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五魔(フィフス・デモンズ)  作者: ユーリ
聖魔最終決戦編
242/360

城塞国家の攻防4

 ラバトゥの民を乗せた複数の移動用石動兵(ゴーレム)バステドは砂漠を猛スピードで走っていた。

 その周囲を囲む様にエンマ率いる魔獣の群れが追走し、空を飛べる魔獣達が空中から攻撃を仕掛けていた。

「どんどん攻めかかれ! 生け捕りにしヒュペリオス様への手土産とするのだ!!」

 口から火球等を放ちバステドを攻撃する魔獣達に、護衛に付いたラバトゥ軍とアシュラ達5人の八武衆は防戦を余儀無くされた。

「くそっ!! 降りてきやがれこの獣共が!!」

「落ち着けヤシャ。 今は民を守ることが先だ」

 キンナラはその聴覚を活かし敵の位置を正確に把握しながらチャクラムを投げ魔獣を仕留める。

「そんなこと言ってもよ! てめぇやリュウみてぇな遠距離出来る奴と違って俺は近付かねぇと防御しか出来ねぇんだよ!」

 握り懐剣のジャマタガハルで火球を切り裂きながら、ヤシャは苛立ちを露にする。

「今はそれが重要だ。 このままアルビアまでなんとか持たせれば俺達の勝ちだ」

「つってもよぉ、ケンダツバと違って俺は防御専門じゃぬぉッ!?」

 そう言うヤシャの頭上から焼け焦げた鳥の魔獣が落ちてくる。

 よく見ると隣のバステドが魔獣の攻撃を跳ね返し、それに多くの空飛ぶ魔獣が撃ち落とされていっている。

「アシュラの野郎か」

「返し技の妙技ここに極まりか。 八武衆最強の名は頼もしい限りだ」

 隣のバステドの背で、アシュラはたった一人でその全ての攻撃を捌いていた。

 防御と攻撃の両方を可能とするアシュラの返し技は、この局面で最も有効な力だった。

 だが、そんなアシュラでも危機感は大きかった。

 アルビアまではまだ距離がある。

 もしこのまま敵の勢いが緩まなければ、非戦闘員である民を守りながら進むのは困難になる。

 いざとなればアクナディンやテンに止められている切り札を使い、自分が殿を勤める覚悟をしなければならない。

 そう思った矢先、砂の中から大型の魔獣が複数現れバステドの行く手を塞いだ。

「今だ! 一気に畳み掛けよ!」

 エンマの号令で、一気に魔獣達がバステドに目掛け襲い掛かり、アシュラ達は迎撃の構えを取った。

「ぬおりゃあああああああ!!」

 その時、上空から降ってきた何者かがバステドの行く手を遮っていた魔獣の内1体の頭を戦斧でかち割った。

 魔獣が倒れると、男は戦斧を肩で担ぎ豪快に笑った。

「ガッハッハッ! どうやら間に合ったようじゃのぅ!!」

 アルビア軍最高幹部聖獣ラズゴートの姿を確認し、ラバトゥ軍は驚きと歓喜に沸く。

「あれは、ラズゴート殿!?」

「なんでアルビアの幹部がこんなとこいるんだ!? 援軍は頼んでねぇんじゃなかったのか!?」

 キンナラとヤシャも驚くが、その驚きを越えるものが目に入る。

 自分達が向かっているアルビアの方向から、獣人を中心としたラズゴートの獣王親衛隊が向かってきていた。

「獣王親衛隊只今参上ってな! ラバトゥの連中! 今助けてやるぜ!!」

 親衛隊の先頭を走るヴォルフが大型魔獣の1体に飛びかかりその爪で首を切り裂くと、他の親衛隊も魔獣達に向かっていく。

「ラズゴート殿!」

「おお! お前さんは八武衆の!」

 アシュラがバステドから降りラズゴートに駆け寄るとまた笑い迎えた。

「すまんな! 駆け付けるのに遅れた!」

「いえ、まさか援軍が来てくださるとは思いませんでしたから。 しかしよろしいのですか? そちらも予断を許さぬ状況では?」

「気にするな! わしらにとってラバトゥはもはや同志! そんな仲間を見捨てる等、ノエル陛下もエミリアも望んでおらん! だから安心して頼れい!」

 ラズゴートの頼もしい言葉にアシュラは静かに頭を下げ感謝を伝える。

 そんな二人の前にエンマが武器の棍棒を持って下り立った。

「アルビアのがこうも早く来るとは、誤算だったわ」

