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アランと12人の生首  作者: 平野貴久
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舌を噛み切った女性

アランの目の前で舌を噛み切る女性女性は何を思ってそんな事をしたのか?

2か月ほどアロエを採取に通い慣れてきたある日アロエを積み終わり帰ろうとすると

一番近くに繋がれていた女性がアランの顔を見ながら舌を噛み切った。

女性の乗っていた石棺が開き女性の骨と頭部が収納されて石棺は閉じたのである

アランも流石に無視できなくなった。女性はアランを凝視し血走った目を

アランに向け何か訴える様に舌をかんだのである。

アランはすぐさま狼達を墓地から追い出し、火の壁で墓地を覆ってしまった。

数十分後には女性達は体を取り戻していた。回復していっているのである。

スゴイ美人が12人そこにいた。しかも全員裸である。

アランは「何故彼女は亡くなったのです?」という不思議な質問をした

普通身体が骨だけになった人間が生きている事の方が不思議である。

亡くなった女性の隣にいた女性が

「お前が毎日無視するから亡くなったんだよ」

「......」

「彼女のお陰で私達は苦しみから一時的にも開放された訳だ」

「....」

彼女達は裸でいることに慣れているのかアランに男としての魅力がないのか

全く気にしていないようである。

しかしあれだ、舌をカンだのは自己再生されなかった訳である。

この拷問の様な墓地のからくりは自殺するまで追い詰めるシステムなのだろうか?

サラン「私達はね前王の妃やそば使いの女性達なんだよ」

「一番奥にいるのがお妃様その隣がお姫様だ」

「さっき亡くなったのが最後の妾だね、私がその前さ」

「で、今日はどれくらいここにいられるんだい?」

「できれば午前中はいてほしいんだ」「か弱い女性が苦しむのを見たく

ないだろ?」「午後からはいいんだ胃が残っていると空腹になる

空腹になるのはそれはそれで苦しいからね」

との事である。

9話投稿

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