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一話 嘘つきは英雄の始まり

 がやがやと賑やかなクラスの中、俺「狼谷征矢(かめたにせいや)」は一人黙々と小説を読んでいる。


 内容は主人公がなんやかんやで異世界に行き、手に入れたチート能力でハーレムを築き上げる、いわゆる「異世界モノ」だ。


「また異世界転生の小説でも見ているのか?」


「違ぇよ。これは転生じゃなくて転移、これだから素人は……」


 話しかけてきたのは小中高がずっと一緒で仲がいい「水鏡結弦(みかがみゆづる)」。


昔は本当に大親友と呼べる仲だったが中学生あたりからお互いの趣味とかの相違で関わることが減ってしまった、少し寂しい気もするがそんな俺に話しかけてくれるマジの聖人だ。


「転生とか転移とか、征矢は異世界が好きだな。」


「やっぱりこの年になってもファンタジーっていうのはワクワクするからな。」


「そんなに好きなら異世界、行ってみたら」


「そんな簡単に行けたら苦労しないっての」


「でもお前中学生の時、何日か行方不明になったことあったじゃん。


あれもしかして異世界にでも行ってたのか?」


「だからあれは母さんと喧嘩して家出しただけだって言ってるだろ!」


 中学生の頃、あまり記憶にないが俺は確かに家出して警察沙汰にもなった。途中でぶっ倒れて凄く生々しい傷も負っていたみたいだが幸いにも優しい人が通報してくれたおかげで大事には至らず今に至っている。という訳だ。


「まぁ、異世界なんてあったら苦労しないわな」


「そりゃそうだ。」


 なんて言って二人でガハハと笑う。なんだかんだでこいつとは気が合うなぁと思ったその刹那、教室が眩い光に包まれた。


明らかに異常事態だ。だが俺はこれを知っている!


「は?」


「なにこれ、撮影?どっきり?」


「わっ!?なんだ!!?」


「すげー教室光ってるんですけどw」


 クラスメイトが各々違った反応を見せている。焦る者、驚く者、危機感のない者。


俺はそのどれでもない、期待する者だった。


「お、おい。これ、まさか」


「あぁ、多分そのまさかだろうな」


 言って俺はニヤリと笑う。こういう光景は結構見てきた、俺がついさっきまで読んでいた小説にもあったテンプレの展開だ。


眩い光、よく目を凝らすと魔方陣のようなものが描かれているのが分かる。


「ついに来た!クラス転移だ!!」


つい興奮して俺が叫ぶ。


「は?」


「いい年して何言ってんだ」


「ついにおかしくなったのね」


「よく見たら魔方陣みたいなのあるぢゃんw」


 ……半年近く団結してやってきたとは思えないほど辛らつな言葉をクラスメイトから投げつけられた。


「あっ、ごめん」


 そうして魔方陣からの光がより強く、目を開けていられないほどのものになった。


かくして俺の異世界転移はクラスメイトから罵倒されながらの最悪な始まりとなった。







 目を開けていられないほどだった光が徐々に弱くなっていく。俺はゆっくり目を開けた。


しかしまだ目が先ほどの光にやられているのか、少し休ませ再び目を開けるとそこには、


「お、おぉ……」


 俺が夢にまで見た光景が目の前に広がっている。王様っぽいのが目の前にいるしその横には凄く奇麗な執事?的な人、騎士とか魔術師っぽいのが俺たちの周りを取り囲んでいる。無駄にでっかくて太い柱があるし室内とは思えないほど広い。あと何故か王様の横にこの場に不釣り合いな木製のドアがある。


それらを見て確信する。俺はついに異世界に来たんだ!!


「なんだよここ」


「どこかの城……?」


「え、これってどういう状況」


「すげーwあっ、王様いんぢゃんw一緒に撮ろw」


うちのクラスの化石ギャルが王様と写真を撮るために警戒もせず王様の元へ走っていく。


「あっ、おいコラ」


 俺が止めようとするがその時には既に王様と化石ギャルの距離は目と鼻の先だ。


(これはやばい!)


 転移の時に焦りはなかったが今の状況はマズイ!だって王様だぞ!?舐めた態度とったら不敬罪とかなんかで化石ギャルが市中引き回しの上打ち首獄門にされちまう!


「王様ァァァアアア!!違うんです!!!それはこっちの世界でなんかあの、


凄いえらい人にする系のやつだったりするんですゥゥウ!!!」


 俺は人生で初めて地面に頭を擦り付けた。もうなんか必死だった。


そんな俺の態度とは裏腹にパシャパシャと呑気な音が聞こえてくる。


そして次に王様の笑い声が。


「ほっほっほっ。愉快な小娘じゃわい」


「ノリちょいーぢゃん。イ〇スタやってる?」


 良かったああああああ!そっちのタイプの王様かあああああぁぁ!!


