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世にも不思議な短編集

自分

作者: 沙由梨
掲載日:2013/06/04

人は嘘をつき、自分すらも欺き続けたら、一体どうなるのでしょうか?


きっと、こんな運命を辿るかもしれません。





自分は、どんな人なんだろう。






小学生の頃、私は明るい性格だった。


饒舌で楽しい話が色々できた。だから、仲良くできる友達もたくさんできた。






中学生の頃、私は無口で大人しかった。


いつも必要最低限の会話しかしない。だから、友達は全然できなかった。






高校生の頃、私は人を欺いた。


時によっては本音を言い、時によっては嘘を言う。だから、友達はできなくても好かれることはできた。






そして、私は大学生になった。


今度こそ自分の本当の性格で頑張ろうと、そう思った。


でも、それが無理だと気づいた。




「私って……本当はどんな性格なんだっけ……?」




性格を変えすぎたせいで、自分の本当の性格すらも欺いたせいで、自分の性格がわからなくなってしまった。


私は絶望し、目の前の鏡に手をつけてその場にうずくまった。



お願いだから、誰でもいいから、どんな人でもいいから……お願い――




「――…私を……見つけて…っ!」




もう、1人は嫌だ。




これは、少し内容を変えていますがノンフィクションであります。


皆さんも気をつけないと、こうなるかもしれませんよ?


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― 新着の感想 ―
[一言]  この気持ちは凄く分かります。    周りに合わせよう。  浮かないようにしようとしていくと、本当の自分の性格が分からなくなりますね。  真面目?おちゃらけ?  さっぱりです。  あり…
[一言] むう、痛いところを突かれた もう私、自分の性格なんてわからんし思い出せない ちっちゃいころはもっと素直で明るかったのになー いつの間にか、自分を隠すようになってたなあ 涼悟「でも、最近出すよ…
[一言] 読みましたよー。 私はもう自分がどんな性格なのか、まったくわかってませんねー。 宙ぶらりん、なるようになる。その場しのぎですよ。 でも・・・・ そんな私を、私でいさせてくれるのはお二人ですよ…
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