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アランと12人の生首  作者: 平野貴久
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密偵脱出

ラビリンスに閉じ込められた30人の密偵の命運やいかに?

この年の秋現王は亡くなられ

ロバート王子とキャスリーヌ王妃

メアイア王女と婿養子に入ったアラン王子のダブル結婚式となった。


その前にロバート王子の密偵の救出が行われた。ロバート王子は

30人の密偵をアランのおかげで失った訳だが

「アラン君所在知ってるんだろう?密偵を返しておくれ」と言われた

アランは王城へ報告へ走った密偵を魔獣に悉く襲わせたが

彼女達はかなりタフだった。死にそうになると先に去年の冬

サラが創った回復薬を口に含むのである。

グライダーから落下した子でさえ数分後には全回復して走り始めたのである

結局全員ラビリンスにぶち込んでおいた訳である。


ロバート王子は驚いていた。初めてラビリンスの前にそれも転送して

到着しただけでも驚きだったのだが?

彼の行動に驚かされた。

ラビリンスの出入り口など全く無視で壁に生活魔法で穴をあけつづけて

進んで行くのである。あっさり中央までたどりつくと

かなり長いロングソードをおもむろに振り上げたかと思うと

見えない剣速でミノタウルスの胴体中央まで切り込んで壁に貼り付けに

してしまったのである。

その間密偵の子30人は裸で王子に泣きついていた。

彼はあっさりミノタウルスを倒し首に魔石の欠片を刺して肉体は収納に収納

するとさも何も無かった様に引き返してくる

「こいつです王子様コイツにラビリンスに投げ込まれたんです」

アランはメアリー王女の馬車に向かい彼女が着替え様に残していた服を

取り出し彼女達に配った。着替えが終わると王子の部屋へ戻ってきたのである

「密偵の方々この度ロバート王子の義理の息子になる事になりました

アランと申しますお見知りおきを」と言うと

密偵がポカンと口を開け王子を見ている

王子も気まずそうに首を縦にふっている。

王子は頭が混乱していたアランは王子の目の前でミノタウルス討伐という

王の選定をかも当たり前の様に行ってしまったからである。

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