王都「ミレア」
活動報告の確認お願いします。
あと今回はこれを言うために更新したので中身薄めです。
「あれが王都…すごい…」
1週間ちょっとの旅を終え遂に王都が見えてきた。まだ王都とは距離が離れているがそれでもわかる巨大さ。リチュアの街も外壁は大きかったが王都はそれの倍はあるんじゃないかと思われる。壁に巨人でも埋まってんのかこのサイズ…
王都の大きさにテンションを上げつつ、待っているとようやく私たちが入るであろう門が見えてきた。
うわーすごい人が並んでる。これ全部入国審査的な奴の列かな?一体何時間かかるんだこの列…
ん?馬車が向かってる方向あの列じゃない?隣にある少し小さな門に向かってるような...
この列に並ばないのかな?なんかの特権的な?
「あの、ワイロさん。あの列に並ばなくていいんですか?」
「あぁ。あっちは一般検問所で今私たちがとおているところが商人専用の検問所だね。」
「今からここで荷物の検査などを行うんだよ。」
検査があるとしてもあの列に並ばなくて済むのは楽だな。
「商人って意外と便利ですね。」
「お、小夜殿も興味がおありなのですか?」
「いや、なりたいとかそういうわけじゃないんですけど…入国がはやいのが楽だなって…」
「そうですか。興味があるならいつでも声をかけてくださいね。」
お。そんなことを話している間にまた馬車が動き出したみたい。荷物の確認が済んだのかな?
「さて、無事王都に入れたことですし依頼はここまでですね。この場にて解散とします。」
そっか。
ワイロさんたちともここでお別れか。一週間と少し一緒にいただけだけど意外と楽しかったな。最初は名前があれなのもあって距離を置いていたけどね。手のひら返しもいいところだね……
「小夜殿?そんな悲しい顔をしないでください。私たちはこの街で商売をしているのですよ?会おうと思ったらいつでも会えるのです。安心してください。」
顔に出ちゃってたか。...そうだね。同じ街にいるんだ。また会える。
「お世話になりました!」
任務も終わったし王都を探索したいところだけど...
「何からしたものかなぁ...」
こっちで暮らすに当たって必要なのは宿と職。
とりあえず冒険者ギルドに行くのが最優先かな。宿とかはあとでいいや。
それにしてもすごい人だなー さすが王都、ラッシュ時の駅のホームぐらいの人口密度だよ...こんだけ人がいると前に進みづらいなー。
こういうときとかあれやりたい。屋根の上飛んで進むやつ。異世界ものとかだとあるあるだけどさ、あれって実際にやったらどうなるんだろ?家と家の間を跳べるような脚力で屋根蹴ったら穴空くと思うんだよね。試す気にはなれないけど。
んー…それにしても冒険者ギルドどこにあるんだ?見たらわかるって言われたけどわかるかなぁ?大通りを進めばあるって言ってたけどもう結構進んだぞ?全然わからないんだけどもう過ぎちゃったとか?とりあえ進むしかないか…
「あぁあれだね。冒険者ギルド。間違いない...」
大通りを進んでしばらくするとようやく冒険者ギルドが見えてきた。ワイロさん見たらわかるっていった意味わかりましたよ...周囲の建物、周囲には冒険者らしき人達がわらわら。極めつけには建物の上にある大きな剣のオブジェ。確かに一目見たらわかるけど…あのオブジェダサくない?大きな剣がぶっささってるのデザインとして微妙だろ…ボーリング場かよ...
まぁ見やすかったおかげで私が迷わなかったしいいか。さぁいざ新しい私の職場へ!たのもー
「ぎゃおー!!」
「だぁぁ!誰だミストドラゴンを生きたまま持ってきた馬鹿は!あほか!」
「うわ、こっち来た!いやぁぁ!!」
「おいBランク何とかしろ!あ、ダメだ酔ってるやこいつ。」
「あ、そこの君!手伝ってくれる!」
「誰か何とかしてぇぇ!」
パタン…
見なかったことにしよう。うん。
・・・いやダメか。死人出るなこれ。
「あのー...私何やればいいですか?」
「とりあえず魔法ぶっぱで!」
魔法ぶっぱか。水霊魔法でいいか。アクアー...
「その感じ水系統の魔術!?室内でそれやるぅ!?」
あ、ごめん。それは考えになかったやぁ...
「へぇくっしゅん!いやー助かったよ。ランクが高い冒険者がみーんな出払っててね…」
「いえいえ...無事でよかったです...」
そのなんだ…水浸しにしてごめんね…
「んー君見ない顔だね。身なりからして冒険者だと思うがどうしたんだい?」
「あ、その王都に来たので…その、依頼とか確認しようかと...」
「そうなのね。それじゃぁカード出して。こっちで動けるようにするから。はいはい小夜さんね…君が噂の子か。Eランクでダンジョンを攻略したっていう。」
「歓迎するよ。僕はここのギルドマスターをしている久世 彰だ。宜しく。」
この人ギルマスだったんだ…大丈夫かなぁこのギルド
「よ、よろしくお願いします!」
まぁ何がともあれ、これから私の王都生活が始まるんだ!!
気ままにいかなくちゃね。さて、(?)無事挨拶も済んだことだし次は宿だ。私の拠点になるわけだしいいところを探さないとね!
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柊 小夜ねぇ...
男は知っていた。この世界で日本名。ましてや漢字を名前に使うなどありえないことだと。
男は知っていた。異世界人は異世界召喚の儀を行わなければ、こちらに来ることはないと。
今回の儀式にこんな名前の子はいなかった。僕の知らない異世界人...まさか他国のスパイ?ステータスも妨害されて見えないし放置できる問題じゃないな。
否、すべては勘違いなのだが、男はそれを知る由もない。
「さっきまで平和だったんだけどなぁ...忙しくなりそうだ。」
久世くんは某シャーレの先生のアニメ版を想像してね。




