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五魔(フィフス・デモンズ)  作者: ユーリ
聖魔最終決戦編
339/360

忍びの神VS竜の神

 クロードにとって、五魔とは特別な場所だった。

 故郷も名も家族も捨てたクロードにとって、漸く得た居場所。

 リーティアを復活させる事のみを考えていた自分に、再び人として生きる事を思い出させてくれた場所。

 そして、リーティア以外に心を許せる人達と出会えた場所。

 クロードは今、そんな五魔としての自分を捨てた。

 五魔のクロード・ミストから、霧の里の長16代目サイゾウへと。

 それがどれだけの覚悟だったか、クロードを知る者なら理解出来るだろう。

 だがそれでもクロードは勝ちたかった。

 自分の大切な人達を守る為。

 信じてくれた仲間に応える為に。

 そしてそんなクロードの覚悟に応えるか野様に、摩利支天は神々しいその姿を現した。

 

 それを見たバハムートは、思わず目を奪われた。

 バハムートは永い時生きてきた。

 それこそ自分がいつからこうしているのか覚えていない程の悠久とも言える時間を。

 その為、あまり感動というものをしなくなった。

 永く生きれば生きるほど新鮮さは無くなり、心動かされる事象は少なくなる。

 そのバハムートですら、今目の前に現れた者にこう思った。


 美しい、と。


 目の前に現れた巨大な女性の仏像。

 自分より小さい筈なのにその存在感は決して劣らない。

 そう思わせる輝きを放っている。

 だがその輝きは仏像のものだけでここまで輝いているのではない。

 それはクロードの覚悟の輝き。

 今の自分を捨ててでも守りたいものの為に、本気で自分に勝つつもりでいる、

 そのクロードと、それを支える様に立つリーティアにバハムートはこの戦いで初めて驚異を感じた。

『そこまでして守りたいものがあるか、人の魔竜・・・いや、クロードよ。 だがそれは儂も同じ。 ここで退いては、かつての友を捨ててまで魔族に付いた意味が、血を流した同胞の犠牲が無となる! それだけは許されんのだ!!』

 バハムートは咆哮を上げ竜の姿で初めて戦闘態勢に入ると、自身の周りに浮かべていた火球と雷球を一斉に降り注がせた。

「クロード。 いえ、サイゾウ様と言った方がいいですか?」

 摩利支天の頭の上で降り注ぐ攻撃を見上げるクロードにリーティアが呼び掛ける。

 クロードは小さく首を振ると「どちらでも」と答えた。

「五魔のクロードか、霧の里のサイゾウかなんて、今はどちらでもいい。 今はとにかく彼に勝つ。 その為に、力を貸してくれるかいリーティア?」

「ええ。 貴方とならどこまでも」

 リーティアは優しく微笑むと魔力をクロードに流し始める。

 同時に自分達が乗る摩利支天からも温かい魔力が流れてくる。

 自分を守ってくれる様な2つの魔力に包まれたクロードは、魔力の糸で折れた左腕を動かし始める。

「さあ、私の人形劇場、最終幕と行こうか」

 クロードは両手から魔力の糸を出すと摩利支天に繋げる。

 摩利支天の目が開かれると、両手を合わせ合掌する。

 するとその周辺に大量の曼荼羅が出現する。

「涅槃・曼荼羅!!」

 曼荼羅から一斉に熱線が放たれ、火球と雷球を相殺していく。

 周辺を消し飛ばすつもりで放った技を相殺されたバハムートはその事に驚きながら、摩利支天に自身と同等に近い魔力が備わっていると分析する。

 その隙に摩利支天はバハムートの背後に移動しその尾を掴んだ。

 そして力を込め地面に投げ飛ばそうとする。

 しかしバハムートは地面にぶつかる直前に空中で停止に激突を回避した。

『我が身が投げられるとは、ウォッキーやディアブロ以来久し振りじゃのぉ。 じゃが、舐めてもらっては困るわ!!』

 バハムートは尾を振るい逆に摩利支天を遠くへと投げ飛ばした。

「クロード!」

「問題ない! 寧ろこれだけ飛ばされれば周りを巻き込まずに暴れられる!」

 摩利支天が着地するのを見るとバハムートは高速で摩利支天に接近する。

 直撃すれば危険と判断したクロードは摩利支天を飛ばせバハムートの首に手刀を当てる。

 クロードのフレアランスを超える熱の籠もった手刀は、斬れないまでもバハムートは初めて苦悶の表情を浮かべる。

桜火拳乱(おうかけんらん)!!」

 そのままバハムートの背を駆け抜ける様に連続で貫き手を放ちバハムートに打撃を与えていく。

 バハムートはそれを振り払おうと雷電を体を走らせ摩利支天を弾き飛ばす。

『なんとも愉快。 ここまでの力を隠し持っていたとは』

「これでも15代分の長の魔力と想いが詰まっているんでね。 そう簡単に崩せるとは思わない事だ」

『ぬかしよるわ。 たかが儂の眠っていた1500年足らず、悠久の時を生きた竜の力の前には意味を成さぬと知れ!!』

「そちらこそ、人の想いの結晶であるこの摩利支天を舐めるな!」

 再び周囲に火球と曼荼羅を広げると、両者はそれを撃ち合い始める。

 

