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地下施設2

 突然だが、私がさっきコテンパンにやられたのは何故だろう?そう!視界が確保できていなかったからだ。

あの時、はっきり相手の姿が視認できていれば勝機はあったかもしれない。

 そして私は大馬鹿者です。なんたって私は暗視というスキルの存在を忘れてたのだ!

 あったよね暗視。うん。一番最初から持ってて気づいたらレベルマックスだった暗視。つかいどころがあんまり無くて、使って無いから存在を忘れてたよ。…スキルの把握って大事だね。

 さぁ早速発動暗視!この真っ暗な世界からサヨナラだ!

…見えるって素晴らしいなぁ。暗視を起動した途端見えなかった景色がはっきり見えるようになった。

 これなら敵と接敵してもある程度は戦えるだろう。となれば、まずさっきの場所の確認だ。私はさっきプロードが自爆した現場へと向かった。

 うん。完全に道が塞がってるね。やっぱりこんな所で爆発なんてしたらそら、そうなるか。こうなると最初に入って来た穴には行けないし、ここを出るには別の出口を探さなくちゃなぁ。

 一応霧化を使えば通れないことは無いと思うけどプロードが通れないからなぁ。それに服がなくなったら今度こそ終わる。…私ここから出れるかな?

 元の場所へ戻るのを諦めて、私は地下の奥へと進んでいた。はっきり見えるようになってからここがどんな所かは予想がついた。

 何処かへと繋がっているコード。見たことない技術で動いていると思われる明かり。そして度々見える部屋の中は何やら怪しげな機械が置いてある。

 ここは何かの実験施設何だろう。ダンジョンの地下にある施設なんてきっと碌でもないに決まってる。

 こんな所からはとっとと脱出しないとね。本来の目的だったお宝も無かったし、ここにいても危ないだけだ。

 ん?なんか奥からそこそこ魔力が高い奴がこっちに来てるな。何だろう?魔物かな?それとも人…?どちらにしろこんなとこにいる生物は敵だな。ここダンジョンだし。

 私が警戒しているとそいつは現れた。金属製の装甲、頭の上にある光るランプ。どっからどう見てもロボだった。

 あのランプ‥さっき暗闇で私を襲ったやつと同じだよな‥?さっきは魔力なんて感じなかったのに。

まぁいいや。さっきは何も出来ずにボコボコにされたけど今回はそうは行かない!なんたって視界を確保出来てるからね。リベンジマッチマッチだ!

 私はロボとの距離を詰め「闇斬」をお見舞いし

た。これでロボも真っ二つだ!…あれ?効いてない?

私が放った「闇斬」は敵に当たる前に何かに当たったみたいに霧散してしまった。他にも別の魔法を放ったが全て同じように当たらなかった。

 この感じには覚えがある。2層で戦ったハリネズミだ。あいつは魔法が効かない装甲を持っていた。このロボも同じような機能が有るんだろう。

 となるとこいつは物理で倒すしか無いんだけど…ぶっちゃけ無理くない?相手はロボットだよ!金属で出来てるんだよ!刃なんて通らんわ!

 クッソ、私のメイン武器がハンマーだったら勝てる勝負だったのに!持てるかわからんけどな!

 ふぅ‥落ち着け私こんな事考えたてたら絶対勝てないぞ。ひとまず距離を取り、取れる手段を確認していく。

 まず魔法は効かない。血魔法は試してないけど使ったら死ぬから使えない。次に物理攻撃は剣なのであまり効果はない。最悪拳で何とか…後は爆発ぐらいだけど…

「プロード?爆発の威力って落とせる?」


「クエェ....」

 無理らしい。じゃあ爆発も使えないな。あれ?詰み?

「うわっ⁉」

ロボットが何やら魔力の篭った玉をこちらへ飛ばしてきた。咄嗟に避けたがあれは何だろうか?魔法にしてはしょぼい様な…?良く観察してみよう。

 ロボットの動きを観察してみるとなんとも不思議だ。玉を飛ばすときロボットアニメの魔力が一点に集まりそれが玉となって発射されている。

 もしかして魔力を固めて打ってる?恐らくロボットが魔力を塊に変えてそれをこちらへ放っているのだと思う。

 本来魔力は触れたりしないのだが、放っている玉は床等に当たると跳ねているので物質化しているんだろう。

 もしかして魔力は濃縮すると物資になるのかな?ダイラタンシー的な?

 その技術があればハンマーとか作れちゃうんじゃない?成功してもこれが効くかは分からないけど今は手詰まり状態だ。やって見る価値は充分にある。まず私はロボットが打ってくる玉から真似してみることにした。

 全身の魔力を手の上に集中させて…

うーん駄目だ上手く行かない。手に集めるだけじゃただ手が魔力で強化されるだけだ。あいつは魔力を魔法みたいに体外に出してる。魔力を剣に込めるみたいに空気に込めたら如何だろう?

 手の上にある空気に魔力を強く込めてみると、なんかぼやぼやした物が完成した。これをもっと凝縮すれば…出来た!

 ビー玉サイズだが物体になった魔力が完成した。一応成功である。これ意外に魔力の消費が少ないな。この感じだったらハンマー作れるかも…!

 まずはさっきみたいな要領で棒を作っていく。2回目だからか魔力の放出と濃縮が手早くできるな。あっという間に出来上がった魔力のぼうの先端に棒の20倍程の魔力をかけハンマーを形成していく。ちょっと時間はかかるがそれは段々と形になっていき立派なハンマーが完成した。流石にここまでの物だと魔力の消費が大きく、半分ぐらいもっていかれたがこれであのロボットに対する手段を手に入れた。今度はこっちのターンだ!

補足 この世界では魔力は体中を掛け巡っています。血液みたいなもんです。小夜はこのの魔力の流れを変えることで色々やってます。

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