物凄く安堵した。漫画とかでよくある無礼な発言しても許してくれるタイプで良かった!


 今でも心臓がバクバクしている。


「あの、一体ここはどこなんですか?」


 ホッと胸を撫でおろしていると委員長の声が聞こえた。「菱銀万理華(ひしがねまりか)」黒髪ロングでスタイル良し、成績優秀運動神経抜群の完璧な人だ。


「おぉ、すまんすまん。ここはアノニマス王国。君達が住んでいた地球とは違う世界に在る、いわゆる異世界というやつじゃ」


 ざわざわっ!とどよめく。


ふむ。やはり異世界に転移してきたようだな。


「私達の国は今、最悪の状態にあってな。それを君達に救ってもらうべくその転移魔法で呼び出したのじゃ」


 う~ん、これもテンプレ。でもやっぱ実際自分の身に起きるとすっごいワクワクするね。


そこでシクシクと誰かが泣いていることに気づく。


「噓でしょ……それじゃぁ私達、元の世界に帰ることが出来ないって事?」


「冗談じゃないぞ……」


「おい!ふざけるな!!俺達を元の世界に返せ!!」


「あれ?ここWi-Fiつながってんぢゃんw」


 ……そりゃそうだ。俺みたいに異世界バンザイな奴ばかりじゃない。そもそも元の世界に大切な人とかいるのに無理やり連れてこられたんだ。


実際クラス単位で転移となるとそう簡単には受け入れられるハズがない。


 あとココWi-Fi繋がってるんだ……。


「ふむ、そのコトについてなんじゃが」


 王様が口を開く。あ~これあれだな、魔王的なのを倒さないと帰すことが出来ないとか、そもそも帰る手段がないパターンのやつだ。


「帰りたい方はワシの右手に見えるドアからどうぞ」


「「「帰れるんかい!!!」」」


 クラスの心、もといツッコミが一つになった。


えぇ……普通に帰ることが出来るの……。


 皆どうやらホッとしたようだ。しかし、委員長が王様に問い詰める。


「何を考えているのですか?私達を強制的に連れてきて世界を救ってほしい。でも嫌な人は帰っていいですって。


そもそもそのようなドアがあるなら王様ご自身が我々の世界に来てスカウトでもしにくるべきでしょう。」


 うむ、確かにそうだな。こんな大掛かりな事をしておいて帰りたい人は帰っていいよだなんて何か裏がありそうだ。


「えっ、いや駄目じゃろう。強制的に連れてきた挙句強制的に戦わせるのは、人道的に」


 確かに


「ワシがそちらの世界に直接行ければそれが一番なんじゃがこのドア、そちらの世界の者しか通れない仕様になっているみたいなんじゃよ……」


 王様が凄くシュンとしている。なにこれ。


「父が凄くシュンとしてしまったのでここからは私が引き継ぎます。」


 王様の横にいた執事っぽい人が口を開ける。ショートカットの奇麗な人だ、親子だったのか。


「まずは今回、皆様方を無理やり連れてきてしまい、非常に申し訳なく思っています。


それも我々の世界が非常に危険な存在に脅かされているため手段を選んでいられなかったためです。


それでも無理に戦えということは言えません。あなた達自身の意思で、この国に力添え頂けるのであればそれは幸いですが……」


 まぁ、俺は最初っからお力添えする気だったからいいけど他の人は嫌だったりするからね。大分良心的な世界だな。


「この世界には魔法があり、あなた達「転移者」には強力で特別なスキルが与えられます。」


おぉ!これも待っていた展開だよ!!異世界名物のチート!!


「しかし―」


 彼女の顔が険しくなる。そして一拍おくと


「それでも人は死にます。残されている文献にも強力なスキルを有した「転移者」が、何の為すすべもなく殺されていったという記述がありますし、今も様々な人達が我々の世界に蔓延る強大な悪意に殺され続けています。


……だから、無理にとは言えません。それでも我々と一緒に戦ってくれるのなら。どうか、我々に力を貸してほしい。」


 ……重い!!

 いやそりゃ世界の危機だからそうなんだけどさ!なんかこうもっと楽しくできるもんだと勝手に思ってたもんだからさ!!


