『シリアルキラーの作り方』登場人物一覧 ネタバレ有り(真犯人名)注意!
※大いなるネタバレが含まれます。ご覧になる際は十分にご注意下さい。
あくまでも自己責任でお願いします。苦情は受け付けません。
( )内は年齢です。既に死亡している人物は、死亡時の年齢です。
○主要登場人物
・渡辺 昴 (17)
本作の主人公。神奈川県内の私立大倉山学園の高校二年生。両親を事故で亡くし、高級マンションで一人暮らし中。学園の生徒会長の麻由美に片思い中。頭脳も容貌も身長もごく普通。出生に秘密有り。
・西原 真理亜 (18)
私立大倉山学園の高校二年生。昴の同級生。隠れアニオタ。東京都大田区の高級住宅地の豪邸に住まう。実は麻由美とは双子。小学四年の時に大怪我を負った。一年間休学したために麻由美の妹となる。変なノートを所有している。普段は髪の毛を三つ編みにして、度の強い銀縁眼鏡を掛けている。背丈は少し低め。隠れ巨乳。
・有村 陽子 (23)
警察庁特別広域捜査班・第一班・班長。階級は警部補。○京大学法学部在学中に司法試験に合格。主席で卒業。国家公務員第1種試験に合格した警察庁のキャリア官僚。父親は現役の警察庁長官。歳の離れた兄が二人居る。黒髪ロングのストレートで、額で二つに分けている。背丈は低く痩身である。少女のようなあどけない顔立ちの美女。
・須川 渉 (26)
警視庁刑事部・捜査一課・第九強行犯捜査・殺人犯捜査第13係所属。階級は巡査部長。有村の部下として行動する。東京都出身。東京の有名私立大学卒業。比較的高身長。有村曰く「イケメン」。
・近藤 浩二 (24)
十二年前から六年前までの『連続幼女殺害事件』の真犯人。九年前の『横浜市港北区一家殺害事件』の犯人。自分の家族を殺した『東京板橋区警部一家殺害事件』で服役中の無期懲役囚。父親は警察官。私立大倉山学園卒業。
・西宮 和也 (42)
樹里の戸籍上の父親。神奈川県警察本部・生活安全部・生活保安課・主任。階級は巡査部長。二十年前に発生した『幼女誘拐殺人事件』の捜査時、犯人の撮影したスナッフビデオに触れる。近藤浩二を『連続幼女殺害事件』の犯人と知っており、『横浜市港北区一家殺害事件』では現場に駆け付けて真理亜を強姦した。最後には娘の樹里に射殺される。
●学園関係者
・梨田 樹里 (16)
昴と真理亜との同級生。真理亜とは中等部以来の友人。一連の事件の真犯人。短髪の美少女。近藤浩二の腹違いの妹。西宮和也は戸籍上の父親。近藤浩二の父親明夫が実の父親。とある組織と接触し、格闘技や殺人の技術に精通する。
・長谷川 幸介 (18)
生徒会副会長。私立大倉山学園の高校三年生。生徒会長の麻由美のことが好き。麻由美を殺したのが、昴と真理亜と思い込み付け狙う。
●警察関係者
・古田 宗治 (52)
警視庁刑事部・捜査一課・第九強行犯捜査・殺人犯捜査第13係・係長。階級は警部。総白髪の中年男性。須川の直属の上司。仕事以外の場面ではひょうきんな一面を見せる。
・戸部 裕 (52)
神奈川県警察・中原警察署・捜査一課・課長。階級は警部。古田と同期。スキンヘッド。声が渋い。かなりの長身。ヘビースモーカー。短気である。須川とは合同捜査時の顔見知り。
・園城寺 司 (48)
警視庁刑事部・捜査一課・第一特殊犯捜査・特殊犯捜査第1係 及び 特命捜査対策室・特命捜査第5係・管理官。階級は警視。ニックネームは三井寺。兄の鏡は警視庁刑事部・部長。短髪で長身。美男子。美人の妻と、美少女の娘が自慢。「警察庁特別広域捜査班」には理解があり協力的。
・水谷 隆 (50)