「ほぉ、言葉を話す魔獣とは珍しいのぉ。 こいつら統率しとるのもお前さんか?」

「いかにも。 我が名はエンラ。 貴様は生意気にも獣王やら聖獣やら呼ばれておる男だったか」

「わしの事を知っとるか。 なら話は早い。 ここは退いてくれんか?」

 ラズゴートの提案にエンマは意外そうに顎の毛を撫でた。

「お主は戦闘好きと聞いておるが?」

「まあ戦うのは構わんが、お前さんら無理矢理魔族に従っとるだけじゃろ? だったら大人しく退く方が賢いぞ」

 エンラはその言葉に小さく、そして徐々に大きく笑い出した。

「キャ~ッキャッキャッキャッ! 愚か者め! 既に勝った気でいるとは! 貴様らは絶対に勝てん! 四天王ヒュペリオス様が此方には付いている! いや、それ以上に真なる魔獣様がおわれる魔族を裏切るなど、愚か者を越える馬鹿の所業よ!」

 真のジャバウォックという言葉にラズゴートはピクリと反応する。

「そうか。 つまり昔の五魔はほぼあっち側というわけか」

「その通り! 現代の魔獣を名乗るあの巨人程度では確実に勝てん! ましてや、貴様の様な中途半端な男ごとき、私にも勝てんわ!」

 語るエンマにラズゴートはやれやれと頭を掻く。

「わしが中途半端じゃったことまで知っとったのは驚いたが、お前さん獣としては馬鹿じゃな」

「ほざけ! 獣王を名乗った事の浅はかさを死んで後悔しろ!」

 エンマは棍棒を構えると跳躍しラズゴートへと襲いかかる。

 ラズゴートは静かに斧を構えた。

「確かにわしは獣王時代の主と聖獣時代の主の間で揺れとったが、もうその必要はないんでな!」

 ラズゴートは両腕に力を込めると、一気に斧を振り抜いた。

 エンマがその危険性に気付いた時は既に遅く、エンマの体は斧を振った衝撃で完全に粉砕されてしまった。

「真の魔獣とやらに気を取られ過ぎて本能的にわしとの力の差を見抜けなかった。 それがお前さんの敗因じゃ。 それとな、今のわしは“聖獣王”じゃ。 よく覚えとけ」

 聖獣王。

 それはノエルとエミリアが二人でラズゴートに与えた新たな称号。

 ラズゴートにとって過去と今両方の大事なものを護れる様にという願いを込められた名だった。

 ラズゴートは斧を肩で担ぐとアシュラにいつもの様に豪快に笑かけた。

「すまんな! お前さんの獲物を取っちまったようじゃ! ガッハッハッ!」

「いえ、それはいいのです。 民を守るのが第一ですので」

 アシュラが周囲を見渡すと、エンマがやられた事に気付いた魔獣達が統率を失い、逃げる者や同士討ちを始める者まで現れ始めていた。

「これならば後は我々だけで守りきれます。 ですので早く首都へ向かってください。 あそこでアクナディン陛下がまだ・・・」

「安心せい。 ちゃんと手は打ってある」

 ラズゴートは首都の方角を見るとニヤリと笑った。

「あっちにはわしより強い奴が既に行っとるわ」






 アクナディンの前に、ラクシャダから飛び降りたジャバが地響きを立てながら下り立った。

 ジャバはラクシャダと共に目の前の3体の魔獣達を威嚇する様に唸る。

「な、何しとんのじゃおどれらは!? わしは援軍なんぞ頼んどらんぞ!?」

「ノエルが行け言った! だから来た!」

「ドアホ! おどれらの今の状況考えんかい! 他の国助ける余裕なんぞ無かろうが!!」

「それでもノエル行けっと言った!おれもアクナディン達助けたかった! アクナディン達、仲間! 仲間はおれ、絶対助ける!!」

 まっすぐ言葉を紡ぐジャバにアクナディンは頭を抱える。

 これでは大局を見据えノエル達に負担がかからない様にした自分の決断が台無しだ。

 しかもこれは他国の問題だ。

 今は友好的でも国なんて将来どうなるかわからない。

 王なら自分の国の事を優先すべきだ。

 だと言うのに、ノエル達はかつて戦争して殺し合いまでしたラバトゥは仲間として援軍を寄越した。

 知ってはいたが王としては青すぎる判断だ。

 そう思いながら、何故か自然と口元に笑みが浮かんだ。

(あとドアホ。 お陰で生きて説教しにいかんといけなくなったじゃろうが)