「勿論、手伝ってほしいのは戦闘に関わることだけじゃありません。あなた達自身は帰ろうと思えばいつでもこの世界から元の世界に転移できます。


この世界の事情を重く捉えず、観光気分で手伝っていただくのも大歓迎です」


 そういうものなの?まぁそれ位必死になっているってことなのかもしれない。


実際戦争でも数って大事みたいだし。


「長々と語ってしまい申し訳ありません。向こうの世界にお帰りになられる方はこちらのドアからどうぞ」


 皆顔を見合わせている。困っている人がいたら助けろって言うけどこれは突拍子無さすぎるしなぁ。俺は残るけど。


少しの静寂の後


「じゃ、じゃぁ僕は失礼します。」


 一人が立ち上がった。サッカー部のエース「藤原雅」君だ。


意外だな、結構適任そうだったけど。


それを皮切りに続々と皆が扉を抜けていく。






「おい、お前どうする?」


 結弦が話しかけてきた。


「そりゃぁ残るよ」


「だよなぁ~、うーん」


 結弦はまだ悩んでいるみたいだ。


周りを見渡すと自分を含めて6人しかいない。


残っているのは俺、結弦、委員長、風紀委員の眼鏡っ娘「田中久美」、ヤンキー「堂本龍一」、そして化石ギャルだ。


「お前が残るんなら残ることにするよ」


「そうか、正直ありがたい」


 やっぱ仲いい奴がいると安心するよね。


「ほっほっほ、今回は六人も残ってくれたのか」


 あ、王様復活した。


「確認じゃが、本当にいいのかね?」


 皆が頷く。


ここまで来たら死なばもろともだ!!


……意味あってる?


「本当にありがとう。では、まずは君たちの能力をチェックするとするかの」


 おっ来た来た!俺にはどんなスキルが与えられているんかワクワクするぜ!!


そして俺は意気揚々と声を大に言った


「ステータスオープン!」


「征矢、また狂ったか」


「えっなにしてんの怖い」


 委員長がびっくりした後素で引いていらっしゃる。


あれ?ステータスってこうやって確認するんじゃないの?


「ふむ、よく知っておるな。皆の能力は自分で念じることで可視化されるようになるぞ」


「それ見たことか!」


「オタクくんちょー優秀ぢゃんw」


 委員長は怪訝な顔してるし、堂本君何も喋らないし、田中さんは可愛いし。


あとオタクに優しいギャルは存在するんだね。


それはともかく、目の前に表示されているステータスを見てみる。


どれどれチートスキルはありますかな~っと。




狼谷征矢 17 Lv.1


職業:底辺職




体力:830


力 :192


防御:200


俊敏:230


運 :450




スキル


なし




特殊


偽装




「あぇ?」




 目を疑った。こういうのってもっとバーン!!ってすごい能力が貰えるもんじゃないの!?


 いや落ち着け、体力とか力の値に関しては今はまだ比較できないからまだいい。


スキル一個もなしってありすか!?てか職業が底辺職ってなんだよ!異世界もポリコレに配慮する時代か!?いや大事だけど!!


周りを見てみる。


「ふむ、これがステータスか」


「よく分からないわね」


「これ、いいスキルが引けたのでしょうか?」


「……」


「あーし勇者ぢゃんw」


 おぉっという声が響き渡る。


化石ギャルが勇者?嘘だろ?


「失礼ですがステータスを見せてはくれませんか?」


「え、見えないの?ヤバw」


「他人に見せるという意思を持たなければ本人以外には見えないのですじゃ」


 王様その口調正解なの?


ともかく、なるほどそれは助かった。


 てか状況は依然として良くなってないぞ!!


これあれだ。追放されるやつだ。お前みたいなのは適当な場所に転移させてあげるから悠々自適に暮らせって言われる実質的な死刑宣告される奴だ!


あるいは少し経ってからパーティーの皆に「お前はクビだ!」って見捨てられる奴だ!!


どちらにせよスキルがなきゃ異世界で野垂れ死ぬやつだ!!!


「ふむふむ、勇者、騎士、聖職者、魔導士にシーフとは中々じゃのう」


 一番弱そうなのでもシーフかぁ~!これ本格的にマズいやつだよ!!


 てかシーフって職業なの!!?インドには泥棒をし続けなければいけないカーストがあるって聞いたことあるけど……って違う!!


「さて、それでは最後に君。ステータスを拝見してもよろしいかな?」


「も、もちろんですよ。ハハ」


 やばいどうしよう!と焦ってようやく一番下の特殊という欄に気づく。


(偽装……!)


 偽装ってあれだよな。産地偽装とかそういうの。もしかしてそれか?


(ええい!ままよ!!)


 俺はそれを使う事にした。


なんとかこの場を乗り越えさせてくれ!!


