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親戚の再婚で増えた身内が推してるアイドルだった件  作者: 一之瀬葵翔
第5章:地下アイドル、はじめました。
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私、やってみる!

新章始まりました~。

仕事でただでさえ業務過多なのに、さらに仕事を増やされてめちゃくちゃ萎えてますが、案外そう言う時の方が話書きやすかったりする不思議。

「清水くん。ちょっといいかな?」


 帰りのHRも終わり、帰る準備をしていた魁人に声をかける少女。

 え?俺何かしたっけ??なんて思いながらも魁人はその声の主に返事をする。


「うん、大丈夫だけど…なに?佐々木さん」


「あ、うん。ここじゃ話しにくいから場所変えてもいいかな?」


「いいけど…」


「じゃあ、いこ!」


 そう言って魁人の手を取り、下駄箱へと向かう佐々木。

 魁人は抵抗もできず、されるがまま。

 佐々木は学年1の美少女とも言われるほど、可愛くて人気のある女の子。

 それが自称頭のおかしいヲタク、略してアタヲタと言ってる魁人にわざわざ声をかけて、しかも手を取って連れ出す。

 その光景を見たクラスメイト達は驚きのあまりしばらく何もできなかった。





「…それで、なんなの佐々木さん」


 佐々木に連れられた魁人はそのまま2人でファミレスに入る。

 ドリンクバーとポテトを注文して、持ってきたコーラを1口飲むと、魁人はそう口にした。


「私の名前知ってたの?クラスも学科も違うから知らないって思ってた。改めまして、佐々木芽依ささきめいです。仲いい子はささめって呼んだりするから、清水くんもそう呼んでくれていいよ」


 自分のことを知ってくれていたことに喜びながらも改めて自己紹介する芽依。

 それに答えるかのように魁人も自己紹介をする。


「あ、どうも。清水魁人です。みんなは清水っていうから佐々木さんもそう呼んでくれていいです」


「ささめでいいのに。りぴーとあふたーみー、さーさーめ」


「えっ、あっ、その…ささめ?」


「うん!じゃあ私も清水くんのことあだ名で呼ぼうかな?何がいい?」


「何がいいって言われても…。変なあだ名じゃなきゃなんでも」


「え~、そうなの?じゃあ、かいくん?かいちゃん?それとも…」


 なんだこのラブコメ時空、激甘空間。あれ?なんか別の世界線に移動しちゃったのかな?

 などとあだ名を考えている芽依を見て、そう思った魁人だったが、次の言葉に一気に血の気が引く。


「ん~、やっぱりさきがけくん、がいいのかな?」


「…えっ?」


「さきがけ太郎、さきがけくん。そう呼んだ方がいいかな、ね?」


 ヲタクなのは知られているが、名前まで明かしたことはない。

 なのになぜ知っている?なんで、どうして、そう言葉にしたくても口から出ない。

 しばらくの沈黙。強張った魁人の顔を見て、しまった!という表情を浮かべた芽依は慌ててこう言った。


「ごめんごめん、びっくりさせちゃったね。この前、中学の時の同級生が出るからってライブハウスに行ったら清水くんがいてさ。声かけようかと思ったら知り合いの人となんかピリピリしてて、声かけなかったんだけど。その時にさきがけくん、とかさきがけ太郎、とか呼ばれてたから」


なんだ、たまたま現場にいるところを見られただけか。

 安心した魁人はふっと息をつくと身体の力を抜く。


「あっ、そうなんだ」


「うちの学年にすごいオタクがいるって話には聞いてたし、去年の学園祭のステージでコール?っていうのやってたじゃない?それで清水くんのことは知ってたんだけど。ああやって実際にライブでやってるの見て、ちょっと話したくなって」


「そっか、そういうことね。なるほどね。いいよ、話せることなら何でも話すよ」


「ありがとー!じゃあ早速なんだけど、ああいうライブってけっこうあるの?」


「そうだね、週末はどっかしらでライブあったりするよ」


 これをきっかけに矢継ぎ早に質問を飛ばす芽依と、それに答える魁人。

 途中、私の同級生は人気出そう?と聞かれた時にはどう答えていいのかわからなくなったが、それ以外は概ねしっかりと答えた、と胸を張って言える。

 そんな質問コーナーも終盤、芽依のこの言葉に魁人は驚くことになる。


「あのね、実は私もたまに地下アイドルのライブに行ったりするんだ」


「マジで?!えっ、現場来てたの?」


「でも、ホントたまにだよ?バイトもあるからさ」


「そっかそっか~。佐々木さん…」


「ささめ」


 佐々木さん、と言われて即座にあだ名で呼ぶように訂正する芽依。

 一瞬戸惑いながら訂正して、魁人は言葉を続けた。


「…ささめさんは推しとかいるの?」


「推しはいないかな?色々勉強しにいってたから」


「ん?勉強?」


「そう勉強。清水くん見かけたライブに出てた同級生がアイドルやってる、って聞いた時から私もアイドルやってみたいな~、って思ってたんだ。」


「なんですって?」


 思いがけない告白に思わず声が出てしまう魁人。

 それをにっこり笑って受け止めながらも芽依の話は終わらない。


「それからずっとアイドルのこと調べたりしたんだけど、やっぱりわかんないことが多くて。その子に聞いても、なんか不安でね。でも、今日清水くんに話聞けて良かったよ。…私、やってみる!」


「…なんですって?!」


 突然のアイドル始めます宣言についていけない魁人。

 ここで芽依はさらに爆弾発言をして、魁人を混乱させることになる。


「私、地下アイドルやってみる!だから…清水くん。私と契約してプロデューサーになってよ!!」

ということで新章、新キャラは佐々木芽依ささきめいちゃん。

なんと魁人の同級生でアイドル志望ということでね。

この子の登場でなんかもうちょっと話を面白くできないかなぁなんて思ったり。

考えます!!

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