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アランと12人の生首  作者: 平野貴久
32/37

消えた12人の生首

密偵が見ている前で12人の女性が消えます

その夜0時を指す頃アランと12人の女性は墓地から消えた。

焦ったのは彼女達を見張っていた30人の密偵達だ。

通常10名で回している所を不審者が墓地を徘徊して秘密を嗅ぎつけた

というのである。

15人は王都へ報告に走り、15人は墓地へ向かった。

王都へ向かった15人は次々消されて行った。

あるものはボス狼に襲われ、グライダー状の物に乗った者は

身内から「気を付けて」と言われ

「私は空を行くから大丈夫」と返事をして飛び立ったはいいが

いる筈のない空飛ぶドラゴンからの火炎攻撃につつまれ墜落する

山はぐるりとボス狼の群れに取り囲まれている逃げ道自体がない

次々に味方が消えていった。


墓地に到着した者たちは墓石の中を確認する確かに女性の骨がある

只ついさっきまで自分達が見ていた女性達は全て生身であった

ここまで数十分で骨になったというのだろうか?

周囲にいた味方の人数が減ってきている。おかしい

ラビリンスの方からドサッ 又ドサッと音がするのである

10回以上聞こえた後、その理由が解った

隠密の女性はさっきまで自分達が監視していたの監視対象に

抱えられラビリンスへ投げ込まれていたのである。

投げられた後、投げ込んだ男が「これで最後か」とだけつぶやいていた。

32話投稿

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