 死を覚悟して挑んだ戦いだった。

 これが自分の最期の戦いだと。

 だが思わず生まれた生きねばならない理由に、サンダリオンを握る手に力が入る。

「メジェド! なにやっとんじゃ!? ラバトゥのとっておきならも少し気張らんかい!!」

 アクナディンの声に応える様に、メジェドは瞳を光らせると自身を拘束するマンヘッドリザードの首を引きちぎり立ち上がった。

「おどれら! 助っ人に来といて死ぬ様な事したら許さんけぇ! 絶対生き残れや!!」

「ウガアウ! 任せる!!」

 アクナディンとジャバは魔獣達に向かい再び迎撃を始めた。






 ヒュペリオスは目の前の男に若干の不快感を覚えていた。

 自分とテンとの決着に割って入り、更に次に戦う筈だったアクナディンと戦うのを遅らせた。

 見た所多少は出来る様だが、テンやアクナディンの力を見たヒュペリオスからすれば明らかに見劣りする。

 それがヒュペリオスのライルに対する印象だった。

 だがそれも許そうとヒュペリオスは考えを切り替える。

 現代のジャバウォックという、自分にとって最上の相手を連れてきてくれたのだ。

 ならばその前の前座と思えばいい。

 泰然と見据えるヒュペリオスに対し、ライルは後ろのテンを確認する。

 意識はないが死んではいない。

 頭に5つの穴が開いてはいるが傷がまだ深くはないのが幸いした。

 本当にギリギリだったと思いながら、ライルはヒュペリオスに構える。

「随分好き勝手してくれてんじゃねぇか! 今すぐぶちのめしてやるから覚悟しろ!」

「随分威勢がいいな。 地上の魔王の舎弟か。 少し興味はあるが、今は貴様に構っている暇はない。 すぐに終わらせてやろう」

 するとヒュペリオスは、先程テンが捉えきれなかった流水の動きという歩法を使い流れる様に動き何人もの残像を産み出した。

「ぬぉっ!? 増えやがった!?」

 驚くライルにやはりこの程度かと思いつつ、そのまま背後からライルの心臓を目掛け貫手(ぬきて)を繰り出した。

 だが、ライルはすぐ体を回転させその貫手(ぬきて)をかわした。

「ッ!?」

「うらぁ!!」

 ライルはカウンターで右拳をヒュペリオスの腹部に当てた。

 瞬間、ヒュペリオスの腹に突き抜ける様な衝撃が走る。

 予想外の衝撃にヒュペリオスは踏ん張ることが出来ず、そのまま吹き飛ばされ近くの建物に激突した。

(馬鹿な!? 俺があの程度の攻撃でダメージを喰らうなど!)

 瓦礫に埋もれたヒュペリオスは若干混乱していた。

 自身の読みでは確実にライルの実力では自分にダメージを与えられる訳がなかったからだ。

 実際ヒュペリオスの読みは当たっていた。

 単純な実力で言えばライルはテンにまだ及ばない。

 だがライルにはテンにはない2つのものがある。

 それは拳王と呼ばれたギエンフォードとの特訓と、伝説の暗殺者(アサシン)と呼ばれたメロウとの戦闘経験。

 暗殺者(アサシン)として最高峰に位置するメロウとの戦いの経験がずば抜けた感知能力と反応速度を、ギエンフォードの教えで鎧の内側に衝撃を伝える技術をライルに与えた。

 その2つのお陰でライルはヒュペリオスの動きを捉え、鉄壁の防御を誇る鱗の内側へとダメージを与えることが出来た。

 それがヒュペリオスが見落とした、ライルの力だった。

 無論、ギエンフォードの事もメロウの事も知らないヒュペリオスにはそんな事分かる筈もなく、完全に不意を突かれた形になってしまったのだ。

(落ち着け。 俺は四天王。 魔王様に認められた実力者だ。 そんな俺がこの程度の事で取り乱すなど、あってはならない)

 瓦礫から這い出るヒュペリオスはなんとか自分を冷静に保とうと言い聞かせる。

「どうした!? まさかもう終わりじゃねぇよな!? さっさとかかってきやがれハ虫類野郎!」

 だが、ヒュペリオスの努力はライルよこの言葉で無駄になった。

「貴様・・・俺を、この魔王四天王、蛇王(ナーガラージャ)ヒュペリオスを、あんな下等なものと一緒にしたのか!?」

「なんなら蜥蜴野郎か蛇野郎に変えてやろうか!?」

 これでヒュペリオスは完全に冷静さを失った。

 強さを是とするヒュペリオスにとって、下等で惰弱な存在であるただの蛇と自分を同列に言われる事は最大の侮辱だった。

「貴様は、この場で八つ裂きにしてやる!! 素直に殺された方が楽だったと思える程、惨殺してやる!!」

 ヒュペリオスが怒りのまま向かってくる姿に、ライルはニヤリと笑った。

(これでいいんだろ? ラズゴートのおっさん)

