座敷タワシ
ある男が、新居に引っ越そうと計画を建てていた。
その計画を遂行するために、とある中古物件の様子を見に行った。
そして、不動産と一緒に外玄関に立つと、ドアノブを捻押しって家に入った。
家に入って、キッチン、トイレ、寝室とまわり、最後に座敷に入った。
座敷にはいると、異様な空間が広がっていた。
その異様な空気になってた理由は、明確だった。
12畳の畳の部屋の真ん中に、ポツリと一つ、茶色いタワシが置いてあったのだ。
それを見た不動産と男は、つぶやいた。
男「タワシだね...」
不動産「ですね.....」
タワシ「.......」