警視庁刑事部・捜査一課・課長。階級は警視正。有村らの「警察庁特別広域捜査班」を何かと疎んでいる。
・園城寺 鏡 (52)
警視庁刑事部・刑事部長。階級は警視長。園城寺司の実兄。弟の司とは顔立ちは似ていない。比較的強面。
・有村 政義 (56)
警察庁長官。全国警察官二十八万余名のトップ。陽子の実父。○京大学法学部卒。娘が可愛くて仕方が無いが、どう接して良いかが解らない。陽子の他に息子が二人居るが、彼らは警察関係には進んでいない。
・町田 大吾 (54)
神奈川県警察本部長。階級は警視監。警察庁長官の有村政義の大学の後輩。小太りで頭頂部が薄くなっている。
・白神 怜子 (32)
警察庁特別広域捜査班・任命班・班長。階級は警部。捜査に同行した捜査員が必ず非業の死を遂げるため、付いたあだ名は『死に神怜子』。巨乳の派手目の美女。酒豪で大食いだが、抜群のプロポーションを誇る。現在独身。彼氏募集中。
●会社関係者
・藤島 豊 (29)
西原慎司の秘書。『西原トラベル』社長室室長。過去に横田夫妻の部下として勤務していた。旅行関係の専門学校を卒業。小学校時代の真理亜と麻由美の家庭教師をしていた。
●事件被害者
『横浜市港北区一家殺害事件』
・横田 星彦 (28)
真理亜の養父。旅行会社『Y・I・S』社長。子供が居ないため、知人の娘真理亜を養女に迎える。貫禄を付けるため、口ひげとあごひげを生やしていた。自宅に戻った所を近藤浩二に刺殺される。
・横田 沙織 (26)
星彦の妻。旅行会社『Y・I・S』副社長。美人で巨乳。落とし物を届けに来た近藤浩二に応対中に、胸を刺されて死亡。首を切り取られそうになるが、真理亜が駆け付けて来て未遂に終わる。
・横田 すばる (8)
横田夫妻の長男。出生に秘密有り。夕刻にソファーで就寝中、近藤浩二に首を絞められて殺される。
『東京板橋区警部一家殺害事件』
・近藤 明夫 (44)
近藤浩二の父親。警視庁杉並警察署勤務。階級は警部。埼玉県警時代は西宮和也の上司。西宮の妻になった女性警察官に横恋慕していた。息子の近藤浩二に体中を刺されて死亡する。梨田樹里の本当の父親。
・近藤 朱美 (45)
近藤明夫の妻。近藤浩二の母親。出世の遅かった夫の反省で、勉強の出来る浩二に厳しく指導し教育する。一方、浩二の姉瞳は放任主義で育てる。浩二に首を刺されて死亡する。
・近藤 瞳 (20)
近藤浩二の姉。当時女子大学生。美少女。刺殺後、弟の浩二に首を切り取られる。浩二はその首を持って、警察署に家族殺しを自首する。
『連続幼女殺害事件』
・鈴木 梨花 (10)
最初の犠牲者。小学五年生。荒川河川敷で全裸姿で発見される。腹部を数ヶ所刺される。学校のプール帰りだった。
・小松 美弥子 (7)
二番目の犠牲者。小学三年生。神奈川県のダム湖の桟橋上で全裸姿で発見される。胸を数ヶ所刺される。親戚宅を訪れるために一人で外出していた。
・大久保 環 (9)
三番目の犠牲者。小学四年生。千葉県の海岸の砂浜で着衣姿で発見される。腹部を数ヶ所刺される。家出を匂わせる手紙を残し、遺体発見現場の近くまで自分で電車で出かけていた。財布と眼鏡が紛失していた。
・見上 朱里 (9)
四番目の犠牲者。小学四年生。東京都奥多摩の清流脇で全裸で発見される。胸を刺されて、右手小指が切断されていた。死後に性的暴行の跡が認められたが、犯人の精液は出ていない。盆休みに、家族で奥多摩の祖父母宅に帰省中だった。静岡県在住。
・上阪 留実 (8)
