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普通に見える日常
まだ何も書いてない大きな画用紙があったとして
そこに黒のインクが零れたら
その黒を塗りつぶつのは…一体どれだけの時間を必要とするのだろう。
スマホから鳴るアラームの音で目が覚める。
まだまだ重たい瞼を開き、1階へと降りていく。
そして台所で包丁の軽快な音を鳴らしている背中に声を掛ける。
健「おはよう」
?「あらおはよう、いつも8時ピッタリね」
そう返すのは義母の「古美 怜」だ。
怜「瑠那ちゃんは?」
健「多分すぐ起きてくるよ」
瑠那「おはよ」
義妹の瑠那が起きてくる。
変わらない、いつもと同じだ。
朝起きて、バイトに行って、帰ってきて、寝る。
これを繰り返す、そんな普通に見える日常。
まだ、画用紙は黒いまま。
ひとまずここまで目を通していただきありがとうございます。
このような小説を書くのは初めてです。
拙い所や誤字脱字、矛盾等が見られると思います。
どうか暖かい目で見て貰えたら幸いです。