【ケース7】伊豆『に』踊り子
伊豆『に』踊り子・・、『いずにおどりこ』、『イズニーオドリコ』、『ディスニーオドリコ』・・。
成る程、伊豆『に』踊り子とは某ネズミテーマパークのアトラクションの事だったのか。
いや、冗談だ。単にちょっと語感が似ていただけである。
でも思いついてしまうと中々頭から消せないのがアイデアというものだ。
だが、ディスニーはまずい。あそこは権利等にとてもうるさいので有名なのだ。なので今回はこれ以上話を膨らませるのは止めておこうと思う。
うん、お城から追放されたお姫様が森の小人たちと踊るシーンを思いついたのだけど残念である。
それ以外にもお姫様が野獣と宮殿で踊るシーンも絵として浮かんだんだのだが危な過ぎる。ましてやネズミのキャラクターなんて持っての外だろう。
いやはや、なんとも世知辛い世の中になったものである。
でも実際のところはこのアイデアって全部脳内にインプットされた過去に見た映像が浮かび上がってきたものだよな?つまり私自身のオリジナルではないはずだ。
となると嘆くのはお門違いなのか。むーっ、あまり外部の情報を取り入れ過ぎるのも考え物だな。どうりでAIが槍玉に上がる訳だ。あれって結局過去の作品の焼き直しでしかないからねぇ。
と言うか、結局は使う人間側の程度の問題なんだろうな。折角面白い玩具が開発されたのに人間自身がそれを駄目にしているってどうなんだろう?
まっ、所詮彼らにとってAIは玩具であり道具にはなり得ないのだろう。つまりこれからはAIを使いこなして何か新しいモノを創り出す側と、それらをありがたがって使う側というふたつのカデゴリーが出来るのだろうな。
そしてどちらに属するかはその人の心持ち次第となるはずだ。その境は多分物事の『本質を見抜ける』かどうかにかかっている気がするのだが、考え過ぎだろうか?
-伊豆『に』踊り子 完-