五番目の犠牲者。小学三年生。多摩川の河川敷私鉄鉄橋下で全裸で発見される。腹部を刺され、性的暴行の痕跡が認められた。姉と一緒に、近所の河川敷の野球場に同級生の試合を見に来ていた。
・鷹森 早苗 (9)
六番目の犠牲者。小学四年生。横浜市の海浜公園の男子トイレ個室で全裸で発見される。性的暴行の跡があり、犯人の物と思われる避妊具が近くに落ちていた。学校の校外学習で海浜公園に訪れるが、途中で姿を消していた。
『多摩川グラウンド資産家次女バラバラ殺人死体遺棄事件』
・西原 麻由美 (18)
私立大倉山学園の高校三年生。美人で成績トップの生徒会長。スタイルが良く、巨乳である。全校の男子生徒の憧れ。昴に告白されて了承する。昴のマンションで援助交際をしていた。真理亜とは双子。戸籍上は真理亜の妹である。一連の事件の最初の犠牲者。昴の部屋の中、絞殺死体で発見される。
『特別広域指定191号・田園調布社長夫妻殺人事件』
・西原 慎司 (46)
麻由美と真理亜の父親。旅行会社『株式会社西原トラベル』社長。自宅のキッチンで妻と共に刺殺される。
・西原 真名美 (44)
慎司の妻。麻由美と真理亜の母親。保険会社、不動産会社、マンション管理会社『株式会社ウエスト・プレーリー』を経営。巨乳で美人。夫と共に自宅で腹部を刺されて死亡。
『横浜市港北区老資産家強盗殺人事件』
・菅野 絹子 (76)
「星神社」元横田家の隣家の住人。大地主。真理亜と樹里の顔見知り。自宅仏間で自分の家の包丁で胸を刺されて死亡。
『私立大倉山学園教諭殺人事件』
・内田 誉 (36)
私立大倉山学園教師。数学担当。梨田樹里に深夜に学園に呼び出され殺害される。麻由美のことが好きで、真理亜と麻由美の入れ替わりの事実に気が付いていた。真理亜のノートの秘密に気が付く。
『資産家長女誘拐脅迫事件』
・王 (29)
・楊 (25)
西宮の部下。外国籍の元留学生。売春組織の裏の仕事をこなしていた。樹里に射殺される。
『横浜市マンション女性刺殺死体遺棄事件』
・梨田 茉莉 (40)
樹里の母親。西宮と結婚していた。今は旧姓に戻る。元警察官。近藤明夫の元部下。明夫の子供を産む。
●その他
・渡辺 俊彦 (44)
昴の父親。医学関係の会社を経営。半年前にオーストラリアのグレートバリアリーフを小型機で遊覧飛行中、妻と共に墜落死する。
・渡辺 真澄 (43)
昴の母親。夫の会社の専務取締役。夫と共に事故死する。
・水元 香織 (20)
多摩川河川敷近くのマンションに住む女子大生。麻由美の遺体を発見。愛犬はゴールデンレトリバーのジョン号。
・田中 宗一 (36)
麻由美の遺体発見時の通報者。タクシー運転手。非番時の朝は、川沿いの道のジョギングが日課。
・佐藤 繁 (68)
昴の住むマンション『ウエスト・プレーリー綱島』の管理人。時代劇が大好き。
・菅野 俊郎 (76)
菅野絹子の夫。二年前に死去。
・今村 庄一 (65)
糀谷出版社社長。階下の不動産会社社長。年老いた母親と二人暮らし。薄くなった頭をニット帽で隠している。小柄で小太り。声が大きい。国内旅行が趣味。
・原 光 (30)
二十年前の『幼女誘拐殺害事件』の犯人。三人の少女を誘拐し、生前も死後も陵辱をした。少女の陵辱場面をビデオカメラで撮影し、テープを保存していた。死刑確定後にすぐに刑が執行された。双子の姉が居た。○京大学医学部卒。大学入学当時のIQは180以上あったと言われる。高身長の美男子。目が悪い。
・原 量子 (18)
原光の一卵性双生児の姉。容貌は西原真理亜、麻由美にそっくりの美少女。優しくて大人しい性格。高校三年生の時に自殺をする。