スキルを使用した感覚とかはないけどとにかく全力でお願いした。


反応が怖かったが王様たちからはすぐにおぉっ!と言う声が上がった。


「二人目の勇者じゃ!これは奇跡じゃぁ!!」


 それを聞き自分のステータスに目をやると




狼谷征矢 17 Lv.1


職業:勇者




体力:20830


力 :70192


防御:80200


俊敏:50230


運 :30450




スキル


なし




(助かった……!!)


 大体こんな感じかなと思っていたとおりに偽装されている!


危ね~……偽装様様だな。


嫌な冷や汗かいちまったぜ。


「ところで、私達はこれからどうなるのでしょうか?」


 おっ委員長ナイス!これ以上ステータスを出し続けたくもないからな。


「これから君達にはこちらの世界の学園に入学してそこで様々な事を学びつつこの世界の悪と戦ってほしいと思っている」


「学園ですか」


「うむ、そうじゃ。無論金の心配はいらん。住処に関してもワシらが既に確保しておる」


 う~ん、好条件。


「では元の世界に変える方法は何ですか?」


「帰りたいと思ったら近くの木製のドアを元の世界に帰ることを思いながら渡るんじゃ。そうすれば元の世界に帰ることが出来る。それにこちらで過ごしている間君らは年を取らん。いくらすごしても若さを保ったままの上戻る時間は転生された瞬間じゃ」


「それなら大丈夫ぢゃんねw」


 言うほど大丈夫か?


「それと一度帰ってしまったらこちらの世界の事を忘れてしまうみたいなんじゃ。まぁだから向こうに帰った後君たちには何も起こってなかったことになるってことじゃな」


「それはそれで怖いです……」


 田中さんが小さく怯える。可愛いね。


「それでは早速じゃが学園に行ってもらうとするかの。


 転移の魔方陣を用意しておるから別の部屋に移動してくれ」


 そう言われて俺達六人は促されるままに移動をした。


あと堂本君が一言も発していないので普通に心配になった。







「それじゃぁ君達七人にはこれから学園に行ってもらう」


「あれ、六人じゃないんですか?」


「ほっほっほっ、今回はワシの娘も一緒に行くことになってな」


 あ~さっきの演説をされた方ね。


 近くで見るとでかいな~180cmはありそうだななんて考えていると


「ほれ、自己紹介をしなさい」


「分かりました」


 そう言って彼女はキリッとした立ち姿を若干緩ませ、さっきのイメージとは似ても似つかない砕けた態度で自己紹介を始めた。


「やぁ、私の名前はラベンデュラ・ヘカティカ・フィサリス・メスガキ。気軽にラブって呼んでくれ。君たちと共に勉学をすることになった、これからよろしくね」


 あれ?なんか今、とっても素敵な単語が聞こえた気が……


「メスガキ?」


「あぁ、メスガキっていうのは叙勲で授かることのできる最高位の称号さ。私たち一家の誇りでもある。」


「つっても与えてるのワシなんじゃがね」


「メスガキ!」


 俺は興奮した!メスガキを叙勲だなんて分かってるぜ!!これを称号としたやつとはうまい酒が飲めそうだ、未成年だけど。






「さて、では学園行きの魔方陣に一人ずつ乗ってくれるかの」


 一列で七つの魔方陣が光っている。


 特に指定されなかったので隅の魔方陣の上に乗ることにした。はしっこって安心するよね。


横にはメスガキ……いやラブさんが乗っている。


「今回、君達六人の勇気には敬意を表する。本当にありがとう。


でも無理をせず何かあったらすぐに元の世界に帰るんじゃ。


まぁ、重く考えず気楽にこの世界を満喫してくれ。」


 なんかステータス偽装してたのが申し訳なくなってきた。


だが悲しい事に俺には高いプライドがあるしなんか今更引き下がるのが恥ずかしい。


でも王様も気楽にどうぞって言ってるからいいよね?


「頑張ります!」


「うむ、それではよろしく頼んだぞ」


 そう王様が言い、魔方陣の輝きが強くなる。


ふむ、先ほど教室で見たのと同じ光景だな。


「ねぇねぇ」


 光がより強くなりそろそろ転移だろうなぁという頃、横のラブさんが話しかけてきた。


「どうした?」


 彼女はニヤニヤ笑っている。


「君、何か隠してるでしょ」


「え」


 そうして魔方陣からの光がより強く、目を開けていられないほどのものになった。


 かくして俺の異世界ライフは初っ端から不正行為がメインヒロイン?にばれてしまうという最悪の始まりになってしまったのであった。

誤字脱字等あればご指摘下されば幸いです。

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