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アランと12人の生首  作者: 平野貴久
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アロエの効能

アランの取ってきたアロエは何に使われるのでしょう?

アロエというのは傷口に塗っても傷口を治すし現代でも重宝されている

薬草の一種であろう。

特に薬事法に振れる程のアロエも存在して一般人には手にできないアロエさえ

存在する。ここで採取に行ったアロエはそのレベルでは無い回復薬のアロエで

ある。

サラは「これで生活費も安心」と言っているのが聞こえた。

アランは自分を殺す為だけに過酷な試練を彼に与えたのでは無いと知ると

少しホッとしていた。

国からの教育給付金ではこの施設を運営できないのであろう

しかし、ショタ好きな彼女が優秀な子達を自分の手元から手放すなんて事は

全く考えられなかったらしく

アランにキケンであろう場所への貴重なアロエ採取という任務に向かわせた

訳である。アランにしては大迷惑な訳ではあるが仕方がない。

次の日もアランは朝からアロエを採りに行った。風呂焚きより彼の性にあって

いたのかもしれない。

サラは「アランに大丈夫なら私にも退治できるかしら」と結界内から狼に攻撃を

仕掛けてみるファイアーボールを狼めがけて放つも簡単にかわされる

ファイアーランスもかわされる。「光の杖なら大丈夫かしら?」と

放つものの目に等当たる訳もなく狼が結界に衝突した「ドン!」と凄まじい

地鳴りを伴った音がした。サラは迫力に負けて顔を引きつらせ尻もちをついてしまう。

「こういうのは男の人の仕事よね」と言って自室へ着替えに戻ってしまった

サラが尻もちをついた場所には水たまりができていた。

アランは今後も薬草採取を続ける事になったのである。

昨日と同じアロエの木に近づくと又、女性達の叫び声が聞こえてくる

それも道になれて昨日より早い時間に来たひとしきりアロエを採取して

帰ろうとすると。

不思議な事に気づいた。昨日より体の残っている部位が多いのである?

気にはなったが?何事も無かった様に帰宅した。

次の日は少し走って早い時間に来てみる。やはり体が残っている部位が

昨日より多いし欠損個所が数日前と違う場所になっているのである。

8話投稿

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