人間をやめることにしました
初投稿です。多くの人に読んでもらえると嬉しいです。
夜にふと思い浮かんだ短編小説を投稿させていただきます。
辞めます。そう言って辞職願を叩きつけた。
「は?」社長はなぜか不思議そうにみてくる。わからない。こういうわからない人間とは合わないからすぐに会社を後にした。
「ただいまー、お母さーん辞めてきたよ、人間」
「...いんげん?なに、え?なにを辞めてきたの?」
「え、だから人間を辞めてきたの」
「あんた仕事は?今日仕事だったよね」
「あー、ついでに会社も辞めてきた」
なぜかお母さんは頭を抱え始めた。わからない。なにもわからない、あれ?なんだっけりんごってなんだっけ、青ってなんだっけ、会社って、人間ってなんだっけ。
...私って、なんだっけ。
思い出した私最初から人間じゃなかった
これは理解できるようなできないような曖昧さが残る作品です。人によって感じ方が違うと思います。ぜひどのように感じたかをコメントいただければ嬉しいです。