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アランと12人の生首  作者: 平野貴久
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狼肉

ボス狼の肉はアランの肉体に劇的な変化を

今日は革を二種類の薬品に着け乾燥している。

牛革を干して子供達の指導に戻って行ったので、革を切るナイフを

勝手に拝借して海に降り狼の解体をした。

ボス狼の皮をハギ肉を切り分け海の水で塩漬けにして樽に納め収納に終い

革を薬品に漬け日差しの強い海辺で干した。

革を収納して戻ると食事が11人分しか用意されていなかった。

自分で魚でも獲って食べろという事だろうと思ったので

川に降りて行き塩漬け肉を焼いて食べた。

急激に身長も伸び腕や足の筋肉が異常に発達してしまった

ボス狼の肉は狼だけでは無くアランに肉体にも劇的な変化をもたらした。

アランは寝る時以外ほぼサラにみつからない様に行動する羽目

となった。

その上魔法の間口が勝手に広がってしまった様で生活魔法の炎でさえ

気を抜くと30㎝代の大きさになってしまう。アランはアッサリ

ファイアーボールが使える様になってしまった。

次の日はオークを狩りに行き豚肉と豚革を手に入れ

身長が伸びて合わなくなった服は捨てるしかなく

新たに豚革で自分の服を造っていった。


2か月は逃げていたと思う。しかしロバートがアランを呼びに来た

サラが呼んでいるというのである。

内容は聞かずとも解っていた。

昨日ブツブツとサラがつぶやいていたからである。

「これから貴方には光の杖を授けます。これで狼を追い払いながら」

「8キロ先にある迷宮の入り口にある大きな薬草の木から枝を採って

きてほしいの?」と言っている。

自分でさえ勝てない魔物が生息する森を抜け薬草を採ってこいと言って

いるのである。

サラはアランに死ねと言っているのである。そのせいか

アランをまともに見ようとしない。

そのせいか身長の事を聞かれる事はなかった。

5話投稿

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