表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アランと12人の生首  作者: 平野貴久
11/37

魔法の師は本の中に

読み書きを覚えはじめたアラン

そんなこんなで三か月で読み書きが簡単に出来る程度には理解できるように

なってきた。書庫の辞書を持って行っては意味を王女様に聞いている

午後からはほぼほぼヒマだったので書庫に籠る事が多くなった。

ロウソクたてはあっても節約の為ロウソクが置いてないので、

自分の生活魔法で火を灯しひたすら本を読んでいた。

全ての本を読破する頃にはファイアー系の魔法やら

時限の間やらが使える様になっていた。

ほぼほぼサラの教える事の答えは本の中に存在していて

今アランはファイアーボールの他ファイアウォール・ファイアーランス・

ファイアーボム・水系魔法水刀をマスターしていった。

優秀な子達をあっさり抜いてしまった訳である。

文字を教え終わった姫様は近頃は王城に伝わる塔の魔人の話やら

女中の失敗談やらを明るくたのしく話してくれている。

塔の魔人とやらがこの墓地の仕組みを考えだしたらしいのだ


折角次元の間のナゾをとき一気にアロエを収穫するも、時期が秋に

さしかかっていた。

アロエの木が茶色になりつつある今年の収穫は最後かもしれない

家に帰ってサラにその事を言うと悲しい顔をした

近頃、かなり良い服を着て贅沢になってきたなと思ったら

冬場も回復薬の稼ぎをあてにしていたらしい。

ミハエルを始め優秀な子の服装やら食べ物がかなり良くなっている事は

感じてはいたがそういう事らしい。


11話投稿

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