表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
親戚の再婚で増えた身内が推してるアイドルだった件  作者: 一之瀬葵翔
第5章:地下アイドル、はじめました。
39/49

裏切らない

スパロボ30を買いました。

更新しない日はスパロボを思いっきり楽しんで、更新する日は更新したらスパロボを思いっきり楽しむ所存です←

「えっ、なんで?今日来るって聞いてないけど」


 そんなことを呟きながらも急いで玄関へと向かう魁人とそれを見送る芽依。

 バタバタとした音が家に響いた。


「やっほ。ごめんね、いきなり来ちゃって」


「いや、まぁそれはいいんだけどさ。なんでまたこんな時間に?」


「ちょっと相談したいことがあってね。それでおばさんに聞いたら魁人は家にいるって聞いたから」


「そういうことかぁ」


 そんなやり取りを交わした後、藍那は玄関に家族以外の靴があることに気付く。

 少し申し訳なさそうに藍那はこう言った。


「あ、もしかして誰か来てた?」


「ああ、ちょっと同級生が来てるけど大丈夫。部屋に行ってて」


「うん、わかった」


 そういって藍那が靴を脱ぎ、廊下を通ろうとしたその時。

 ガチャリとリビングの扉が開き、芽依と藍那が鉢合わせになる。


「魁人くん、ごめんね。お母さんが帰って来いって言ってるから私そろそろ家帰る…って…えっ?!」


「えっ?!」


 お互いに驚く芽依と藍那。

 魁人に挨拶をしようと声をかけたら目の前に女の子がいた芽依。

 同級生が家に来てると聞いて、どうせ男子だろうと思ってたら実際は可愛い女の子だったと知った藍那。

 なんて説明したもんか、あと家に女の子連れ込んでるのが推しにバレたってかなりやべぇじゃん。どうしよう、どうしよう。と慌てふためく魁人。

 3人が3人とも戸惑っている中、口を開いたのは芽依だった。


「…デイジー?ロスヴァイセのデイジーちゃんだよね?!なんで魁人くんの家知ってるの?この時間に普通に来れるの?え?もしかして付き合ってるの?ええ~!うわ~、びっくりしたぁ!これは全部聞くまで帰れないね!ちょっと魁人くん、詳しく説明ぷりーず!!」


「ちょっと魁人、何この可愛い女の子!あんた何かやったの?今ならまだ間に合うから警察いこ?!ついてってあげるから!!」


 芽依の言葉にはっ、と我に返ると魁人にそう言う藍那。

 魁人はため息を1つつくと、2人を自室に入れることにした。





「ふ~ん」


「そういうことだったんだね」


 自室に2人を案内し、慌てて飲み物を用意するとすぐに戻った魁人。

 そこで親戚の再婚で増えた身内が推してるアイドルだったこと、いわゆる付き合ってるとか、繋がり、ではないことを芽依に。

 藍那には芽依が同級生で、地下アイドルになりたいっていう夢を聞かされ、叶えるために少し協力することにしただけで、付き合ってるわけではない、ということを説明した。

 その時の魁人の表情は必死そのものだった。


「自分で言うのもなんだけど、地下アイドルってかなり闇の深い世界よ?大丈夫そ?」


 藍那が芽依にそう話しかけると、芽依は笑ってこう返す。


「それ、友達にも言われました。でも、やれるだけやってみたいなって」


「そ。決めるのは自分自身だから私はやめろとは言わない。でも、デビューして舞台に立って、できたファンを裏切らない。ついてきてくれるオタクを裏切らない。それは最低条件だから。覚えとくといいわ」


「…はい!」


「本気でやる気あるなら、今度私達と一緒に練習しましょ。場所はここ。魁人の家にあるスタジオ」


「えっ、いいんですか!?ありがとうございます!魁人くん、家にスタジオあるんだね。すごいね!よろしくお願いします!」


 姿勢を正して2人に頭を下げる芽依。

 そこまでの様子を見て、なんとか丸く収まった…。

 そう思った魁人だったが、場所が家のスタジオと指定されたことに少し疑問に思った。


「まぁ、ダンスとか歌は俺じゃわかんないからロスヴァイセが見てくれるのは嬉しいけどさ。他のスタジオ使えないの?普段だったらうち使わないよね?」


「そう、普段だったら路上で集まったり、スタジオ借りて踊ったりするんだけどねぇ。相談っていうのはそれなのよ」


「それ?」


「今まで使ってたスタジオが工事でしばらく使えなくなっちゃってね。路上で集まって踊ろうとしたら鏡代わりの大きいガラス窓のあるビルの前は他のチームとかが使っちゃってるし。練習場所がないの。そこで一之瀬のおじさんに相談したら、魁人のお父さんに話してくれてね?仕事で何かあった時にすぐ対応できないから、魁人にこの件は任せるって。条件とかも色々魁人と話して決めて、魁人がいいって言うなら貸すって」


 その言葉を聞いた魁人の率直な感想は「俺、そっちのけで何話を決めてんだあの親父」だ。

 この件はあとで問い詰める必要がある。それはそれとして、オタクとしてはおいしい。


「だからね、魁人。私達と契約してスタジオを専用で使わせて!」


 デイジー、お前もか。そう思って目を閉じ、顔を天井に向ける魁人。

 それに気付いた芽依が藍那に指をさしてこう言った。


「あっ、それ私も魁人くんに言ったやつだ!私と契約してプロデューサーになってよ!って!!」

この章ですが、普段の倍以上の量を使って書くと思います。

よろしくお付き合いください。


あと並行して賞の応募用に1作品書き溜めしたあとに投稿すると思いますので、またそちらも投稿開始した際はよろしくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