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No.1739.滝
君が喜ぶと思ったから 連れてきたんだよ
そう言って案内した先にあるのは滝
嬉しそうに微笑んでくれた
緑の草原に座って寄り添った
薄い桃色のワンピースもいいね
リボンが可愛いよ
あまりおしゃれはしないけど
僕の服はどうだい
いけてるかなあ
赤いこの髪の毛に触れて トゲトゲーって笑ってた
僕はそんな君に優しくくちづけをした
長い年月をかけて創り出す自然の芸術
どうでもいい薀蓄の目線にあるのは滝
木々と鹿に囲まれて癒される
戦いの日々の僅かな休息
太陽が昇りまた沈んでゆく
月明かりに照らされて
とても綺麗だよ 白い肌も
焼け焦げた肌だけど
大丈夫かなあ
金色に輝く髪の毛の房を撫でてた
君はそんな僕に優しくくちづけをくれた
滝は時に静かに時に激しく水飛沫を振り撒いてた