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現実ゲーム  作者: 雄輔
1/3

1・始まり

「校長。遂にあれから、10年が経ちました。」

「そうか。遂にあの出来事が、繰り返されるのか。」

「しょうがないですよ。これがこの学校を建てた時に決まった事何ですから。保護者には、同意を得ていますし、問題はありませんよ。」

「しょうがないか…。」

「みんなが生きて戻って来る事を願いましょう。それとこれは生徒にはないしょですよ。」

「分かってる。」

「それならば、いいです。ゲームの始まりは4月4日。期間は一ヵ月です。」

「分かった。」

「では、私は準備をして参ります。」

ガチャン

「ふぅ〜。なんでこんな事になってしまったのだろうか?」



「いってきます!」

ガチャン

「ヤベェー。遅刻だ〜!」 「入学式に遅刻なんてしたら、先生に目つけられる〜。」


ガラガラ

「すいません、遅刻しました!」

「分かった。取り敢えず、座りなさい。」

「わかりました。」

ふぅ〜。つかれた。

「え〜、今から自己紹介をしてもらう。一番からしていけ!」

一クラス10人で、8クラスある。

「一番。新藤 進です。特技は気配を消す事です。」

怖いな。

「二番。飯塚 理彩で〜す。特技は〜みんなと仲良くする事だよ〜。みんな、よろしくね〜、」

やたら、元気な女だ。

「三番。六山 颯流。特技は岩を砕く事だ。」

体にあった、特技だ。なんかこのクラス、個性派多いな。

「四番。あの石田 武宏です。あの特技は特にありません。あのよろしくお願いします。」

なんか苛められキャラ的なのが来たよ。

あっ。次俺の番だ。

「五番。介堂 光です。

特技は足が速い事です。」

「六番。先崎 五郎です。特技は空手です。」

空手かぁ〜。ちなみに、俺は剣道やってる。

「七番。太田 俊夫です。特技は弓道です。」


「八番。灯籠 麗奈です。特技は勉強ですわ。」

明らかお嬢様だな。ああいうのは、うるさいから近付かない方がいいな。

「九番。鈴介 漸侍。特技は麗奈様を守る事。麗奈様に手をだす奴は斬る。」

名前が変なので、ふりがなを付けると、りんかい ぜんじ、だよ。

「十番。稲垣 佳奈です。よろしくね。特技は柔道で〜す。」

武道系の人が多いな。

「これで、全員だな。次は全校集会だ。全員、体育館に行け。以上だ。」

体育館って、何処にあるんだ?

「ねぇ。体育館って何処にあんの?」

隣の席の稲垣さんに聞いてみた。

「先生さっき言ってたよ〜。それとも、私と喋りたいの?」

 こいつに話し掛けんの止めとけばよかった。

 「いや、俺さっき遅刻して来たから、先生の話ほとんど聞いてないから。」

「あぁ〜。そういえば、あんた遅刻わね。説明するの面倒くさいから、着いてきてね。」

「分かったよ。」

意外にいい奴だな。

「意外は余計よ。」

叩かれた。

「口にだして言ってたよ。」

そういうことか。

「じゃあ、行こっか。」

「あぁ。」

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