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地下施設1

…人間って本当に地面に突き刺さるんだね。爆弾鳥の爆発に巻き込まれた私は足が地面に突き刺さる勢いで吹き飛んだ。というか突き刺さった 

 体に怪我とかは無いためFFは無いんだろう。頑張って地面から脱出しようとしている私の元にトコトコと爆弾鳥がやってきた。 抜けね…

 私が戦った時の奴は爆発するたび1周り小さくなり2匹に増えていたけど、サイズは変わっていないし、増えてもいない。あの個体とは能力が違うみたい。

 まぁ同じじゃなくて良かったよ。増えても困るし… あ、出れた。

 まぁそんな訳でスキル検証がお.....なんの音!?

何か崩れ落ちた音が辺りにが響いた。音の方を見に行くとそこには大きな穴があった。場所は爆弾鳥が爆発したところ辺りだ。崩落する原因なんて一つしかない。爆弾鳥のせいだろう。

 崩落で出来た穴は小さいが中に見える空間デザインは大きい。部屋みたいな洞窟みたいな何かがこの下にはあるようだ。詳しいことは暗くてよく分からいけど。

 ....どうしようめっちゃ中が気になる。

普通に考えたらただの空洞か地下室なんだろうけどここはダンジョンだ。ダンジョンの床ぶち抜かないと入れない空間なんてお宝があるに決まっている。

 ただこの中が安全とは限らないし生き埋めにでもなったらお終いだ。慎重に行かなくちゃ。

 .......ふーん中は空洞じゃなくて何かの通路だな。材質は金属製かな。まるで何かの科学施設のようだ。

 ダンジョンになんでこんなあからさまな施設が…


 私は勝手にダンジョンは自然生成だと思っていたがそうでは無いのかもしれない。

 思えばこのフロアにあった家といい、今いる地下施設といい自然に出来たとは思えない人工物がこのダンジョンにはある。

 ダンジョンとは一体何なんだろう?というかここは本当にダンジョンなんだろうか?

 まぁそんな事はさておきこの通路を進んでいるが宝箱とかがあるような雰囲気ではない事だけは分かった。ところどころ壁が光っているのでそれを明かりに進んでいる。

 その光で道が見えるのだが配線的な何かが床にあったりとここは人の手で造られたと教えてくれている。

こんなにも人工的な場所に宝箱はあるとは思えないね。あるとしたら弾薬箱とかだ。

因みに光が無いところは真っ暗で何も見えない。

 てっきりこの異世界って科学技術は未発展だと考えていたけど、こうも現代っぽいものがあるとそれは間違いだってわかるね。

 ん?なんか奥に赤く点滅してる物があるな。真っ暗だから滅茶苦茶目立つ。壁にある光とはまた違うしあれは何だろう?

 なんか動いてる気がする…というか近づいて来てない?謎の赤い光はこちらへ段々と近づいて、数秒すればすぐ目の前というところまで来た。

 あと1mという所で停止した赤い光は今度は黄色く光り始めた。もしかしてロボットだったりするのかな?

 呑気な事を考えているとふとお腹に痛みを感じた。それに何故か熱い。気になって触ってみれば何の液体が手にくっついた。それは暖かかった。

 瞬時に後ろへ飛び黄色い光から離れる。私は多分こいつに攻撃された。何故かあんまり痛くないけど今、私の腹は穴が空いているだろう。手にくっついたのは私の血だったからね。もしかして攻撃されている?

 私が後ろへ下がると下がった分だけ光が近づいてきた。私を確実に視認しているようだ。こちらからは暗くて見えないがあの光を放っている物体が何かしらの攻撃を仕掛けてきているのは確かだ。

 取り敢えず牽制攻撃の「闇弓」を放ちつつ、血液操作を使い全力で出血を止める。ただでさえ血が足りなくて弱体化しているのにこれ以上血を流したら如何なるかわからない。最悪死ぬかもしれないし。

 一応放った「闇弓」は効いているっぽいが相手が止まる気配がない。火力が足りないようだ。

 私はどんどん後ろに下がり、相手はその分詰めてくる。いたちごっこだ。

 傷を治しつつ魔法を放つが威力が低いのかあまり効いていない。上位の魔法を使えば効くのかもしれないが、上位の魔法は近接技が多い。相手の姿もわからないのに近づくのは危険なのでこれ以上の魔法は使えないと言ってもいい。

 クッソ、壁に光源があったら…あるいはもうちょっと強い火力あればあいつを倒せると思うけど…

 そう考えた瞬間トタトタと何かが光の方へ走っていった。この足音…爆弾鳥⁉というか点滅してる光が増えてる気が…もしかして爆発しようとしてらっしゃる!?

 馬鹿野郎!こんなとこで爆発したら天井が崩落して、生き埋めになるに決まってるだろ!おいアホ鳥⁉やめてね!

 心で念じるが止まる気配はない。爆発に巻きこまれない為にひとまず距離を取る。そこそこ走った後大きな爆発音ともに何かが崩れる音が響いた。きっとあそこらへん全体が瓦礫で埋まったのだろう。

 闇雲に逃げたせいで帰り道が分からいのと通路が一つ塞がったが、まぁ敵を仕留められたなら良しとするか。

 あ、爆弾鳥が帰ってきた。そういえば爆弾鳥のステータス見てなかったな。一体どんなんだろう?

『ボバード 名前無し Lv1 状態:契約中

 〈スキル〉自爆Lv10 爆発強化Lv10

 〈エクストラスキル〉ディオプロージョン』


ディオプロージョン 爆発に関して全てを司る。

・自身への爆発のダメージを無効化する。・相手は爆発の耐性が消滅する。・爆発に関する消費が魔力のみになる。


 何かこいつ特別なスキルを持ってるみたい。このスキルのお陰で爆発してもピンピンしているし私にもダメージが入らないみたい。

 それにしても名前なしかぁ…仮にもこの鳥と契約している訳だし名前ぐらいはつけないとね。

 んー…名前かぁ。エクスプロージョンからプローを取ってプロードと言うのは如何だろうか?

「クェェ!」

 私が考えた名前が気に入ったのかプロードが嬉しそうな鳴き声を上げる。

 ていうかこいつこんな鳴き声だったんだ…

「改めて宜しくね。プロード!」


「クェ!」

あ、そうだ!ここで爆発は控えろよ!危ないからね!

「クェ…」

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