第1幕ー5
クライムの破壊砲をジュラスは、避けると、一気に機関銃を取り出すと、一斉に射撃した。
ジュラスは機関銃を全部で6機ほど生成すると一気に弾丸を放っていく。凄まじい勢いで放たれていく弾丸は、クライムの身体を掠めた。そして、そんな中クライムは、たっぷり太ったお腹を膨らますと、、一気に風を起こした。そして、、その風は、ジュラスを吹き飛ばした、
「これでラストだ!!!終わりだ!!!」
一気に周りを寄せ付けぬ中、、ジュラスは、機関銃を一気に放つと同時に、、力を解放した。すると、、クライムの身体に雨のように鋭い弾丸が降り注いでいく。そしてクライムの心臓を含めて、、次々と強烈な弾丸が、クライムの身体を掠めていく。そして一気にクライムの周辺は大爆発を起こした。
「嘘、、、、私の、、、、、陣地が、、、、、くそ、、、、、コノヤロウ!!!!!」
そのままクライムの身体は爆散した。するとクライムが食いつくし消化しきれなかった人間達の遺体がまるでゴミのように次々と湧いて出てくる。
「気持ち悪い。見ていらんないわ。」
マリリン・リアは、剣を抜き、、クライムを埋葬した。ケルヴィトはマリリン・リアと戦った。凄まじい勢いで、彼女が致命傷を負わせるくらいの斬撃を放った。
「お前ら魚人が平然と人を殺すのも見てられねえんだよ。」
ケルヴィトは、ソードを振り回した。そこへデンス率いる第1隊の銃撃部隊も到着した。銃撃隊のメンバーはショットガンを構えると、、マリリン・リア、ミルフォード、ゲルディ・ジャックを捕捉して照準を定めていた。ミルフォードは怒りのあまり、、機関銃を構えると、、、威勢を噛ました。
「さあ、、この俺を捕捉してぶっ殺そうってかあ。まあいい度胸なら、尚更だなあ。さあ行くぜ。。馬鹿な人間共がよぉぉぉ!!!!いははははは、、、、死にやがれぇ、、、、、、コラァァァァァ!!!!!」
ミルフォードは両手に構えた機関銃を出して弾を装填すると、、物凄い勢いで連射を始めた。それに対抗するように銃撃部隊も一気に撃ち尽くしていく。ミルフォードが機関銃から放った弾丸は、第1隊が、用意していた盾を次々と吹っ飛ばしていく。弾丸はまるで蜂の巣のように、、襲う中、、ミルフォードは空中へと回ると、一気にまるで周りの建物が爆発していく。そして弾丸は周囲に飛び散ると、、瓦礫の破片は、、第1隊の隊員の身体を斬り裂いて行く。
「俺の銃弾は、、ただ相手を撃ち尽くすだけじゃねえ!!!瓦礫を集めて、こんな風に火を散らすって事もできるんだぜぇ、、、、!!!いははははは!!!!」
そしてケルヴィトを追い回すようにミルフォードは機関銃の向きを変えると身体を一回転させ、ケルヴィトの身体に向けて弾丸を連射し続けていく。そしてケルヴィトは、、高速術式で、ミルフォードの機関銃の連射を次々と避けていく。そのあまりの迫力に、、隊士達は息を飲んだ。ミルフォードは、口から炎を吐き散らすと、、その炎が砲弾のように集まり大爆発を起こしていくと周りの建物は、崩壊していく。
そんな中隊員の1人、、ロクチノフは凄まじい爆発音に警戒した。ロクチノフ率いる第一隊の後方には、ミレイス・ジャックというイタチザメの魚人が姿を現していた。そしてもう1人、リュウグウノツカイの魚人の女魚人エミリーで
あった。ミレイス・ジャックは、、ゲルディ・ジャックの双子の兄であり、、巨大な太刀を振り回していた。
「どうせ、、殺す価値もねえ奴らだが、、、まあいい。相手してやるよ。ただし手加減はしてやんねえがなあ、、、、、」
ミレイス・ジャックは、、、太刀を振り回すと瞬間移動をして、、ロクチノフへと斬りかかった。ロクチノフはソードを盾をにしてミレイスと剣をぶつけあっていく。
「貴様らの思い通りにはさせん!!!!」