 倒れたカイザルはその戦いを見てなんとか体を起こそうとする。

「ジーク、ガルジ殿。 無事か?」

「そう見えんなら、てめぇの目は節穴だな」

 憎まれ口ながらも返事をするガルジに続き、ジークも答える様に声を出す。

「それだけ話せるなら問題ないな」

「うるせぇ。 んな事よりどうすんだ? このままあの野郎にいい所持っていかせる気か?」

「そういう訳にはいかないな」

 カイザルはクロードが出した摩利支天の意味を知っている。

 あれを出すという事はクロードが五魔である事を捨てる事。

 それがクロードにとってどれだけ辛い決断なのか、共にヤオヨロズを旅したカイザルにほ良く理解できた。

 それだけの覚悟を持って戦うクロードを見て、カイザルは己の体を奮い立たせる。

 かつて戦い認め合った仲である者として、自分だけここで寝ている等出来なかった。

「ジーク。 ガルジ殿。 聞きたい事がある」

「あ? なんだよ?」

「もしバハムートに一矢報いる事が出来るなら、その命俺と共に捨ててくれるか?」

 思いがけないカイザルからの提案にガルジは目を丸くするが、すぐに心の底から愉快そうに笑い出した。

「ヒャ〜ッハッハッ!! なんだ!? この俺に死ねってか!? バハムートの野郎に仕返しする為にか!? てめぇそんな面白え事言う奴だったか!?」

「クロードの奴に毒されたのだろうな。それで、どうだ?」

「へ、やるに決まってんだろうが! あのジジィに一杯食わせられんならその大博打乗ってやらぁ!!」

 ガルジは立ち上がり、ジークも当然行くと言う様に吠えた。

 同時にある気配が近付いてくるのに気付く。

「その博打、俺も乗らせてくれるか?」

「水楼殿」

 カイザル達の前に現れた水楼は、崩れた砦の方指差した。

「例の結界の一部となっていた者は救出した。 これで結界は弱まる。 当初の俺達の目的は達せられた。 本来ならこれでバハムートは無視して構わないのだが・・・」

 水楼はバハムートと戦うクロードとリーティアに視線を向けた。

 その目はかつての対抗心に燃えたものではなく、兄を見る弟の目だった。

「漸く兄者が帰ってきたのだ。 なら俺もそれに応えねばならないだろう」

 自分同様クロードの覚悟を理解し応えようとしている水楼に、カイザルは頷いた。

「わかった。 力を貸してくれ」

「ちょっと待て! 兄者って事はてめえら兄弟って事か!?」

「今知ったのか貴様は」

 重要な戦力と聞いていたガルジの天然さに水楼が呆れる中、カイザルはどこか肩の力が抜けた。


 摩利支天とバハムートの激突は一進一退だった。

 魔力と魔力がぶつかり、バハムートの爪や尾を摩利支天がかわし反撃を加える。

 一見拮抗した戦いだが、クロードはそれに危機感を覚えている。

 摩利支天の攻撃は当たっているが決め手に欠ける。

 かと言って大技を当てようとすれば大きな隙が生まれる。

 逆にバハムートは一撃は摩利支天の防御を破る威力を秘めている。

 つまりまともに喰らえば終りだ。

 決定打に欠けている分自分達の方が不利。

 更に言えばクロード自身左腕が折れ重傷だ。

 無理やり動かしているが摩利支天を操る度に劇痛が走る。

 長期戦になれば自分が負ける。

 なんとかバハムートに大技を出すだけの隙を作らなければと思いながらも、現状拮抗状態を保つのが精一杯だった。

『どうした人の子よ!? この程度で終いか!? 魔竜の名を捨て、お主達の力を注いだカラクリを使ってそれか!? それでは人は竜を越える事等永遠に不可能よ!!』

 魔力が尽きる事が無いと言わんばかりにバハムートは火球と雷球を放ち、クロードはそれを迎撃する。

「クロード! このままじゃこっちの魔力が!」

「わかっている! それでも、ここで退く訳にはいかない! 全てを出し切ってでも奴に勝つ!」

 クロードの強い意志に触れ、リーティアは更に魔力を放出する。

 リーティアの魔力が流れてくるとクロードは摩利支天を更に洗練させる。

『まだ抗うか! そうこなくてはな!』

「バハムート! 覚悟!!」

 クロードに追撃しようとするバハムートの上空から声が響く。

