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unknown~とある情報屋~  作者: 右京
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さあ、お仕事しますか

カタ、カタカタ


うす暗い室内で10台ほどのパソコン画面が、様々な映像をうつしだしている。

その中央にキーボードを指1本で操作している人影

その人影の主が世界一と名高い情報屋"unknown"であるとは誰も思わないだろう。


((あー、だるー))

目の前にある画面には、面白いと有名なオンラインゲームのボス戦をクリアしているキャラクターがいる。

ソロでボス戦など普通は無理なのだが、ゲーム会社にハッキングしてキャラクターをチート化してあった。


もうこのゲームも飽きたなーと思っていた時


ピーピー

警告音と共に全てのパソコンの画面が自動的に切り替わってゆく


世界地図や、数国の警察関係のデータベース、そして網をはってあったある小国の王族のデータ


小国でありながら、金鉱や宝飾の技術に優れており

独立国として他国の侵略を受けずにいた"ジルオール国"


気候は暖かく、町並みは中世ヨーロッパを彷彿させるような雰囲気であり。

移住希望は多いものの、国内の者と結婚しない限りは国内に住居をもつことができない。


旅行者はかなり多くジルオール国独特の雰囲気や、特産である宝飾の買い付けなどで国庫は潤い治安も良い。


しかし、ジルオール国内では王族制度ならではの王位継承問題で近年王家は荒れていた。

 

王位継承は代々第1王子が継承していたが、問題をおこしてばかりの第1王子は国民に不人気で、第2王子が国民から圧倒的に支持されていた。


第2王子はジルオール国でも軍職に就いており、実直、勤勉、何よりも庶子であった。


第2王子は金銭感覚も国民に近く、派手な金使いが目につく第1王子とは正反対など

暗愚になりそうな王様候補の第1王子か、賢王になりそうな第2王子か、、、。


「こりゃ国民の支持が集まっちゃうねー、第1王子はボンボンなだけでしょ。」


パソコンからあらゆる情報を集め終わって、自分のタブレットにも情報を暗号化して隠しておく。


最後にジルオール国への便のチケットを購入しておく

「さて、お仕事しますか」

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