大容量リュック
安くて、単純で、水が入らず、大きいものを入れて取り出すのが楽なリュックが欲しいです。
ヒントになるのが、中に何もなくデパートの紙袋のようなのを皮で作ったというバッグ。物の出し入れがとても楽だとか。
リュック自体本当に正しい形でしょうか?
本来、とても重いものをかつぐには、A・梯子フレームがあるほうがよいのでは?
リュックに似て少し違うものとしては、江戸時代の絵に出る前と後ろの振り分け荷があります。バランスよく前後に重さを配分し、前の荷物にはアクセスしやすい。
背中の容量が大きいフィッシングベストもいいでしょう。
もっと考えて…基本の形は「上に行くにつれて大きくなる」、口が底の1.6倍ぐらいあり、正方形の底の袋。
口部分を巾着袋のように締め、折り返すことで防水する。
部品点数・縫製がものすごく減り、その分安くて水が入りにくくなるでしょう。
また筒にした布、それ自体をリュックとする…最も部品点数が少なくシンプルなリュック。
一端を閉じた布の筒。折り返せば口はふさげるし、水も入らない。折り返す部分と閉じた底を帯二本でつなげば担げる。
広い側、上の端を紐でゆるく縫い、締めつけて閉じる。さらに縫った部分より上もある程度余裕があり、それを折り返して防水できる。
全体の容積が十分あって、底を十分強く縫ってあれば荷物を多く入れても大丈夫なはず。
背中に当てるパッドとかはないが、単純さが上回る。
さらに工夫して、振り分け荷とも統合…布の筒の形を、上を広くする。底もない。とても長くする。
折り返して防水、ではなく筒のかなりの長さを、片方の肩に担ぐ。そこから脇を通した調整可能帯で底につなげる。二つの開口部をまとめて縛ることで防水する。
片方だけでは重さが偏るので、リュックの途中から別の帯を逆方向にクロスさせる。
前側の荷物だけ一部開けて取り出すこともできる。