 バハムートは見上げるとカイザル達が自分に向かって突っ込んでくる。

『お主達も向かってくるか。 しかし今となっては、勝負の邪魔でしかないわ!!』

 バハムートは口に魔力を貯めて一気に片付けようとブレスを放つ。

 高密度の魔力の塊が迫る中、ガルジはニヤリと笑ってカイザル達の前に出る。

「ヒャ〜ッハッハッ! 狙い通りだぜ!!」

「なら俺も続かせてもらおうか!」

 ガルジは全身の力を込め防御の体勢を取り、それに続き水楼は全自分の操る人形を全て出しガルジ同様防御の体勢を取らせる。

 ガルジと人形達はそのままブレスを受け止めカイザルの盾となった。

 だがブレスの威力は凄まじく人形達は次々と大破。

 操る水楼は吐血し、防御に全ての力を回したガルジも鱗が砕け皮膚が焼かれていく。

「ガルジ殿! 水楼殿!」

「こっちは気にすんじゃねぇ!! てめぇは次に備えやがれ!」

「最早百にも満たない数だが、役目を果たしてみせる!!」

 ガルジと水楼の気迫に応える様にカイザルとジークは体に纏った雷撃を更に強める。

 対してバハムートは思ったより粘る敵に更にブレスの威力を高めた。

「クッソがああああ!!!」

「この、舐めるな!!!」

 ガルジと水楼は最後の力を振り絞った。

 振るった爪は砕け、最後の鎧武者が粉々に壊れた。

 だが同時に放たれたブレスは霧散した。

『なんと!?』

 自身のブレスが消された事に驚くバハムートの顔を見て、力尽き落下するガルジは口角を上げた。

「ざまぁ、みやがれ・・・」

「兄・・・者・・・」

 意識を失い地面に落ちるガルジと水楼に気を取られていたバハムートは雷光を纏ったカイザルとジークが突っ込んでくるのに気付くのに一瞬遅れてしまう。

「穿け我が絶技!! 雷槍竜牙(らいそうりゅうが)!!!」

 渾身の力を込めたカイザルの突きが、バハムートの額に命中する。

 雷の速度で突かれた突きはバハムートの鱗を砕き、出血させる。

 一瞬怯むバハムートだが、カイザル達をギラリと睨み付けた。

『我が鱗を砕かれるとは。 じゃがそこまでよ!!』

 バハムートは爪を振るうとカイザルとジークの体を斬り裂いた。

 鮮血を吹き出し、最早カイザルとジークも戦闘は不可能。

 しかし二人は何故か満足そうだった。

「流石に届かないか。 だが、これで此方の役目は、終わっ・・・た・・・」

 落下するカイザルの言葉にバハムートはハッとし下を見た。

 するとクロードが摩利支天を操り幾つもの曼荼羅を一つに纏めていた。

『まさか!? 時間稼ぎの為だけにあれだけの事を!!?』

 驚愕するバハムートを、クロードは真っ直ぐ見つめた。

「自分を犠牲にし誰かに想いを託す。 それが私達人間の強さの1つだ。 今その結晶を見せよう、バハムート!!」

 最後の曼荼羅が重なり、魔力が臨界に達すると一気に光りだす。

「束ね束ねて幾重にも。 涅槃・滅界陣!!!」

 先程放っていた全ての熱線を収束した様な高密度の熱線がバハムートに向かって放たれる。

 バハムートは迎え撃つ為にブレスを放つが、熱線はブレスを中心から裂きながら突き進んでいく。

『ば、馬鹿な!? 儂の、竜の最高技であるブレスが、人如きに!?』

 熱線はバハムートの開かれた口に直撃に、そのまま後頭部まで貫いた。

 だが同時に裂かれたブレスの一部が摩利支天を貫き、摩利支天の体が半壊する。

 摩利支天が崩れる中、クロードはリーティアを支えてなんとか地面に着地する。

 そして、バハムートの巨体が轟音と共に地面へと落下してきた。

 クロード達は警戒しながら血を流し倒れるバハムートに近付いて行く。

 するとバハムートの目が開きクロード達の方を見た。

『なんという様か。 竜の神と言われた儂が、まさか人の手で地に落とされるとは』

「まさか、あれを受けてまだ・・・」

『心配は無用じゃ、人の魔竜のパートナーよ。 儂の寿命はこれで尽きた。 もう、死を待つだけよ』

 口から後頭部を貫かれながらまだ生きている生命力に驚愕したクロードとリーティアだったが、バハムートから感じる魔力が小さくなっていくのを感じその言葉が事実であると理解する。

