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工場で働いていた僕がアイドルを作ったらハーレムができた  作者: KAZU
第三章 飛躍するアイドルたち 新アイドル編 ~『GOD BRIGHT』がやってきた~
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第32話-1.完成されていく曲たち

 一周年ライブが終わった次の日、僕とアイドル達はミーティングルームに集まった。この日は杏子によって次のライブの告知が行われる。


「次のライブは八月二六日です。曲目は、Look At To Meとアルラウネの女、GARDEN CALLの新バージョンです」


 あれ? それって全部できていない曲じゃ……。


「今はまだ曲が出来ていないんですが、必ず完成させてやり遂げましょう」


 僕は自信がなかったので、はいとは言えなかった。


「私は、GARDEN CALLがもっと素晴らしい歌にアップデートされるのが楽しみです」


 杏子よ、僕にこれ以上プレッシャーをかけないでくれ。


「満員まであともうちょっとだから、今回こそはがんばりましょう」

「そうね、今度こそ行けるわね。吉田さんが早く曲を作ってくれたらね」


 啓子は杏子と一緒になって更なるプレッシャーを与えてくる。


「いや、なんでみんな僕にプレッシャーを与えるの?」

「曲が出来てから振り付けを作って練習をしないといけないから。がんばってくださいね」

「吉田さん、作曲がんばってね」


 杏子と啓子は僕を応援してくれるが、結局は僕が頑張らないといけないってことは変わらないか。


********


 家に帰ってから、僕はパソコンを開いて作曲を始めることにした。


「ったく、何ががんばってくださいねだ。ゆっくり曲を作って行けばいいじゃないか」

「そう怒らなくても……。私の曲もまだ出来ていないけど」

「そうなの? 宇音。二階堂さんにしては時間がかかりすぎてるような気がするけど」

「言われてみればそうかな」

「いっつもすぐ作ってくるのに」

「でも、二階堂さんの力の入りようが凄かったから。どんな曲が出来るのか楽しみ」


 宇音は曲が出来るのを楽しみにしているが、二階堂さんの力の入りようが凄いっていうのは凄いのはなんか嫌な予感がするけど。


「今回のGARDEN CALL、結香にはイントロのセリフを与えておこう」

「今回はセリフもあるんだね」

「うん、カフェファクトでは初めての試みだな」


 ざっと曲のデータを見てみるとそう言うところも見える。このセリフが終わった後から曲の感じが変わるが、今はそこまでが出来ている。


 この日は最初のサビの前まで作った。


********


 次の日、僕は家でGARDEN CALL ARENGEのサビの部分をコピペしていたら、宇音が複雑な表情をして帰ってきた。


「私の新曲が出来たよ……」

「宇音、嫌そうに言うなよ」

「めっちゃ恥ずかしいんだけど! 直之さん、どう思う!?」

「いや何があったんだよ」

「これ見てよ」


 そこには歌詞が書かれてあった。何やら括弧書きで指示が書いてあった。でも、これのどこが恥ずかしいんだ?


「ここは絶対に会場に向かって投げキッスとか、何なの!?」

「それ、前僕にやってなかった?」

「え?」

「でもこれ、アイドルの曲としては上手く出来てる。まあ、がんばってみようよ」

「そんなー!」


 まあ、こうなるとは思っていたものの、僕に対してやってる事をパフォーマンスで出来ない訳はないよな? なんて事を僕は思っていた。


「もういい! 直之さんのバカ!」


 宇音は怒って布団の中へ潜ってしまった。そして、宇音はひと眠りした後、


「直之さん、さっきはバカって言ってごめんなさい」


 と謝ってきた。謝るくらいなら言わなきゃいいのに……。

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