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アランと12人の生首  作者: 平野貴久
35/37

王位継承権

キャスリーヌ王妃は自分を第一婦人にしないと貴方は王にはなれないとロバートに告げます

キャスリーヌ王妃は一晩ロバート王子と愛し合った。

そこでアランについてある情報をロバート王子に告げる事になる。

「アランをメアイアと結婚させようと思うの」

ロバート王子は昨夜に続き目が点になった。

「アランは王の選定第一儀式のミノタウルスを討伐したの」

王族最強の戦士に勝ったというのである。まことしやかには信じられなかった

「その後王の選定第二儀式のアロエの山の剣も引き抜いてしまったの」

何を言っているのだろうか?とロバートは混乱していた

「この意味が貴方には解るわよね?」

ロバート王子は茫然となり

「私が次期王になれないって事か?」

キャスリーヌ王妃

「いや違うわ」「考えてみて私の子のメアイアが彼と結婚するのよ」

「それで貴方と私が結婚するの」「そうするとどうなると思う?」

ロバート王子

「彼が僕の子供になる訳か」

キャスリーヌ王妃

「私が第一王妃になれば全てが治まるって事」「次の王は貴方よ」

「只メアイアには悪いけど離婚はできないわね。」

「そうすると即ロバート貴方が退位して彼に王位をゆずらなければならない

から」

無条件にこの事実を受け入れるしかなかった。

それにしても信じられない第一の王の選定でさえ誰もなしえなかったのにである

第二の選定まで達成した人間が出たというのである。

王子が高官にこの旨を伝えると王城騒然となった


35話投稿

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