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アランと12人の生首  作者: 平野貴久
24/37

神々が食す牛肉

サランの性教育がはじまる

アランは事の顛末を話す

筆おろしはサランさんがしてくれる事を約束しているである。

サランさんも

「思わぬライバルが現れたね」と笑っている。

「じゃ性教育でもしてみようかね?」何処まで本気なのでしょう?

「筆おろしは18歳になってからにしようと思っていたんだがね」マジですか?

「その前に教える事もあるだろうからいいよ始めようか」ああ本気のようですね。

「でも、条件がある。」「お前この12人の姉さん達を今後一年

扶養できるかい?」「狼から守った上で食料確保やらお花つみの世話が

できるかって事さ」

アランは「頑張る」とやる気満々になった。

アランは最初メアリー王女が残して行って服を女性達に配ろうとした

しかし、手枷足枷が邪魔となり着る事は出来なかった。

大きなスカーフが荷物から落ちた

メアイア王女様「それを持ってきて」と言っている。

彼女は器用にそれを体に巻くと胸の上で交差させ最後に首の後ろで一度縛って

ワンピースにしてしまった。

そうなると他の女性も同じ様にスカーフを欲しがったので町にいるアランに町の店に

買いにいかせスカーフを届けさせた。

その頃街にいる料理人だったアランはスティーブと名前を変え

職も冒険者に職をかえて今はモンスター狩りをしてお金を貯めている。

アランは基本馬車で寝起きをして朝何くわぬ顔でアロエを背負子に入れて

サラの家に届けて消える。

墓地の前だけでも12人の分身が一人一人を相手している。


天空の牛の肉片に魔石の欠片を刺して勝手に復活するのを待ち

ギリギリ完全復活できない時点で魔石を抜き食料の牛肉を確保する

天空の牛の肉は神々が食すだけあって美味そのものであるらしく

12人の女性達には大人気である。

彼女達も神々しくなりつつある様な気がする。

という事はアランもなのだが



24話投稿

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