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アランと12人の生首  作者: 平野貴久
21/37

ポセイドン

倒してはいけない天を駆ける天の牛とアランは倒してしまいます

案の定ポセイドンが自分のペットを奪われた怒りで、

その大きな体を震わせ川を遡ってきてラビリンスを上空から

覗きこんだ。その頃には二体の魔物は完全復活を遂げており、

牛はポセイドンの元へ天空を駆け戻って行った。

キャスリーヌ王妃の顔は真っ青だった

「自分の娘の頼みだとしてこれほど焦ったのは初めてでしょうね」

「まさか生きている間にポセイドンを見るとは思わなかったわ」

「アラン君君は何をやったか理解しているの?」

アラン「姫様のお願いを聞いて女性を救いました。」

キャスリーヌ王妃は額に手を当て頭を左右に振っている

「だからと言って姫様をお嫁にほしいなんていう図々しいお願いをする

つもりはないんですよ」

メアイア王女様は「そこは強引にかっさらって行くとか」ブツブツ言っている

メアイア王女

「私がお願いすればもう一度ミノタウルスと戦ってくれるわよね?アラン?」

キャスリーヌ王妃

「お前何を言っているか...」

メアイア王女

母に向かって「しー」と口に指をあてている

アランが

「お姫様のお願いなら何度でも戦いますよ」

拳を握り自分の胸を叩いている。

キャスリーヌ王妃は再度額に手を当て首をふっている。

キャスリーヌ王妃「ミノタウルス討伐は王の選定の儀式だと知っているのか?」

「そなたがメアイアと恋に堕ち選定の儀式を行った場合

お前が王としてこの国を取り仕切って行かなければならないのだぞ」

アランはこの時点で顔の血の気がひいてきた。


21話投稿

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