ロクチノフは詠唱の呪文を唱えた。すると、、ロクチノフの辺り周辺に結界が生成された。ミレイスが次々と放っていく斬撃は、ロクチノフの結界を守っていく。そして、、振り回していた太刀は、、そのまま、、ミレイスの背中の鞘へと戻っていく。それを利用してロクチノフは瞬間移動をすると凄まじい勢いで蹴りを放っていく。そしてミレイスの太刀は、ブーメランの如く跳ね返ると、ミレイスの身体は突き刺さった。
「何??」
すると、、、ロクチノフは、完全詠唱を唱えた。ロクチノフが唱えると、、一気に周囲に光が集中した。そして結界は一つに集まるとミレイス・ジャックの周辺に集まっていく。そしてミレイスを凄まじい拘束力で拘束していく。そしてミレイス・ジャックの身体は爆発した。
「轟天艷麗大爆厚風!!!!!!爆炎!!!!!!」
やがてミレイス・ジャックの身体は粉砕され、、粉々に砕け散った。ところが急に光り出すと、ミレイス・ジャックは復活した。心臓の核となる部分が復活するとミレイス・ジャックが、喰っている人間が、一気に放出されると、、夥しい数の死体が溢れ出す。
ロクチノフが手を合わせると、それを見かねた第1隊の隊員達は銃を構えた。そして一斉に射撃した。
リュウグウノツカイの魚人のエミリー・リアは、爆破の術式を唱えると、一気に周辺が爆発していく。
「さあやっちゃいますね。私は、、爆破専門の魚人のエミリー・リア!!!
完全詠唱のミルディギス!!!
さあ全てを焼き尽くしてしまいなさい。」
すると半径1キロメートル以内の建物が爆発して一気に建物が崩壊した。ミエスタの街は次々と爆発していく。既にミサイルが投下され、崩壊していく街で一気に瓦礫が爆発し火花を散らしていく。そんな中、、ダイオウイカの魚人のイカデブルルは、爆風に巻き込まれていたが、、身体に傷が付いただけであった。
第1隊の隊員達はイカデブルルを捉えていたが、、イカデブルルが、無傷なのに驚愕した。
「あのイカやろう、、、まだ生きていやがったのか、、、焼きイカになっていたと思っていたのに、、、、、、」
するとイカデブルルは触手を使うと隊員達を一気に締め付けていく。巻かれた隊員達は物凄い勢いで引き込まれていくと、、イカデブルルは、隊員達を喰い尽していく。その勢いにびっくりした隊員達は一気に銃撃していく。
そしてエミリーの爆破に巻き込まれた隊員達の死体は折り重なるように地面へと溜まっていた。
「さあ食う、、、、、人間を食う、、、、もっと食わせろ、、、、、、、」
そしてイカデブルルは、、大きな口を開けると次々と隊員達を飲み込んでいくそこへと到着したデレスはソードを構えた。すると、デレスのソードからは白い閃光が一斉に光り出す。一気にデレスのソードの力で、イカデブルルの脚は次々と斬られて行く。そしてデレスは槍を生成する。すると一気に巨大な槍が生成されると、イカデブルルの身体に突き刺さった。
「馬鹿な、、、、俺の身体が、、、、」
デレスは爆破煉道を唱えると一気にイカデブルルの身体は爆破されていく。槍から、、炎が上がると一気にイカデブルルの身体が爆破され、イカデブルルの身体は粉々に粉砕されて行く。
そしてその瞬間、デレスは一気に槍を引っこ抜いた。爆破された槍はソードへと還元された。
そんな中デレスの元へホオジロザメの魚人のゲルディ・ジャックが現れた。ゲルディ・ジャックは、双剣を構えるとデレスの前へ瞬間移動をした。ゲルディ・ジャックは、双剣を構えると、デレスへ斬りかかった。ゲルディ・ジャックの双剣とデレスのソードは激しくぶつかっていく。
「おいおい、隊長さんよ。この俺に楯突くとはやってくれんじゃねえかよ。まあいいぜ。この俺が、、ぶっ潰してやるよ。てめえの事もな。」
ゲルディ・ジャックは冷酷にそういい放った。