表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

#1

 もうすぐ「平成」が終わりを迎えようとしている時、わたしは夜勤の次の日の休みと仕事の有給を思い切って使って実家に戻ってきた。

 これには事情があり、そろそろ自室の断捨離をしよう思って――。

 なぜならば、去年の年末は言い訳になってしまうかもしれないけど、わたしは変則勤務の仕事の絡みでできず、ズルズルと今日まで延びてしまったから。


「まずはクローゼットからやっていこう!」


 わたしはクローゼットに入っていたものすべて出し、必要な物と不必要な物を分別し、雑巾で埃を拭き取った。

 そして、必要な物は元の位置に戻していく。


「よし、次は本棚と机!」


 クローゼットの片付けを終え、扉を閉めた。

 次は本棚と机の中を片付けなければならないけど、クローゼットから出た不必要な物は廊下に置く。


「さて、分別分別っ!」


 わたしは本棚と机の中の物を取り出した。


「うーん……これはいらないかな。あれは残しておきたいし……」


 雑誌や小説を書くために集めていた資料、今まで取っておいた役に立たなそうな本などを必要な物と不必要な物と分別していく。

 なんでこんな物を買ったんだろう、この本はもう二度と読まないだろうなぁと思いながら――。


「うわぁ、ガラケーだ! 懐かしい!」


 机の引き出しから出てきた物は高校生の頃に使っていた携帯電話。

 私が使っていた二つ折りにパカッと開く「ガラケー」。

 最近は見た目は携帯電話だけど、中身はスマートフォンみたいなもの「ガラスマ」と呼ばれるものがあるみたい。

 しかし、わたしは社会人として働き始めて数ヵ月くらい経った頃にスマートフォンにしたため、携帯電話に触れる機会が全くなかった。


「ダメダメ! 今は断捨離に集中しなくちゃ!」


 そうそう! わたしは今は懐古に浸っている場合じゃない!

 断捨離が終わったらじっくり携帯電話を見ることができるかもしれないから我慢しなきゃ!

 わたしはなくなくそれを目立つところに置き、断捨離に戻る。


「うーん……これで分別は終わりかな」


 そのあとも悩みつつ、ようやく分別作業が終わった。

 本棚や机の中を雑巾で拭き、動かせる範囲で掃除機をかける。


「わーい、片付けが終わった!」


 必要な物を置いていき、わたしの部屋が綺麗に片付いた。

 本当に「本は多いけど、()()()()()です!」という感じ。

 その時は実家にいた頃は必要な物と不必要な物に囲まれて生活していたんだなとつくづく感じていた。

 わたしが借りているアパートより物が溢れていたんだもん!

2019/04/29 本投稿

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