 何万、何十万、いやそれ以上の遥か悠久の時を生きた竜の命が、今尽きようとしていた。

 そんな状態でもバハムートは声を絞り出す。

『しかし、見事よ。 人の強さは理解していたつもりじゃったが、まさかここまでの域に達するとは。 いや、本当は忘れておったのかもしれんな。 想いを背負った人間の強さを』

「1500年も眠っていたんだ。 寝ぼけて忘れてしまうのも無理はないさ」

『言いよるわ小童が。 しかし、これで色々納得した。 竜の時代は終わりを告げる』

「そんな簡単に納得する程、貴方が背おったものは軽くないだろう?」

 クロードに見透かされたバハムートは、無念そうに顔を歪める。

『ああそうじゃ。 儂は結局何も出来なかった。 (ウォッキー)を救えず、仲間(ラミーア)の危機に駆けつけられず、同胞の滅亡すら止められなかった。 何が竜の神か。 力を持っていようが、大切な時に役に立てねば無力と変わらぬ。 こんな儂に全てを託した者達に対し、今はただただ申し訳ない』

 己への怒りを滲ませるバハムートだが、出血は増え息も絶え絶えな様子だった。

『もはや我が竜の命運は尽きた。 全ては愚かな儂の責じゃ』

「終わらせはしないよ」

 クロードの言葉にバハムートは視線をクロードに移す。

『今、なんと?』

「終わらせはしない。 そもそも私達は、竜を滅ぼしに来た訳でも、魔族を滅ぼしに来た訳でもない。 アーミラをどうにかする為に来たんだ。 その後竜をどうこうしようとは思ってないし、滅亡していいとも思っていないよ。 そもそも、私の仲間には竜もいるしね」

『その言葉、信じて良いのか?』

「捨てた名で言うのもあれだけど、かつて魔竜の名を持った者として誓うよ」

 バハムートは信じられないと言う顔でクロードを見つめると、小さく笑った。

『そうか。 ならば、まだ儂にもやれる事はあるか』

 バハムートは致命傷を負った体をゆっくりと起こした。

 そして首を天に向け、戦場全てに届く様な咆哮を上げた。

 瞬間、竜達は人との戦いを止め、魔族や死人の兵に攻撃を始めた。

「これは?」

 驚くクロードとリーティアの側に今度は水楼達に倒された筈の三竜王が人の姿で現れる。

 全身ボロボロではあったが、最初の頃に見えた敵意を見せずクロードに跪いている。

「これは、どういう事だ?」

「これより我等竜は貴方様を新たな魔竜とし仕える事を誓います。 それが、バハムート様の最期の咆哮で我等に頼んだ事です」

「最期だって?」

 クロードが見上げると、バハムートは咆哮を上げた大勢のまま果てていた。

 悠久の時を生きた竜の神の生が、今終わりを迎えたのだ。

 三竜王の目には、涙が浮かんでいた。

「あの方は、命令じゃなく俺達に頼んだ。 最終的な意思を俺達に委ねたんだ。 自分の無力さを詫ながらな。 それでも最期に、竜の為にあんたの力になってくれと。 今更どの面下げてと思うだろうが、あの方の為にもあんたに従う事を許してくれ」

 フレイザーは己の無力さを噛み締める様に深々とクロードに頭を下げた。

 これがバハムートが言っていた出来る事かと、クロードはバハムートの亡骸に敬意を持って頭を下げる。

「なら、最初の命令だ。 まだこの自体に混乱している味方がいる。 リヴァイアは彼等に竜が味方になったと伝えてくれ。 君の力なら可能な筈だ。 それとアースはカイザル君や水楼達を回収して介抱してくれ。 大丈夫そうなら、リヴァイアと共に各所の援護を」

「ハッ!」

「承知した」

「そしてフレイザー。 君には今から暫く私の護衛を頼む」

「護衛?」

「ああ。 私は暫く動けなくなるからね。 作業が終わるまでの間敵を近づけないでくれ」

 クロードの意思を察し、リーティアは人形造り様の工具を取り出した。

「おい、何をするつもりだよ?」

「大丈夫。 恐らく今ならきっと上手く行く。 だから、今は私を信じて欲しい」

 真剣なクロードにフレイザーは頷くと、周囲を警戒する為にリヴァイア達と共に一旦その場を離れた。

「このまま素直に退場なんてさせないよ。 貴方には、私と一緒に竜の行く末を見届けてもらうんだからね」

 クロードは再び折れた左腕に魔力の糸を繋ぐと、作業を開始した。

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