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アランと12人の生首  作者: 平野貴久
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アランの成長日記

魔女サラマンドラ。前王の寵愛を受けていた魔女は代替わりと共にこの陸の孤島へ幽閉された訳である。

表向き幽閉と言えない為、12人の魔法使いの卵達の教育係という事になっている

サラマンドラにアランは「君は見込みがないわね。」と言われた。

全37話

魔女サラマンドラの屋敷は小さな川の河口付近の谷の上にあった

谷につながる階段を3m程降りれば海にも川にも出れる地形である。

只陸の孤島と言ったら良いのか街側である南に進めばオークやゴブリン、スライムなどが

生息しており山側である西側に進めば大きい狼やラビリンスがあったりする。

サラ(サラマンドラ)自体もオークや大狼と対峙して勝てる実力もないのである

何故ここに住んでいるかというと国にここに押し込められたというのが

正解である。前王の寵愛を受けていた魔女は代替わりと共にこの陸の孤島へ

幽閉された訳である。

表向き幽閉と言えない為、12人の魔法使いの卵達の教育係という事になっている

子供達は国のあらゆる場所からこれはと思われる子供達が集められ

後には国の重要なポストへの抜擢が約束された様なものであった

アランもその一人でワクワクしながらこの場所へやって来た一人である。

ところがである。サラの最初の一言が

「君は見込みがないわね。」だった。

町では「君の魔力量は凄いものがある絶対君は国家魔導士になれる」と

太鼓判をおされていた筈だった

サラいわく「魔力をリアルの世界に出す時には間口が広くなきゃダメなのよ」

「君の場合その間口が狭いのごめんねきびしい事言ってるわね」

「君は生活魔法は十分すぎる程使えると思うのよ」

「只ここはね?ロウソクの炎の様な物をいくつもつくれるより

一点に大きな炎が創れる子の為の場所なの?」

「だからといって返してあげる事もできないのね?私にその権限もないし」

地球がひっくり返る程の衝撃だった。全ての希望が絶望に変わる瞬間だった。

落ちこぼれ組数人は家事手伝いが決定という事の様だった

「間口の広いと言われた子はこっちに来て魔力量を計りますからね。」

と別室へ呼ばれて行った。

第一話投稿です宜しくお願い致します。

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