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地を這う魚  作者: ふかふか
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7日目

7日目 曇り


私は失態を犯してしまった…。


昨日、探索の途中で木の根に躓いて、右足を強く挫いてしまった。骨折はしていないと思うが、かなりの激痛が全身を巡った。


強烈な痛みに耐えながら、1日掛けてなんとか拠点までは戻ることができた。

涙を流しながら佳澄ちゃんと再会した後、現在の状況を整理して絶望した。


佳澄ちゃんは高熱で動けない。というか、このままだと死に至る可能性だってある。

そして、私は捻挫した足が邪魔して動けそうにない。痛々しく紫色に腫れた足は、僅かに動くだけで涙が浮かぶ程の激痛が走る。


川から水を運び蓄える術も知らなかったので、水を飲むためには直接川まで移動しなければいけなかった。


だが、それももう不可能だ。これ以上、水で空腹感を騙すこともできなくなってしまった。



未来が見えない。ここで私たちは死ぬのだろうか…。

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