 ライルはここに来る前にラズゴートにあることを言われていた。


『いいか? もし向こうで戦う相手が自分より強いとわかったらとにかく怒らせろ。 格下と舐めてる間に不意を突き、精神的に揺さぶれ。 そうすりゃ、格上相手でも十分戦える』


 獣王親衛隊を指揮する為共に首都に来れなかったラズゴートはライルに役目を託す際そう言った。

 ライルは対峙した瞬間から、今の段階で自分がヒュペリオスに勝てるとは思っていなかった。

 まともに戦えば確実に負ける。

 だがラズゴートに託された以上、その役目を果たす為に必死にその策を実行した。

 お陰でヒュペリオスの動きは鋭いが単調になり、ライルでも十分かわすことの出来るものになっていた。

(俺がこいつ抑えてる間に、さっさとそっち片付けてくれよジャバ)






 一方、ジャバ達と魔獣達の戦いは激しさを増していた。

 ジャバとベヒーモスの巨体がぶつかり合い、アクナディンのサンダリオンとマンヘッドリザードの牙が火花を散らし、メジェドの拳とデスクローの爪が衝突する。

 アクナディンを除くその全てが巨体の者同士の戦いは空気を震わせ、周囲の建物を巻き込み、粉砕する。

 まさに規格外の者達の戦いだった。

 周囲にいたラバトゥ兵や蛇族(ナーガ)達もその激しさに恐怖し、巻き込まれぬ様に急いでその場から逃げ出した。

 そんな中、ラクシャダは素早く地面を這いデスクローの体に巻き付いた。

 強烈な締め付けでデスクローの体からメキメキと嫌な音がなる。

 メジェドは好機とラクシャダの巻き付いていない部分や顔に自身の岩石の拳を連続で叩き込む。

 骨が粉砕され血ヘドを吐きながら、デスクローは沈んだ。

「だあああああ!! 鬱陶しいんじゃおどれは!!」

 首を斬り続けたアクナディンは何度も再生する首に嫌気が差し、焦れったいとサンダリオンを1つの大剣へと戻した。

「再生すんなら、元をたたっ斬りゃええじゃろ!!!」

 アクナディンはマンヘッドリザードの首を掻い潜り、渾身の力でその胴体にサンダリオンを振り下ろした。

 胴体は縦に真っ二つに斬れ、首の様に再生することなくそのまま左右に倒れていった。

「しゃあ! どんなもんじゃい!!」

 漸く倒せた事にガッツポーズをするアクナディンだが、すぐ近くでぶつかり合うジャバとベヒーモスにすぐに意識を向ける。

 ベヒーモスはその巨大な2本の角を構えジャバを差し貫こうと突進する。

 ジャバはそれを正面から受け止め、角を両脇に挟んだ。

「ウガアアアアアアアウ!!」

 ジャバが渾身の力を込めると、角はボキッと音を立てて折れた。

 折れた事に動揺するベヒーモスの顔面を掴むと、ジャバはそのまま地面へと叩き付けた。

 ベヒーモスは頭を地面にめり込ませてそのまま失神した。

「ウガアアアアアアア!!」

 ジャバの雄叫びが周囲に響き、完全にベヒーモスを下したことを周囲に告げた。

「おお! おどれも片付けたか!」

「うがぅ! アクナディン! 無事でよかった!」

「あがあな蜥蜴に負けるかい! じゃが助かったわ!」

 アクナディンの感謝の言葉にジャバは嬉しそうに「うがぅ!」と返事をした。

「さて、後一人ヤバイのが残っとるけぇ。 もうちっと手を貸してもらうわ」

「うがぅ! 任せ・・・ッ!?」

 その時、ジャバの表情が変わった。

 全身の毛が逆立つ様な感覚が襲い、体中から警報が鳴り響く。

 ジャバは飛び退き壁の方へ身構えた。

「? どがあしたんじゃ?」

「来る。 とても危険な、俺よりデカイ何かが」

「おどれよりデカイてどういう・・・」

 アクナディンが更に聞こうとしたその時、首都を囲う城壁から轟音が聞こえた。

 城壁を叩く様な大きな音に周囲にいた全ての者が動きを止めた。

「な、なんなら!? なにが起こっとる!?」

 音の感覚はどんどん短くなり、城壁自体にヒビが入り始める。

 そして次の瞬間、城壁型石動兵(ゴーレム)オシリスの城壁がはぜ飛んだ。

「ブアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

 地の底まで響く様な怒号にも似た雄叫びを上げる巨人が城壁から現れ、アクナディンは確信した。

 これがかつての魔獣、太古のジャバウォックなのだと。

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