita! !! !! Ĉi tiu aĉulo! !! !! Kas bastardo! !! !! !! Ruba bastardo! !! !! Finfine vi estas rubujo! !! !! !! Mi ne havas la kvalifikojn por vivi ... !! !! !! Ekbruligu ĝin! !! !! !! Flama Ĉerko (Disfraia)! !! !! !! !! !! !! !! !!


《さあ燃えろ!!!燃えろ!!!

この俺の身体を灼熱の炎で燃え尽くせ!!!

そして全てを焼き尽くせ!!

お前らカスの人間はこの俺の地獄の業火に焼かれて消えろ!!!

あはははは!!!!

さあ焼き鳥にして喰い尽くしてやるぜ!!!!

覚悟しろよ!!!

この野郎!!!カス野郎!!!!


ゴミ野郎!!!

所詮てめえらはゴミカスなんだよ!!!!

生きる資格もねえ、、、クズがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!焼き尽くせ!!!!炎獄の(ディスフレイア)!!!!!!!!!》」


そう叫び尽くすとルンファン・トゥエクスと、ベレドゥールの禁忌たる千の(セリムゲウス)が激しく衝突すると周辺に炎が激しく巻き上がってゆくと大爆発を起こしたのであった。

その大爆発が起きる中ベレドゥール・ローデンベルグの身体が城郭内部の部屋の壁に吹き飛ばされてゆく。


ベレドゥールの全身に激しく炎が燃え移ってゆく。

そしてベレドゥール・ローデンベルグの身体を棺のような形の結界が集結するとベレドゥールの身体を焼け尽くすような高温の炎が押し寄せてゆく。

そんな中、ヴァルデンスは、アビリティを力一杯に解放してゆく。

ヴァルデンス・ユーグベルトは赤く発光するアビリティソードを構えた。


「聖日の(ロンギヌス)!!!!」


赤い閃光がヴァルデンスの身体を包み込むと、ヴァルデンスの所持していたアビリティソードは巨大な槍に変化したのであった。

槍に変化したアビリティソードを所持してルンファン・トゥエクスに攻撃を仕掛けてゆく。

激しい炎が渦巻く中巨大な槍は4本から5本へと変化してゆく。その槍をヴァルデンスはルンファン・トゥエクスに向けて放り投げたのであった。


だが、ルンファン・トゥエクスは瞬間移動をするとその槍を跳ね返した。

そして次の瞬間、ヴァルデンスの身体にその槍が突き刺さってゆく。

ヴァルデンス・ユーグベルトの身体に突き刺さった槍をルンファン・トゥエクスは掴み取ると吹き飛ばしてゆくのであった。


そして、その状態のまま傷だらけのベレドゥール・ローデンベルグの元に忍び寄ると巨大な咆哮をあげながら四つ頭の口を開けた。

四つ頭のイタチ鮫の魚人であるルンファンは機関銃を生成するとベレドゥール・ローデンベルグの身体に向けて乱射してゆく。

何度も、何度も、まるで蜂の巣のように戦車に搭載されているマシンガンのように何度も何度も撃ち落とすと、機関銃をギルガメッシュアックスへと姿を変えてベレドゥールの身体に向けて振り下ろした。


「Jen ĝi! !! Vi estas stulta homo! !! !! Ĉar ili mortigis siajn amikojn per ĉi tiu mano! !! !! !! Mortigu ĉiujn! !! !! !! Mortu! !! !! Malŝparo! !! !! Rubo! !! !! Ne indas vivi! !! !! Mi estis disŝirita en du de mi! !! !! !! !! !! !! !! !!


《さあこれで終わりだぜ!!

馬鹿な人間よぉ!!!

てめえらは仲間をこの手で殺したんだからよぉぉぉ!!!!皆殺しだ!!!!

死ね!!!屑が!!!ゴミが!!!

生きる価値もねえ!!!

この俺に真っ二つに斬り裂かれてなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!》」


次の瞬間ヴァルデンスの目の前で親友であったベレドゥール・ローデンベルグは上半身と下半身をギルガメッシュアックスによって両断された。

激しく血が飛び散る中ルンファン・トゥエクスの巨大な牙にベレドゥールの身体が突き刺さっていた。


「やめろ!!!!やめろ!!!!!!!!!!!」


「Komdu, sjáðu! !! !! Heimskur höfuð! !! !! !! Héðan í frá drep ég þennan gaur! !! !! !! Þetta fang mitt er ósigrandi en nokkur annar! !! !! !! Sama hversu lítill óvinurinn er, það er högg! !! !! !! !! !! !! !!


《さあて、、見なよ!!!

馬鹿頭!!!!

今からこの俺がこいつをぶっ殺してやるからさぁぁぁぁ!!!!

この俺の牙は誰よりも無敵だからぁぁぁぁ!!!!

どんなに雑魚い敵でも一撃だからぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!》」


鈍い音共に、ベレドゥール・ローデンベルグの顔面は飛び散り原型を留めない程になった。

ルンファンによって噛み砕かれたベレドゥール・ローデンベルグは軍人としての一生を終えたのであった。

ルンファン・トゥエクスはベレドゥール・ローデンベルグをその手で喰い殺してしまったのであった。


読んで頂きありがとうございます。次回もお楽しみに!

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